県安土城郭調査研究所 秋イベント
今年度実施している発掘調査について、事業を担当している安土城郭調査研究所員が現地を案内し、説明します。
1.日 時 平成19年11月3日(土・祝) 午前10時30分開始 午後12時終了予定
※開始30分前より受付を行いますので、特別史跡安土城跡大手前駐車場に御集合ください。
2.対象地 特別史跡安土城跡南面山裾部(大手口~百々橋口)
3.添付資料 現地説明会資料(A4版 8頁程度)を無料配布
4.主 催 滋賀県教育委員会(担当:滋賀県安土城郭調査研究所)
5.共 催 安土町教育委員会(予定)
6.その他 ・小雨決行
・参加無料 予約不要
・当日に限り、現地説明会資料持参者は、滋賀県立安土城考古博物館、安土町信長の館に団体割引料金で入館できます。
7.問い合わせ
滋賀県安土城郭調査研究所
〒521-1311 滋賀県蒲生郡安土町下豊浦6678
TEL0748-46-6144 FAX0748-46-6145
史跡案内「史跡観音寺城跡を縦断する」の開催
観音寺城は、近江守護六角氏の居城として築かれた日本を代表する山城です。標高432mの繖山の山頂から山麓にかけて数多くの郭が広がるその大規模な構造は、日本五大山城の一つに数えられます。くわえて、麓には城下町石寺と日本最初の楽市である石寺新市があり、城郭と城下町がセットになった都市として、その歴史的意義は、はかりしれないものがあります。このような重要な意義を持つ遺跡として、観音寺城跡は昭和57年(1982)に史跡指定を受けました。
この史跡案内では、これまでの調査・研究の成果によって明らかになった史跡観音寺城跡の痕跡を直接現地において実感してもらうとともに、観音寺城跡周辺の文化財(桑実寺・観音正寺)を見学し、東近江の幅広い歴史や文化を体感してもらいます。
1.日時 平成19年(2007年)11月17日(土)10時~15時
集合:JR安土駅駅前広場(電車の場合)・安土町文芸の郷駐車場(自家用車の場合)
解散:東近江市てんびんの里文化学習センター解散 ※解散後、安土町文芸の郷駐車場まで無料バスを運行いたします。
2.主催 滋賀県教育委員会・安土町観光協会
3.協力(予定) 安土町・安土町教育委員会・安土町文芸の郷振興事業団・安土町商工会・安土まちづくり研究会・観音正寺・桑実寺
4.主な見学場所
(1)史跡観音寺城跡
~近江守護佐々木六角氏の居城。安土城以前の城郭には珍しく、全山をおおう石垣が特徴です。また、家臣団屋敷跡と伝えられる多くの郭が山腹に広く展開しています。
(2)桑実寺
~天智天皇の勅願寺。室町幕府第十二代将軍足利義晴が家臣とともに滞在したこともあります。本堂は室町時代の建立で重要文化財。
(3)観音正寺~西国三十三所観音霊場の第三十二番札所。山腹・山麓に多数の坊があったと伝えられています。
5.参加方法
(1)往復葉書もしくはFAXに住所・氏名・連絡先(FAX申込の場合、FAX番号も)をお書きの上、滋賀県安土城郭調査研究所までお申し込みください。
(2)1枚の葉書・FAXでの応募は、最大2名までとさせていただきます。
(3)申込締切 10月20日(必着)
(4)申し込み多数の場合、先着150名様までの参加とさせていただきます。結果については返信葉書もしくはFAXでお知らせします。
(5)当日は弁当、水筒をご持参ください。途中で購入する場所はありません。なお弁当の斡旋をいたします(1000円)ので、御希望の方は、参加申込の際に、弁当希望の旨と個数をお書きください。お支払いは当日、弁当と引き換えにお願いします。
(6)参加費300円(桑実寺拝観料・保険料)が必要となります。
(7)小雨決行
(8)参加申込先
滋賀県安土城郭調査研究所
〒521-1311 滋賀県蒲生郡安土町下豊浦6678
TEL0748-46-6144 FAX0748-46-6145
滋賀報知新聞記事
史跡案内と周辺文化財見学・観音寺城跡縦断の旅
=11月17日 安土城郭調査研究所=
▲石垣が残る観音城跡 ◆東近江・安土町◆
県安土城郭調査研究所(安土町下豊浦)は、日頃の調査研究の成果を現地で紹介する史跡案内「史跡観音寺城跡を縦断する」を十一月十七日に実施する。
観音寺城は近江守護六角氏の居城として、標高四百三十二メートルの繖(きぬがさ)山上に数多くの郭を構える大規模な山城で、安土城以前に石垣を多用した城として知らる。また城下町の石寺集落は、最初に楽市が行われた場所でもある。観音寺城は、近江の中世社会を象徴する城郭である。
今回は、観音寺城の規模や構造、特徴などを現地で実感してもらうため、専門職員による史跡案内を実施するとともに、観音寺城跡周辺の天智天皇の勅願寺で、室町幕府十二代将軍の足利義晴が滞在した、重要文化財の本堂(室町時代建立)をもつ桑実寺や、西国三十三所観音霊場の第三十二番札所として親しまれ、聖徳太子が人魚の哀願によって寺を開いたという人魚伝説が残り、盛時には三十三もの子院(坊)をもつ絶大な勢力を誇った観音正寺を見学する。
午前十時にJR安土駅駅前広場(電車で参加の場合)か安土町文芸の郷駐車場(自家用車で参加の場合)に集合。午後三時ごろ東近江てんびんの里文化学習センターで解散。安土町文芸の郷駐車場まで無料バスが運行される。
参加希望者は往復葉書またはファックスに、住所・氏名・連絡先(ファックスの場合はファックス番号も)を書き、滋賀県安土城郭調査研究所(〒521―1311滋賀県蒲生郡安土町下豊浦六六七八 FAX0748―46―6145))へ。
一枚の葉書で最大二人まで応募できる。定員は先着百五十人まで。申し込みの締め切りは十月二十日必着。
弁当(途中購入場所がないので一千円で斡旋。希望者は申し込みの葉書・ファックスに弁当希望の旨と個数を)、水筒持参。参加費三百円程度(拝観料・保険料)。小雨決行。
問い合せは、安土城郭調査研究所(TEL0748―46―6144)か安土町観光協会(TEL0748―46―7049)へ。