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「らんまる君」デビュー1周年

「らんまる君」デビュー1周年 弟2人と安土を盛り上げる

=「らんまる君音頭」も初披露=

左から「りきまる君」「らんまる君」「ぼうまる君」三兄弟
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 安土町観光協会(東康彦会長)のイメージマスコット「らんまる君」に、このほど「ぼうまる君」「りきまる君」の弟二人(匹?)が加わり、三兄弟が勢ぞろいした。
 織田信長に仕えた小姓の森蘭丸をモチーフにした「らんまる君」に弟の坊丸・力丸をモチーフにしたイメージマスコットが加わり、三兄弟で安土観光を盛り上げて行く。
 いずれも「らんまる君」同様、ラジオパーソナリティー・演出家のやまもとひまりさんのデザインによる犬キャラ。
 一歳下の弟「ぼうまる君」は、兄弟一のスポーツマンで、剣の達人。やんちゃだけど心のやさしいナイス・ガイ。空と湖の青がイメージ・カラー。


友だちキャラも祝いに駆けつけた記念イベント――安土文芸セミナリヨで―― 二歳下の弟「りきまる君」は、博識でがんばり屋。自然大好きの穏やかな性格でみんなを癒す。また、甘いものには目がない。垂れ耳と緑のイメージ・カラーが特徴。
 このほど、安土文芸セミナリヨで開かれた「らんまる君デビュー一周年記念イベント」で初お目見え。これからの活躍が期待される。
 イベントでは、中濱亜香里さん(堅田高校三年生 淡海節歌手)による「らんまる君音頭」も披露されたほか、竜王町の「近江うしまる君」、甲賀市の「にんじゃえもん」、野洲市の「ドウタクくん」、昨年大活躍の浅井三姉妹「茶々」「初」「江」といった友だちキャラや、織田信長や佐和山城址武将隊らが祝いに駆けつけ、あづち信長出陣太鼓と北里保育園らいおん組の太鼓演奏が花を添えて、一周年を祝った。
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by azch | 2012-01-28 23:47 | 観光ネットワーク

特別企画展示「清盛の時代と近江」

清盛の時代と近江 安土城考古博物館

=ドラマ放映で特別企画展示 3つのテーマで 連続講座も=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)で、NHK大河ドラマ「平清盛」の放映にあわせた特別企画展示「清盛の時代と近江」が開かれている。三月三十一日まで。
 平清盛とその一族、さらに宿敵源頼朝等が活躍した時代の近江の様子を、館内にの三つのコーナーを設けて、出土文化財や文献資料の展示で紹介する。
 第一のコーナー「都を支えた近江の物流」は、当時、東国・東海・北陸の物資や情報のほとんどが琵琶湖の船運を利用して都に運ばれていたため、琵琶湖船運が重要視され、清盛も日本海と琵琶湖を直接結ぶ運河の開削を試みていることなどから、清盛の琵琶湖運河計画を紹介し、運河の起点となった塩津港遺跡、物資の陸揚げ港であった大津坂本、瀬田川から日宋貿易による文物がもたらされた大津市関津遺跡の様子を紹介する。
 第二コーナーは「姿を見せた神の庭」。近江は名勝指定庭園が京都に次ぐ「庭園美」の国であり、野洲市の二之宮神社庭園と兵主神社庭園、高島市の池ノ沢庭園は清盛時代の庭園で、その歴史は平安時代まで遡り、その全容がわかるものは全国的にも少なく、水に対する神祀りのための空間として造園された「水の国近江」の伝統の深さを示すものとして、庭園史上貴重な存在として評価されている。
 第三コーナー「『もののふ』活躍の時代」では、武士(もののふ)が歴史の主役として躍り出た時代の、平家、奥州藤原氏、近江守護の佐々木氏の動向を示す文献資料や、武蔵坊弁慶が関係したと伝えられる経典を展示。武家政権が源平交替で掌握するという思想を反映して造られた「織田氏系譜」も紹介する。
 同館は月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌日)。入館料は大人四百五十円(一月二十三日―二月十日四百円)、高大生二百五十円、小中生・障がいのある人・県内在住六十五歳以上は無料。問い合わせは、滋賀県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。
 会期中、二月十一日までの毎週土曜日、午後一時半から「連続博物館講座」も開かれている。定員は当日先着百四十人。参加料は三百円(資料代)。今後の予定は次の通り。
 ▽1月28日「平家滅亡の年、琵琶湖を津波が襲った」 長浜市塩津港遺跡から見つかった津波に襲われた神社遺跡を通した神社信仰の実態 講師・横田洋三さん(県文化財保護協会)
 ▽2月4日「平経正、『竹生島』で秘曲を奏す」 近年、県内で相次いで発見された庭園について、琵琶湖と竹生島の関係から 講師・大沼芳幸さん(同館)
 ▽2月11日「安土・景清・源平盛衰に因む草木」 同館敷地のイヌザクラや「影清椿」と、静御前や平景清に因む話題を写真を交えて 講師・西田謙三さん(同館)
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by azch | 2012-01-24 23:45 | 観光ネットワーク

