リコール解散に伴う安土町議会の出直し選挙
平成22年3月9日(火) =14人前後が立候補の模様 過半数は6議席以上必要=
リコール解散に伴う安土町議会の出直し選挙は、いよいよきょう告示。近江八幡市との合併期日が迫る中で、合併に揺れる安土町の総括と、今後の町の方向性を占う大切な選挙となる。十四人前後が立候補するものとみられる。
解散前の議員(定数十)のうち、今回立候補を予定しているのは、西川与平氏(下豊浦)、井上佐由利氏(大中)、日岡正光(上豊浦)、深尾増男氏(西老蘇)、藤井通生氏(内野)、橋博氏(常楽寺)、善住昌弘氏(下豊浦)、保知七郎氏(上出)の八氏。田中孝樹氏(大中)と大林輝男氏(東老蘇)の二氏は、立候補しない意向のようだ。
新人では、桑実寺から寺田美紀氏、東老蘇から大林義孝氏、上豊浦から木俣幾和氏、下豊浦から西津善樹氏、常楽寺から前川功氏の五人が立候補の準備を進めている。
また、元議員の片岡好夫氏(下豊浦)も名乗りを挙げている。
合併反対の運動を進めてきた「急ぐな合併・守ろう安土 みんなの会」と政策協定を結んでいるのは、西川、井上、日岡、藤井の前職四人と、寺田、大林、前川の新人三人の七人。
合併推進の立場からは、深尾、橋、善住、保知の前職四人と、新人の木俣氏の五人。
片岡氏は、合併後の分立(分町)に精力を傾ける方針で、みんなの会とは一線を引く。西津氏は推進側にスタンスを置く。
議会の多数派を構成するには六人を議会に送り込む必要があるため、もう一人程度立候補者が増える可能性もある。最終的には告示のきょう、午後五時の締め切りを待たなければならない。
予想される顔ぶれ
(定数10 50音順)
【前職】
井上佐由利(大 中)
善住 昌弘(下豊浦)
西川 与平(下豊浦)
橋 博 (常楽寺)
日岡 正光(上豊浦)
深尾 増男(西老蘇)
藤井 通生(内 野)
保知 七郎(上 出)
【新人】
大林 義孝(東老蘇)
木俣 幾和(上豊浦)
寺田 美紀(桑実寺)
西津 善樹(下豊浦)
前川 功 (常楽寺)
【元職】
片岡 好夫(下豊浦)