人気ブログランキング | 話題のタグを見る

安土どっとネット

azch.exblog.jp ブログトップ

近江八幡市三月定例市議会

近江八幡市3月定例市議会 新年度予算案など49議案上程

=一般会計3億円減額補正 議員政務調査費の使途拡大=

近江八幡市の三月定例市議会は二十五日に開会され、市当局から予算関係二十四件、条例関係二十件、議決案件五件の計四十九議案が提案され審議に入る。会期は三月二十一日まで。七日に本会議を再開し代表質問、八日、十一日、十三日に個人質問が行われる。
 平成二十四年度一般会計補正予算案は、三億円減の総額二九三億五、九〇〇万円に減額する。減額の主なものは、事業費の精査により市債の発行二億九、一七〇万円、県支出金一億七、七四二万五千円、国庫支出金二億一、〇六六万七千円となっている。
 増額の主なものは、職員の給与、手当の精査および退職手当六億三千万円(三十二人)の追加等により二億九、六七四万一千円、東近江行政組合が、旧八幡保健所跡に移転開設する休日急患診療所の用地購入費一億〇、三一五万円、あんしん歩行エリア整備事業費二億六、七五八万一千円(国の緊急経済対策関連事業)、公共施設等整備基金積立金二億〇、三〇四万円など。
 平成二十五年度一般会計当初予算額は、二七九億六、二〇〇万円で前年対比一・六%増を提案する。
 条例関連では、自治紛争処理委員、審査会、審議会等を法のもとに置くための「市附属機関設置条例」、市の債権管理の整備と規定を定める「市債権の管理に関する条例」、「市新型インフルエンザ等対策本部条例」、「市農業振興基金条例」など九件を新しく制定する。また、市施設の使用料条例と市職員の退職手当を段階的に引き下げる退職手当に関する条例、市税延滞金の計算方法を統一する条例、介護保険条例、市都市公園条例、市道路占用料徴収条例、市地区計画区域内の建築物制限条例、市議に交付している政務調査費を「政務活動費」に改め「議員の調査研究その他活動に資するため」に使途の範囲を拡大する条例など十一条例の一部改正を提案する。



近江八幡市・新年度当初予算案

=一般会計 過去最高額の279億6,200万円=

近江八幡市は先月三十一日、一般、特別、企業会計を含めた総額六〇二億八、四〇六万三千円の新年度当初予算案を発表した。二十五日開会予定の三月定例市議会に提案する。

40部局ごとの提案事業を予算化
入院費無料、小6まで拡充

 このうち、市独自の施策が実施できる一般会計は、二七九億六、二〇〇万円の過去最高の予算額(前年対比一・六%増)を計上した。
 歳入面では、市税は前年対比一・三%増の約九九億三、六〇〇万円、地方交付税も同一%の五一億五千万円を見込んだ。不足分は、市債約三八億四、四〇〇万円(前年対比〇・九%増)の発行と基金から約四億八千a万円(前年度約二億八千万円)を繰り入れる。これにより、平成二十五年度末の市債残高は、前年度より約一九億四千万円増の約二五二億八千万円、基金残高は一一一億五千万円を見込んでいる。
 歳出面では、人件費や公債費等の義務的経費を前年対比一・五%減の一二八億八、八〇〇万円。一般行政経費は、特別会計の繰出金の増額や委託事業の増加により同三・〇%増の約一〇五億五、七〇〇万円とした。また、投資的経費は、老蘇コミュニティセンター建設、学校給食センターの運営委託等の重点事業や国の臨時交付金を活用した事業創出により同八・一%増の約四五億一、六〇〇万円を盛り込んだ。
 全八部局から上限一千万円の予算で募った提案事業は、五十件余りが寄せられ、精査の結果、四十事業を採用。その内容の重要度や従来事業との継続性、事業効果等を考慮し、上限枠にこだわらず一般財源約一億六、五〇〇万円を充当するともに国、県からの支出金などを合わせ三億六、六〇〇万円余りの予算規模に拡大した。
 重要事業としては、竹町で進めている一般廃棄物処理施設整備事業に一億六、七五七万七千円。平成二十八年三月の供用開始に向けてことし十月、建設に着工する。これに隣接するスポーツ施設を含めた竹町都市公園整備事業に二億〇、五一六万一千円。篠原駅改築(平成二十七年三月完成)とその周辺整備事業に三億六、七六六万二千円、安土駅周辺整備事業に六一四万五千円、馬淵地域防災センター建設三億五、八八六万二千円、老蘇コミュニティセンター建設三億八、六二〇万三千円、学校給食センター整備一三億九、二二三万五千円、武佐市営住宅整備四億七、四三二万円(二年継続)を計上している。
 また新規事業に<1>子どもの入院医療費無料化を小学六年生まで拡充<2>ヒブ、小児肺炎球菌、子宮頸がんのワクチン接種の無料化と高齢者インフルエンザ予防接種の個人負担軽減<3>小・中学校の英語教育充実のため、外国人英語指導員を三人から六人に増員<4>外出先でおむつ替えや授乳が行える「赤ちゃんの駅」の設置<5>保育所での米飯給食<6>安土、八幡西中学校のトイレ改修<7>近江八幡商工会議所との「まちづくり会社」設立<8>市民バスで安土と近江八幡を結ぶ観光ルート実証実験運行<9>設立予定のボランティアセンターへの支援<10>生活保護家庭の中学生の公立高校進学支援<11>学校図書支援員の派遣<12>駅伝競走大会「第六十回記念大会」に友好都市招待、などが挙げられている。このほか、設立される「まちづくり会社」とともに取り組む省CO2型都市を目指した官庁街の新しいまちづくりを示す「低炭素都市づくり計画策定」は、県内初の取り組み。
by azch | 2013-02-23 23:51 | まちづくり研究会
line

信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


by azch
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30
31