文化財防火デー

浄厳院で消防訓練 火災から文化財守れ
=本堂から出火、負傷者も=

文化財防火デー(一月二十六日)を前に、近江八幡市安土町慈恩寺の浄厳院でこのほど、近江八幡消防署、地元消防団、自治会、寺関係者、市教委関係者など約五十人が参加して、地域の大切な文化財を守るための消防訓練が行われた。
 午前九時、国指定文化財の「本堂」から出火、国指定文化財の「木造阿弥陀如来坐像」などを搬出していた檀家一人が負傷したとの想定で、訓練は進められた。
 地域住民による消火器を使った初期消火訓練をはじめ、檀家による文化財の搬出と放水銃による消火活動、通報により駆けつけた消防車や救急車など車両五台、消防・救急隊員と近江八幡消防団安土分団員による放水・消火、水幕による延焼防止、負傷者救出などの訓練が住民らの見守る中、きびきびと繰り広げられた。
 訓練終了後には、勝山俊和住職、目近広幸慈恩寺自治会長、松本春男消防団長らが、先人から引き継がれた文化財を未来に引き継ぐ責任、防火の徹底と心構えなどを訴えた。
 最後の講評で、大西文雄近江八幡消防署長が真剣な取り組みと機敏な活動により所期の目的を達成できたことを評価したうえで、関係者の協力と、日ごろからの備えの必要性を強調した。

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by azch | 2012-01-21 23:43 | まちづくり研究会

近江八幡市立島小学校建設計画

地域の“環境”大切に 島小学校いよいよ建設へ

2階建て分棟形式 普通教室2階に ホタルの棲むビオトープや学校森=


島小学校完成予想図
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改築整備計画が進められている近江八幡市立島小学校建設計画の内容が、このほど明らかになった。周辺の自然環境を生かした「環境小学校」として特色ある学校に整備される。
 校舎は鉄筋コンクリート二階建て日本瓦葺き(三千七百四十八平方メートル)。教室の壁は木質ボード、腰板部分には杉板がはめ込まれ、やさしさとぬくもりのある学び舎に配慮した。
 普通教室と特別支援教室はすべて二階に配置され、二学年ずつ低・中・高学年がそれぞれ一棟に収まる分棟形式になる。地域の景観に馴染み、採光や通風・換気に優れているため、商用エネルギーヘの依存を低く抑え、環境負荷の軽減につなげる。
 校庭には、背景の山から水を引き込んだビオトープが配置され、子どもたちが作り上げながら、自然や環境学習に取り組むとともに、ホタルが飛び交う環境づくりをめざす。
 さらに、現在ある市の「きになる樹」にも選定されている記念樹三本を移植してシンボルツリーに森を育てる「学校森」や、学校畑などでは、地域の人々との協働による歴史・文化の継承をめざす「郷土教育」に取り組む。
 隣接する島コミュニティセンターや島幼稚園と連携して、災害時には体育館やランチルームが避難所となるほか、図書室・環境学習室・音楽室が地域の人たちに開放される。
 整備にあたっては設計・施工業者公募型プロポーザルにより、地元住民代表も加わっての業者選定委員会で優先交渉権者に桑原組・山下設計建設工業共同体が決まった。建設費十二億三千九百万円。平成二十五年三月末に校舎の供用開始、二十六年八月三十一日全工期終了の予定で、間もなく着工する。
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by azch | 2012-01-15 23:40 | まちづくり研究会

