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「『人』・『自然』・『祈り』共生の原点を探る

日本文化の源流を探る 企画展「縄文人が語るもの」

=「物差し」片手に見る展覧会 安土城考古博物館で11日開幕=

企画展のチラシ 
「『人』・『自然』・『祈り』共生の原点を探る_e0093407_002881.jpg

縄文時代から現代へと流れる文化をテーマにした第四十三回企画展「『人』・『自然』・『祈り』共生の原点を探る――縄文人が語るもの――」が、十一日から近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で始まる。四月一日まで。
 3・11東日本大震災復興祈念事業として、同館・県教委・財団法人滋賀県文化財保護協会が主催、滋賀報知新聞社などの後援で開催。
 現代日本の基層文化は「米作り」に象徴される弥生文化と考える人が多い。しかし、それより先の縄文文化は、その起原と期間において、世界でも類を見ない早さと長さをもち、世界を代表する極東アジアの文化として注目されるようになりつつある。だが、その文化が現代まで脈々とつながっていることは、あまり知られてはいない。
 同展では、一万数千年間続いた縄文時代の時間の長さを、一年を一ミリメートルとして表現。来館者は「物差し」を片手に、漆塗木製椀や石山式土器、土偶といった県内遺跡からの出土品や県内各地の発掘資料を見学することで、縄文文化の「時の流れ」「自然」「人々の暮らし」を感じてもらう。
 会期中、連続講座「近江の縄文時代」も開く。二月十二日「石山貝塚からみる縄文時代」と企画展ギャラリートーク▽二月二十六日「喰うべし!―野生動物利用の文化史―」▽三月十日「漕ぐ、獲る、運ぶ―革新を起こした縄文舟の考古学―」▽三月二十四日「相谷熊原土偶の源流を探る」で、いずれも午後一時半から。定員は当日先着百四十人。参加料各回とも三百円。
 また、三月十一日の現地探訪「『びわ湖の貝塚』を訪ねて」は、同館学芸員と一緒に琵琶湖の貝塚を巡る。
 同館は月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)休館。入館料は大人四百五十円、高大生二百五十円、中学生以下・障害者・県内在住六十五歳以上は無料 
 探訪参加の申し込みと展覧会に関する問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)へ。
by azch | 2012-02-13 23:38 | 観光ネットワーク
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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