人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安土どっとネット

azch.exblog.jp ブログトップ

「そう見寺の寺宝」展、連続入門講座「博物館に行ってみよう」

信長の命日にちなみ「そう見寺の寺宝」展

滋賀報知新聞

=最古の安土城古地図など10点 県立安土城考古博物館=
県立安土城考古博物館で開かれている「そう見寺の寺宝」展
「そう見寺の寺宝」展、連続入門講座「博物館に行ってみよう」_e0093407_20163218.jpg

 「本能寺の変」で倒れた織田信長の命日(六月二日)にちなんだ「そう見寺(そうけんじ)の寺宝」展が県立安土城考古博物館で開かれている。七月二十九日まで。
 そう見寺は、信長が安土城築城の時に城内に建立した寺で、信長亡き後の江戸時代に信長および織田家の菩提寺となり、現在も安土城跡内に残っている。
 安土城に最も近かった寺院ということで、信長や織田家に関わる貴重な文化財資料が伝えられ、その一部が同館に寄託され、保存管理されている。
 今回の展示では、そうした同寺に伝わる貴重な文化財を公開展示するもので、信長について新たな発見をしてもらおうと企画した。
 会場には、安土城が描かれた最も古い(一六八七年時)絵図とされる「近江国蒲生郡安土古城図」(縦一三五センチ横一一五センチ)や信長が浅井長政の離反により越前から逃げ帰る際に、道案内をした朽木家家臣に与えられたと伝えられるシカ革の「袴(はかま)」、陣羽織、信長の肖像画など十点を並べている。
 関連行事として六月十三日午後一時半から博物館講座が開かれる。松下浩・県教委副主幹の講演「織田信長の虚像と実像」に耳を傾ける。
 入館料は、大人四五〇円(七月十八日以降は五〇〇円)、高大生三〇〇円。開館時間は午前九時から午後五時(入館時間は午後四時半まで)。問い合わせは同博物館(TEL0748―46―2424)へ。月曜休館。



やさしく、分かりやすく


=安土城考古博物館「連続入門講座」=

 県立安土城考古博物館は、六月六日から開講する連続入門講座「博物館に行ってみよう」の参加者を募っている。

銅鐸、古文書、仏像をテーマにその見方、楽しみ方を解説

 博物館の展示は、「専門的な知識がないと十分な理解が難しい」や「何となく敷居が高い」など、親しみやすさを求める一般からの声に応え、地域の文化財に実際にふれながら、分かりやすく歴史を学ぶ講座を今年度の新しい試みとして開講する。講師は、同館の学芸員が務める。
 講座は、七月四日までの三回で、第一回(六月六日)は「入門!博物館 銅鐸(どうたく)の謎を見る」をテーマに、県内でも数多く出土し、最近では淡路島での発見でも話題になっている銅鐸を取り上げ、銅鐸とは何か、どんな使用目的で作られたのか、時代背景などを解説する。
 第二回(六月二十日)は「古文書の見方・楽しみ方」をテーマに、独特な執筆で草書の漢字が多用され、読み慣れていないことから取っつきにくい印象が強い古文書について、見どころを解説する。
 記述されている内容が読みとれなくても、当時の文書の書き表し方、使われている紙など、古文書を知る楽しみや歴史的価値を同館所蔵の信長文書を例に説明する。
 第三回(七月四日)は「仏像はここを見ろ」をテーマに、美術工芸としての価値、信仰の象徴、由来など、仏像の見方や今に伝える歴史を学ぶ。滋賀県は、全国でも考古学的な価値の高い仏像が多く残され「仏教文化の聖地」とも呼ばれている。国宝や重要文化財に指定された価値の高い作品から、地域で大切に継承されている仏像までを取り上げ、その魅力を分かりやすく説く。
 開催時間は各回午後一時半から午後三時。各回定員五十人。受講料千円(三回連続)。受講申込みと問い合わせは、同博物館(TEL0748―46―2424)へ。
by azch | 2015-05-30 23:14
line

信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


by azch
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31