近江八幡ふるさと観光塾

近江八幡ふるさと観光塾
=1月から6回講座 受講者募集=


日本の古き良き歴史と文化が漂う近江八幡市の町並み観光をより魅力あるものにする観光ボランティアの育成や、わがまちの魅力を再発見したい市民に向けて、近江八幡観光ボランティアガイド協会が「近江八幡ふるさと観光塾」を一月二十六日から全六回講座で開講する。
 受講できるのは、市内在住で全日程出席可能な人。年齢や性別は問わない。定員は二十五人。受講料千五百円。
 受講希望者は、所定の受講申込書に必要事項を記入し、近江八幡駅北口観光案内所か白雲館観光案内所まで。募集の締め切りは一月十五日だが、定員になり次第、締め切る。問い合わせは、観光案内所(TEL0748―33―6061)まで。

【日程】▽第一回 1月26日13―17時マルチメディアセンター 開校式・「近江八幡の観光と物産について」▽第二回 2月2日13―17時市立資料館 「近江八幡の歴史」▽第三回 2月9日13―17時ヴォーリズ記念館 「ヴォーリズの偉業」▽第四回 2月16日13―17時マルチメディアセンター 「八幡商人について」▽第五回 2月23日13―17時マルチメディアセンター 「感性を揺さぶられる近江八幡~失ってはならないモノ~」▽第六回 3月1日10時―13時半あきんどの里 「近江八幡観光紙芝居」・「近江八幡観光ボランティアガイドの現状」・「江州音頭」・閉講式・懇親会
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by azch | 2012-01-12 23:38 | 観光ネットワーク

安土城考古博物館

ワックワク!ドッキドキ!


=安土城考古博物館=門脇宏館長

 「このごろ、だいぶん変わってきたね」「おもしろそうな企画が次々と出てくる」という声を聞くようになってきた。これまでの「見ていただく」施設から、「観せる・魅せる」博物館へ改革を図っているのは近江八幡市安土町下豊浦にある県立安土城考古博物館。門脇宏館長に、その取り組みをたずねた。

(1)何が変わった
 執行体制面では、館長の交代や、副館長ポスト(学芸課長を兼務)の新設など、体制を強化しました。そうした中で、組織のトップとして私は、館の運営の大きな方向性を示すとともに、組織が一丸となって「革新」「変革」のメッセージを発信し続けることを心がけました。
 展示面においては、常設展の一部を使って展示内容を計画的に更新するとともに、特別展や企画展の内容を今の私たちの生き方や社会のあり様とも関連づけながら、学芸会議を通じて詰めていきました。併せて、人材育成(能力・資質の向上)の観点も含めて、当館学芸員による講座やギャラリートーク等の機会を増やしました。

れい感博物館 集客面では、観光エージェントやホテル・旅館への働きかけを強化し、団体旅行ルートに当館が組み入れられるよう努力を続けています。その際のツールとして、「ヒストリカルツアー(歴史と文化を楽しむ旅)」という新しい提案も行っているところです。
 認知度を上げるために、お盆休みやシルバーウィークなどのいろいろな機会をとらえて、話題提供に努めました。具体的には、「れい感博物館」、「オリジナルキャラクターの愛称募集」、「ミュージアムポイント『みよか』の発行」、「謎解きクイズ」、「バックヤードツアー」などを仕掛けてきました。
 このように、さまざまな工夫を積み重ねてきた結果、今年度の入館者数は、十一月末現在で五万二千人(仮置きの数字であり、最終敵に確定値を入れます)を超えました。今年度の最終目標としては、高いハードルですが、七万人を目指しています。

