近江八幡市議会3月定例会閉会
=近江八幡市議会3月定例会閉会=
近江八幡市議会三月定例会は十五日、総額二百五十三億三千三百万円の平成二十三年度一般会計当初予算案や会期中に追加提案された安土福祉自動車条例案など五十六議案のほか、この日議員提案された市議会基本条例案や国民健康保険に対する国庫負担の増額を求める意見書など四議案を可決し、閉会した。
最終日の開会冒頭、東北関東大震災の犠牲者に対し全員で黙とうを行い、閉会直前には議員提案した東北地方太平洋沖地震における被災地への救援活動及び防災対策の推進に関する決議を全員一致で可決。また、義援金五十万円を市議会として被災地へ送ることを全員協議会で決めた。
決議書で、「国民総力を挙げて復興に取り組まなければならない事態であり、本市としても、被災地への積極的な救援活動を継続的に行うとともに、市民の皆様にもご支援を求めるものです」とした上で、政府にあらゆる支援措置と万全の防災対策を求めた。
市議会の任期は四月二十九日満了のため、市議会定例会は今回が最後となり、引退する市議を除く各市議は、四月十七日告示、四月二十四日投開票の市議会議員一般選挙に向けて、本格的に動きだした。