農の収穫感謝祭&イタリア・マントヴァ市へ新市初の親善訪問団
=28日、白王町鳰の湖会館前広場=
西の湖の中州に残された唯一の農地「権座」の収穫を祝う「農の収穫感謝祭」が二十八日、白王町鳰の湖会館前広場で開かれる。
午前十時からのオープニングセレモニーに続いて、ソーラー和船による権座体験ミニツアー、権座産の酒米で醸造された「滋賀渡船六号純米吟醸酒権座」の試飲コーナーや白王名物「権座シチュー」、野菜の天ぷら、おにぎりなどの模擬店コーナー、新鮮農産物の直売、水郷コンサートが開かれる。
イタリア・マントヴァ市へ新市初の親善訪問団■
=富士谷市長を団長に18人「天正大使」の足跡を辿る=
16日市役所で行われた結団式
近江八幡市は、国際姉妹都市のイタリア・マントヴァ市の招きを受けて新市になって初めての親善訪問団を派遣することになり十六日、その結団式を市役所で行った。
マントヴァ市とは、旧安土町が歴史的な繋がりを縁に二〇〇五年二月に姉妹都市提携を結び、市町長の表敬訪問や子どものサッカー交流などが行われてきた。合併後も姉妹都市提携が継承され、昨年度にマントヴァ市から招へいを受けたが東日本大震災で自粛した。
訪問団は、十一月二十三日に出発し、マントヴァ市に二十四、二十五日の二日間滞在。歓迎レセプション等の公式行事に出席して友好を深める。交流のきっかけとなった天正大使の足跡も辿る。日程は、二十九日帰国の七日間。団員は、冨士谷英正市長を団長に公募で集まった市民と随行職員合わせて十八人。
結団式では、冨士谷市長が「意義深い交流が出来、成功裏に終えられる訪問にしたい」とあいさつしたあと、団員の自己紹介、旅行日程の説明などが行われた。
出発までに三回事前学習会が開かれ、交流事業の見識を深めることにしている。