(2)役割、運営のコンセプト
 少し難しい言い方になりますが、安土城考古博物館には、「城郭」と「考古」に関する情報の発信基地としての、また、地域の歴史・文化に触れられる施設としての、さらには、県民共有の遺産を次世代に伝えるという役割があります。
 運営のコンセプトは、「皆さんから親しまれ、愛される博物館」です。その実現のためには、展示や学習支援の中身をより魅力的なものにするとともに、「堅い、難しい」といった博物館のイメージを崩していくことが大事だと考えています。

(3)職員の意識
 博物館にとって、専門能力を有する人材は館蔵品とともに生命線ですが、その人材(=「職員」)が現状維持のスタンス(意識・姿勢)にとどまっていては、さらなる発展は望めません。その意味で、職員に対しては現状を維持するという「守りのスタンス」から「攻めのスタンス」への転換を指導してきました。
 当館の職員はそれぞれが素晴らしい素質と経験を持っていますが、そうした強みを生かすためにも、サービス提供施設としての徹底した「利用者目線」と、物事を多角的にとらえる「複眼思考」を身につけてほしいと思います。

(4)企画力・事例と成果
 企画力の源泉は、組織の連携プレーだと思っています。そこで、私から企画を引き出すきっかけを出し、それを職員がアイデアを出し合って具体化するという形を繰り返しています。また、職員の企画をトップセールスによって広報し、社会の関心を高めることにも力を入れています。
 その結果として、企画力の向上の面では確かな手応えを感じていますし、また、周囲からも一定の客観的評価をいただいているところです。例えば、「れい感博物館」や「オリジナルキャラクターの愛称募集」は、各方面から大きな反響をいただきました。また、「ヒストリカルツアー」については、既に旅行エージェントやホテルから引き合いが来ており、具体的な企画も持ち上がっています。さらに、私なりのネットワークを活用して、パブリシティ活動に力を入れた結果、新聞やインターネット等で取り上げていただく機会が大幅に増えました。

(5)来館者の反応・今後の展望
 最近の来館者アンケート(特別展)によると、「満足」と「ほぼ満足」の合計が「七~八割」、これに「普通」を加えると「九割超」という結果が出ています。ただ、運営懇話会でもご指摘いただいたのですが、来館されない方の意向調査を実施していないことが課題です。そうしたアンケート調査を何らかの形で実施したいと考えています。
 これも、運営懇話会で教えていただいたのですが、マーケティングの用語のひとつに、「まえあじ・なかあじ・あとあじ」というものがあります。「まえあじ」は期待感、「なかあじ」は提供するサービスそのもの、「あとあじ」は、サービスを提供したあとの利用者の心の状態です。「何度も行きたくなる(リピート)」のは、「あとあじの良さ」というわけです。
 先ほど紹介しました「七~八割」とか「九割超」という数字の内実が、この「あとあじの良さ」であるかどうかは、もう少し突っ込んだ分析が必要だと思います。

最後に、今後の展望ですが、当館の場合、本来の「博物館利用」に加え、「観光目的利用」という強みもあることから、集客面では両面での戦略を立て実行していくことが重要です。
 また、当館には、県民の皆様に地域の歴史・文化に関する情報を発信していくという大きな役割がありますが、この点での取り組みはまだまだ十分ではありません。指定管理者制度の中では、どうしても集客や収入増という短期的な対応に追われがちですが、長期的な視点に立った運営も同時に心がけていきたいと思います。
 もう一つの大きな課題が、市民参加の取り組みが遅れていることです。市民の皆さんによる自主的な参加(ネットワーク)を基本に置きながら、先進事例も参考にして、当館にふさわしい市民参加のあり方を研究していきたいと考えます。

