おいそ地場産市、みんなで創る近江八幡松明祭り
=農産物出品の夜市 老蘇まちづくり協議会=
老蘇小学校校庭で催された「おいそ地場産市」
老蘇学区まちづくり協議会の「おいそ地場産市」が二十七日午後六時半から老蘇小学校校庭で開かれた。
この日開かれた同校恒例のビオトープお月見コンサートに協賛して初めて実施したもので、協議会が学区内の農家等から出店者を募集。三十人の応募があり、新米や里イモ、ホウレンソウ、サツマイモなど地元産の新鮮野菜が軽トラで持ち込まれ、直売された。
米を除きほとんどの商品が百円の安値で販売されたこともあってコンサート参加の人々が足を止めていた。中でもとれたてのレンコンには人気を集めていた。
同協議会では、主催団体との交流を進め、ともにまちづくりを進めていこうと今年度は学区内のさまざまな催しに参加しており、今回もその一環の活動として取り組んだ。
同協議会の安田惣左衛門さんは「農作物の端境期ではあるが、多くの農家の方々に出店していただいた。地域各地の催しにまち協が関わっていき、協力しあって事業が発展していくことを願っている」と話している。
「結び」テーマに松明祭り
=11月3日正午から=
準備が進むまつり会場
近江八幡市北之庄町のウエルサンピア滋賀跡地で十一月三日正午から「結び」をテーマにした「みんなで創る近江八幡松明祭り」が開かれる。
日牟禮八幡宮の春の例祭「松明祭り」に代表されるように市内には毎年、大小二百基の松明が製作され、神火により奉火されている。こうした近江八幡に伝承されている歴史を見直し、郷土文化を継承していくイベントとして開催する。
当日、まつり会場に十基前後の様々な松明が展示され、県立大学生が地域の指導に支援を得ながら会場で製作した松明とともに午後五時に順次点火。舞い上がる炎の勇壮美が宵空に競演する。
お祭り広場では、近江兄弟社高校吹奏楽部の演奏、北里保育園児の発表、ひむれ太鼓などのステージが繰り広げられる。また、商工会議所女性部をはじめ各種団体による地元特産品や食品の販売コーナーやミニ松明、写真パネルの展示コーナーが設けられる。