八幡堀まつり
=15・16日、旧市街地で多彩な催し=
手作りやガラスコップの灯り約二千個で八幡堀一帯を灯す「八幡堀まつり」が十五、十六日の二日間、午後六時から同九時まで催される。
夕闇に包まれていく八幡堀の風情を灯りで演出。水面に揺れる灯りが映え、古い石垣や並木を照らし出す幻想的なムードに包み込む。第十五回目を迎える今回のテーマは「玄燈の調べ」。八幡堀と共に歩んできた歴史溢れる旧市街地に点在する資料館、ギャラリー、飲食店、工房、近江商人屋敷などが協賛し、無料の特別入館や映画上映会、夕涼みコンサートなどを開く。八幡山ロープウェーも両日の午後五時半から大人往復五百円、子ども無料で営業し、頂上から「『はちまんドル』の夜景を楽しんで」と利用を呼びかけている。
協賛の施設と内容は次の通り。詳細は、近江八幡市観光物産協会ホームページ。
【八幡山ロープウェー】
運行時間・午後五時半~上り最終午後八時半。往復大人五百円、子ども無料。浴衣姿での利用は無料。利用者全員にミニ缶ジュース進呈。コンサートあり。
【旧八幡郵便局】
入場料無料。理想の住まいのつくり方を読み解く企画展「ヴォーリズさんの設計室展」開催
【マルチメディアセンター】
東北の震災をテーマにした映画や近江八幡を舞台にした映画「結い魂」などを上映。有料。
【からわミュージアム】
入館料無料。15日午後2時~大正琴・吹奏楽のミニコンサート、同5時~茶会。16日午後4時~大学生によるワークショップとギャラリートーク
【ボーダレス・アートミュージアムNO・MA】
観覧料無料。企画展「スーパー・ワールド・オン・ペーパー古久保憲満と松本寛庸」展。ジオラマ作り
【白雲館】
入場料無料。切り絵と写真の展示会「日本で最も美しい村・信州大鹿」
【近江商人・野間清六邸】
入場料無料。15日ギターアンサンブルの調べ、16日琴と尺八の調べ
【天籟宮(てんらいきゅう)】
午後5時から「BIWAKOビエンナーレ2012」特別無料開館、16日午後6時半から和太鼓演奏会