滋賀報知新聞社は新年お年玉プレゼントとして、安土城考古博物館オリジナルグッズ「一筆箋」を読者十人に、同館「常設展招待券」をペア五組にプレゼントします。希望プレゼント名「一筆箋希望」または「安土城考古博物館招待券希望」、郵便番号、住所、氏名、電話番号、アンケート「私の年頭の決意(願い)」(五十字程度)を書いて、はがき(〒527―0015 東近江市中野町1005 滋賀報知新聞社編集局 お年玉プレゼント係)、ファックス(0748―22―8855)、電子メール(件名・お年玉プレゼント shochi3f@yahoo.co.jp)のいずれかで応募してください。応募の締め切りは、一月十四日必着。
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by azch | 2012-01-06 23:31 | 安土観光拠点

上十六地区自治会

みんなの畑が命を守る 減災対策に独自の工夫


=近江八幡市安土町の上十六地区自治会=

新興住宅地として開発された近江八幡市安土町下豊浦の上十六地区は、四十年近くの歴史をもつ住宅団地。昨年の東日本大震災や度重なる大水害で地域防災力がクローズアップされる今、同地区自治会では団地に隣接する畑を災害時の一時避難場所として確保する防災活動に早くから取り組んでいる。その活動を紹介する。
 畑地は、航空防除、狭い耕作面積、耕作者の高齢化などの問題から耕作放棄され、一度、安土町老人クラブ連合会に貸し出されていたが、同会も別の地に移ってしまった。
 上十六地区では、当初の第一次避難所だった自治集会所の裏がJRの線路で危険ということで、「とりあえず、どこか逃げられる場所を」との思いもあって、十七年末にこの畑を自治会として借り、防災用地として第一次避難所にすることにした。
 「団地が一つの絆を作り上げて行くことは難しい面がある。新興住宅が何か一つにまとまれるものを、みんなに利用してもらって、やろう」と、当時、中心的役割を担った伊澤威さんは振り返る。

平成十二年から同地区の老人会「さざなみ会」を中心に、防災・救命などの勉強が年四―五回行われるようになり、十六年には神戸市の阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターへ見学にも行き、十七年まで続けた。避難訓練では、約一キロ先の第二次避難所となっている安土中学校体育館まで、高齢者や介助が必要な人達も含めて全員が避難するのに二十五分もかかることがわかった。
 ちょうど、安土町の「未来(ゆめ)づくり事業」の補助金も利用することができ、十八年度から事業としてスタートさせることができた。
 上十六地区の未来づくり事業のコンセプトは「私たち住民がお互いに助け合い、生きて活きて生き抜くことを旗印に減災を追求します。また、常に二流を目指し二流を誇りとします」だ。

防災用地運営委員会が設置され、「防災用地活用規定」も策定した。自治会の管理で、団地内の個人やさざなみ会に畑として貸し出されている。普段は規定に添って好きなように利用しているが、「一旦緩急あれば、全面的に提供する」のが一番のポイント。
 畑は約二千平方メートルあり、第一避難集合場所となる団地への取り付け道路横の約六百平方メートルを防災用地に兼ねた。避難道路が遮断されれば、せっかく育てた作物も踏み荒らされ、場合によってはトイレが設置され、第二次避難所へ行くまでのしのぎ(三日間を生き抜く)の場所となる。被害の規模によっては、がれきの保管場所にもなる。
 事業の中身は防災だけでなく、普段は楽しみながら環境に力を入れ、子どもたちの成長に活用する。
 手作りのコンポストで家庭からの生ゴミを回収し、ゴミの減量に。さらに、菓子製造会社から提供してもらう廃棄物を加えて肥料化し、化学肥料と農薬を使わない有機栽培で育てた作物をみんなで食べ、出た生ゴミはコンポストへ、循環型生活を実践している。

