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滋賀県商工会連合会会報より

滋賀県商工会連合会会報 2008年1月号に紹介されました。
びわ湖環境ビジネスメッセ2007出展企業
株式会社大林環境技術研究所

「腐らないことは素晴らしい」
逆転発想で堆肥化しないスギ・ヒノキの樹皮を土壌改良材にして、多目的な環境保全型緑化資材としてリユース!


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安土町にある大林環境技術研究所が、このほど断熱効果に優れた屋根緑化技術の開発で環境保全に取り組んでしいることが認められ、2007年度のNBK大賞抵の近畿経済産業局長賞を受賞しました。大林環境技術研究所は、日本の特産でありながら、大切な石油を使って焼却処分されて来たスギ・ヒノキの樹皮を、±壌改良材に有効利用できると考え、無農薬の芝生管理が可能な100%天然品の多目的緑化資材「Eソイル」を開発してきました。
この大林環境技術研究所は大手薬品会社の研究開発部で研究者として勤めていた大林久さんが平成7年、57歳の時に退社して創業した研究所です。研究所を起業するきっかけとなった開発が、まさにこの「Eソイル」でした。
「土壌改良材には、堆肥、即ち、腐るものしか使えないという業界の常識がありました。私はその常識を覆したかったんです。また、そのことが社会的使命だと思いました」と大林さん。堆肥化しないということは、即ち、腐敗又は微生物分解し有いということであり、天然の殺菌力・殺虫力がある証拠だと確信を持った大林さんは独目で研究を進めました。その結果、根腐れしない新培養土を開発。
この「Eソイル」を使用した技術は大林式工法として水浄化、ヘド□の無公害処理をはじめ、超軽量屋上緑化、冬枯れしない芝生グランド、土挨が立たず水はけ良好の運動場、連作障害を回避する農業用地の土壌改良と、様々なものに応用開発されました。県内では高島市立静里なのはな園庭、安±田丁立幼稚園園庭、及び中学校校庭等の芝生を施工。はげない芝グラウンドで、しかも農薬を撒かないため、子どもたちを素足で遊ばせても安心安全として注目されています。
また、今回NBK大賞で受賞した兵庫県三木市の三木ドーム屋上緑化は、73度の急勾配屋根を緑の芝生で覆うことで夏涼しく冬暖かく、冷暖房機器を全く必要としなし、環境に優しい「多目的大型ドーム」として世界で最初に実現しました。
「私が環境に意識しだしたのは、薬品会社にいた時に読んだレイチェル・カーソン女史の著書『沈黙の春」(1962年出版)の影響が大きいですね。女史は化学台成晶の副作用について厳しく追及され、私は化学者の一人として大いに反省させられ、天然由来品に目を向けるようになりました」という大林さん。
廃棄物を産業資材へと、ものの見事に常識を覆した逆転発想の大林環境技術研究所の開発は、今、地球環境の保全に大いに貢献しています。
※NBK大賞1関西ニュービジネス協議会が関西の優秀な新事業を展開する起業家を表彰し、経営者の事業成長を側面から支援するもの。

株式会社大林環境技術研究所  〒521-1341滋賀県蒲生郡安土町上豊浦1435
TEL10748-46-6810  FAX10748-46-6064 
E-mail:obayashi@basil.ocn.ne.jp
by azch | 2008-01-09 21:30 | 安土町商工会
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