団地内だけでなく、町民体育大会やきぬがさまつりなどの行事には収穫物をふんだんに使った豚汁を販売。これが大好評で、貴重な収入源にもなっている。
 畑の一角に小さな広場がある。収穫物販売など住民同士の交流の場となっているほか、小学生の登校時の集合場所に使われている。収穫時期には子どもたちも畑に入って、イモ掘り、イチゴ狩り、巨大カボチャ観察、昆虫学習などを体験する。
 高岡洋一さんは「ここは地震より水害の方が心配だ。液状化が一番怖い。防災用地があるだけでも安心なのだが、まだまだ住民の意識が低い。水害・液状化になれば、ゴミの山になる。そんなときに一時的にがれき置き場があれば、復興が早まるだろう」と語った。
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by azch | 2012-01-05 23:28 | まちづくり研究会

近江八幡冨士谷市町 新春インタビュー

新春放談「平成24年を語る」

=冨士谷英正 近江八幡市長=
今年三月で合併から二年。冨士谷英正近江八幡市長にとっては新・近江八幡市初代市長として、一期目の折り返し点を迎える。平成二十四年、年頭の思いをたずねた。

―合併後のまちづくりの進捗状況と今後の展望をお聞かせください。

全国で類を見ない合併反対運動を展開した人々に、合併への理解を求めることに重点を置いてきました。合併後のまちづくりの説明、住民の意向を聴くことを目的に旧安土町の各自治会で開いた「みらい創りトーク」で、一定の理解を得られたと思います。
 私は、マニフェストで約束したことは守ります。例えば「安土地域伝統文化のつどい」は好評いただいているし、「安土駅周辺整備事業」は旧安土町時代の経過も尊重しながら、平成二十六年度中の工事着工をめざして進んでいます。安土城のバーチャルリアリティー化(映像で表現)も、実現に近づいています。
 まちづくり協議会設立についても、老蘇・安土の両小学校区で思っていたよりも早く設立できそうですし、安土小学校運動場の芝生化、安土中学校の全天候型テニスコートが完成し、武道館も新年度から供用開始できる運びです。
 津村孝司副市長には旧安土町の住民パワーを分析してもらい、教訓として、そのパワーをまちづくりに生かせる方向で努力してもらっています。
 今後の展望としては、協働のまちづくりが最大の課題です。そのためにも安土地域の「みらい創りトーク」を復活させたい。それと、重要な業務は本庁に集約して、安土総合支所から本庁への部署の整理を行い、機能の充実を図りたい。
 中長期的な展望も重要です。まず、教育環境の差異を是正しなければなりません。安土・老蘇小学校の校舎は大規模改修を平成十四年に行っており、当面は改築できません。しかし、あくまでの改修であり、改築・移転を視野に入れて取り組みます。福祉面で、安土のよい部分を旧近江八幡市にも取り入れ、継承発展させて行きます。
 安土地域の活性化は、まちづくり協議会とタイアップしながら住民の意向を十分に反映して取り組む必要があります。安土駅周辺を核として活性化の輪を広げて行くことが大切だと考えています。
 それには観光客の誘致が不可欠で、安土駅に新快速の停車を求めて行きます。安土城跡下の広場も有効利用できると思っています。例えば、安土の産品や加工品を観光客に販売できる「城の駅」のような施設ができないか模索しています。
 このほかにも、県道2号(大津能登川長浜線)バイパス化の早期実現、国民健康保険や介護保険など合併に伴う調整項目の未調整部の早期解消、「文化協会・観光物産協会と観光協会」「商工会議所と商工会」など組織の統一などがあります。
 そのためにも安土地域自治区協議会の運用充実を図ります。

―合併に関する住民アンケートはいかがですか。

合併時点で、二年半後に住民から「単独の安土町がいい」という声が多ければ、旧安土町民を対象にアンケートを採ることを約束しました。現時点では、「なにがなんでも合併反対」という声は耳にしていません。昨年四月の市議選で、合併反対派議員と合併推進派議員の構成が大きく逆転しました。したがって、今後の様子を見て、判断させていただきたい。

―これからの主要事業や課題はどのようなものがありますか。

単年度の事業も大切ですが、中長期でみて、一般廃棄物処理、火葬場、最終処分場・リサイクルセンター、消防などといった東近江地域での広域サービス事業で、中部清掃組合などで別体系になっている旧安土町地域を、近い将来、近江八幡市に組み入れたい。それには関係自治体の理解を求めなければならないし、二重化行政を防ぐ整理が必要になります。でないと、合併のメリットが出てこないと思います。
 これまで同様、すべての事業の見直しを絶えず行い、行財政改革を推し進めることを前提に、二十七年供用開始をめざす一般廃棄物処理場建設、老朽化した市庁舎対策、東日本大震災を教訓に各小学校区に防災機能を持たせたコミュニティーセンター建設などの減災対策、(仮称)島環境小学校など特色ある学校づくり、二十七年供用開始の桐原小学校改築、九千食可能な災害対応できる給食センターによる幼・小・中の完全給食などに取り組みます。
 また、人口十万人都市をめざし、様々な施策や必要に応じた農地転用など、国や県と話を詰めて行かなければなりません。逆に、農業の活性化に向けて、農地の集積を図り、収益を上げてもらうために、農家の大規模化や法人化も進めなければならないと思っております。

―それらの事業を進めるには、何が必要ですか。


何をするにしても効率良く、株式会社近江八幡市の思想「最少の費用で、最大の効果」が表れてくるような運営に心がけていきます。
 例えば、一般廃棄物の処理費用軽減や、流域下水道から面的整備(合併処理浄化槽)への転換、また、びわこ揚水の自然流下と再利用による費用軽減は自治体の存亡がかかっています。
 福祉面では、老人福祉施設整備に力を注ぐことや、幼・保一元化を図るなど、待機児童の解消を図らなければならない。また、不妊治療への助成を新年度予算に計上したく思っております。
 病院は病院職員の努力により二十二年から黒字に。この勢いを維持しつつ、地域完結型の地域医療への貢献をめざします。また、休日急患診療所を充実し、病・診連携、病・病連携の連携パスをきちっと図って、在宅医療の充実に寄与する地域医療支援センターを二十六年三月までには建設したい。
 観光は、全国唯一の水郷巡りをより楽しんでもらえるように、水郷地帯から西の湖(安土方面)へ行けるようにできたらと思っています。また、沖島を環境の拠点にと思いをめぐらせているところです。
 このほか、メガソーラーの誘致も努力してみたい。近江八幡と安土を結ぶ幹線道路や国道8号へつなぐ道路の整備も積年の課題です。
 安心して安全に暮らせるまちを子や孫に引き継ぐために、やらなければならないことは限りなくあります。住み良いまちづくりは、市民のみなさんとの協働が不可欠です。今後とも、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
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by azch | 2012-01-03 23:24 | まちづくり研究会

東近江市長 新春インタビュー

西澤市長にインタビュー 公約の進捗診断と課題

=来年度は任期最終年 政策の仕上げと総括へ=
インタビューに答える西澤市長就任から三年を振り返り、市長としての自己評価はどうか

 公約の実現に向けては、強い意志を持ってがんばってきました。厳しい財政運営の中で、福祉や教育、医療など市民生活に欠くことのできない政策については、計画どおりに進んでおり、ある程度市民の皆さんに評価していただけるものと思っています。
 特に、地域医療に関しては、地方の勤務医不足という厳しい現実の中、国立滋賀病院の充実など安心の医療体制に向け、一歩進んだと思っています。引き続き市立二病院の整備に全力を尽くします。
 一方、不祥事や判断ミスにより市民にご迷惑をおかけしたことについては、組織の責任者として深く反省し、お詫び申し上げなければなりません。

二月から任期最終年を迎えるが、あと一年間の任期中で仕上げたい政策課題は何か

 学校耐震化や給食センター建設、基幹道路整備などインフラの整備については、計画以上に前倒しで進めることが第一の課題です。
次に、子ども医療費の無料化を充実させ、国民健康保険料、介護保険料の値上げを極力抑制することが第二の課題です。
 こうした課題を達成あるいは解決するには多額の費用が必要です。この費用を捻出するためにも、行財政改革を成しとげなければなりません。これが第三の課題です。
 そして、行財政改革は、市民の皆さんの理解と協力なしには進めることはできません。不祥事や判断ミスを防ぐことはもちろん、十二万人都市にふさわしい行政サービス提供者としての職員体制を築き、市民の信頼を得ることが第四の課題です。
 これら四つの課題に、優先順位はなく、いずれも重要な課題です。

任期四年間で成果を挙げることが難しいと考える公約は何か

 管理経費の削減です。正規職員の人件費は、人員削減や地域手当をすべてカットしたことなどで、ほぼ公約どおりとなります。しかし、管理経費については、思うように削減できそうにありません。行財政改革が予定どおり実行できれば、目標の五割程度は達成できますが、それ以上の管理経費の削減が難しい状況です。
 特に、施設の維持・管理経費の削減には限界があり、逆に、増加する場合もあります。
 例えば、すべての学校などの教室にエアコンを設置すると、東近江市では、その電気代だけでおよそ一億円必要との試算報告を受けています。正直、マニフェストの中では計算外でした。
 さらに、学校や園の運営には、正規の教職員以外に特別支援教育、低年齢児加配などに必要な教職員は、臨時、非常勤職員さんにお願いしなければならない状況です。そうした人件費は、行き届いた教育や保育に心がけようと思えば増加する一方です。
 私は、学校・園の運営に必要な維持・管理経費を削減することはしないこととしました。したがって、管理経費の削減に関する公約は、額面どおりにはできないこととなります。この件については、市民の皆様にお詫び申し上げます。

選挙で約束した公約のうち、成果があがっているものとあがっていないと考えるものは何か

 学校などの耐震、中学校・幼稚園まで含めた給食提供、保育所・学童保育所待機児童解消、病院体制の整備など安心の三重奏については、かなり成果が上がった、あるいは成果が上がりつつあるものと思っています。
 交通網の整備も順調に成果を上げており、JR能登川駅近くのずい道整備、蒲生スマートインターチェンジの建設も本格化します。ひばり通りの延長、外環状線の春日工区の開通、蛇砂川新川道路一部開通など、計画どおりに進んでいます。
 一方、成果が十分といえないのは行財政改革です。行財政改革は目的ではなく、多くの費用を必要とする安心の三重奏のソフト事業、例えば、医療費の無料化などの財源を作る手段であり、改革の必要性を市民の皆さんに訴え、理解と協力を得る努力を続けなければなりません。

東近江市の新しい展望が期待できる政策はあるか

 東日本大震災から、東近江市も大きな影響を受けています。同規模の地震が発生したとき、公共施設や身近な自治会館は大丈夫か。原発事故が起きたときの対応はどうなっているのか、などなど。市民の安全を守る施策は、自治体の最も重要な仕事です。
 そこで、まずは身近な自治組織の強化を図るため、自治会館の耐震診断、耐震補強、緊急時電力確保などに、ある程度充実した支援を考えています。大きな展望とはいえませんが、市民の生命が第一です。
 今年四月から、国立滋賀病院に二十数年ぶりに産婦人科が完全復活します。また、来年四月には七階建て新病棟がオープンし、三二〇床の病院に生まれ変わります。これで、普段はかかりつけ医、いざとなればこれまでの病院に国立病院が加わり、さらに難しい医療は、滋賀医科大学などの病院がひかえている。ようやく安心できる病院体制の充実が現実のものとなります。
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by azch | 2012-01-02 23:21 | まちづくり研究会
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