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カテゴリ:観光ネットワーク
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観音寺城跡の調査 22年から24年
石垣から構造が見えた 観音寺城跡の調査 報告と考察

平成24年5月12日

=7メートル級の高石垣など まるでマチュピチュのよう=

県教委文化財保護課はこのほど大津市瀬田南大萱町の県立図書館で開いた講座「観音寺城の石垣を探る 史跡観音寺城跡石垣基礎調査の成果」で、平成二十年度から二十三年度まで四年間の石垣基礎調査の成果と、それを元にした観音寺城の構造についての新しい見方を報告した。

上垣幸徳副主幹は「観音寺城の石垣――史跡観音寺城石垣調査の成果――」で、観音寺城の大きな特徴の一つである石垣の場所・形態・数量などの調査結果を報告した。
 調査は、今後の研究のベースとなる基礎データづくりのためのもので、観音寺城跡約二百五十九万平方メートルで踏査と発掘調査を行った。
観音寺城跡のある繖(きぬがさ)山全山で九百四十八か所の石垣を確認。山塊中央部分に約五十五%(五百二十二か所)が集中し、桑実寺・宮津口付近に約二十九%(二百七十六か所)、意外だったのが繖山南側の鳥打山西側斜面の約十六%(百五十か所)。石寺地区は史跡指定外で今回の調査では対象から外れた。
鳥打山西斜面には一段高い道「すばせ」の両側に石垣をもつ造成地を確認することができた。ここは桑実寺から遠く、観音寺城からからの延長とも考えにくい。「信長公記」に鳥打山に屋敷地造成の記述があり、安土城の時代のものと評価できなくもないが、石垣の状態から安土城のものよりは古いので、観音寺城の出城ではないかと推考した。

発掘調査は二十―二十二年度に埋没した石垣の掘り起こしを行った。本丸付近で平坦地や通路の石垣、観音正寺から本丸への通路の石垣などを確認することができた。
 今回の調査では、対象外となった石寺地区や繖山南側斜面の石垣の把握や、新しい石垣の中に古い石垣など今まで想定していなかった部分に石垣が出てくる可能性など、今後の課題も見えてきた。
 踏査・発掘調査の成果を今後どのように 観音寺城跡を保存して、管理して、活用していくかを考える上での第一歩にしたいと締めくくった。

仲川靖主幹は「観音寺城の構造――主として石垣よりみて――」で、今回の調査成果から、繖山にそびえ建つ観音寺城の姿を浮かび上がらせた。
これまで観音寺城は「攻めやすい城」「城らしくない城」などと評価を受けていたが、その築城課程を眺めるとそうではなく、城郭のセオリーを守って防御に徹している城であることがわかった。
観音寺城の石垣の特徴は、同じ大きさの石を縦に重ねる「重ね積み(重箱積み)」、城や郭の防御機能をもつ入り口となる「虎口」外側隅角に大石を使う、三メートルを超える高石垣の分布(最大七メートル)などにあり、縄張りの外郭ラインを東山道から見ると石垣がそびえ建つ「ペルーの世界遺産マチュピチュ」のように見えたのではないかと、視覚的にとらえた。
虎口・石垣・尾根筋の郭をつなぐとその構造は、三国丸を中心(ピーク)とする馬蹄形で、従来の城の形に合致することを強調した。

また、各郭に虎口があって、それぞれが独立していることから一見「梯郭(ていかく)式」(本丸を城郭の片隅に配置し、周囲の二方向、三方向を他の郭で囲む縄張)に見えるが、「六角氏式目」を踏襲した独立した配置になっているとした。
東端には布施淡路丸を中心とする出丸郭群があり、南側に続く造成団地のような一番おかしな構造体部分は、ある時期に後藤・進藤邸などが順次追加され、信長の時代にこのような形になったと考える。
天下の名城とうたわれる安土城の築かれた安土山を見下ろす繖山に、安土城より先に石垣をもって築かれた観音寺城。そのスケールと歴史は安土城の比ではない。中世五大山城に数えられるだけに、その調査研究が日本城郭史研究にもたらす影響は大きい。
講座参加者は今回の報告が、今後の調査・研究へのひとすじの光明となることを確信した。



講座「史跡観音寺城跡」石垣基礎調査の成果

平成24年4月11日
=21日に県立図書館で=
県教委は、講座「観音寺城の石垣を探る 史跡観音寺城跡石垣基礎調査の成果」を二十一日午後一時半から大津市瀬田南大萱町の県立図書館大会議室で開催する。
 近江守護六角氏の居城である観音寺城は、標高四百三十二メートルの繖(きぬがさ)山の山頂から南山麓にかけての斜面に広く築かれ、中世五大山城の一つに数えられる近江を代表する巨大山城。
 県は、安土城以前に築かれた城郭としては例外的に石垣が多用された観音寺城の保存と整備のための基礎資料とするため、平成二十年度から四年計画で石垣基礎調査を行った。
 講座では、調査によって明らかになった観音寺城の石垣の特徴と、そこから推測される観音寺城の構造についての試論を提起する。
 県教委文化財保護課の上垣幸徳副主幹による講座「観音寺城の石垣~史跡観音寺城跡石垣基礎調査の成果」、仲川靖同主幹による講座「観音寺城の構造~主として石垣よりみて」のあと、両人に松下浩同副主幹が加わっての鼎談で、観音寺城の姿に迫る。
 参加希望者は、住所・氏名・連絡先をメール(ma16@pref.shiga.lg.jp)・電話(0748―46―6144)・ファックス(0748―46―6145)のいずれかで、滋賀県教育委員会事務局文化財保護課城郭調査事務所へ。二十日午後五時必着。ただし、先着百人まで。参加者には埋蔵文化財活用ブックレット「観音寺城」がプレゼントされる。



史跡観音寺城跡発掘調査
平成23年4月17日
=23日にスライド発表会=

県教委文化財保護課(城郭調査事務所)と県立安土城考古博物館は、平成二十年度から四年計画で実施している「史跡観音寺城跡の石垣基礎調査と発掘調査」の二十二年度の調査結果について、一般向けスライド発表会を二十三日午後一時半から近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で開催する。定員は当日先着百四十人。
 二十二年度は、石垣基礎調査を桑実寺地区宮津口道山麓部の約二十九万平方メートルで、発掘調査を伝本丸大石段下部の約三千平方メートルで、昨年十月から今年三月まで行った。
 発掘調査の対象となった伝本丸跡に接続する石段通路の下部、二本の谷状地形をはさんで土塁状の郭が突出しているとされる部分では、伝本丸跡に接続する通路の延長部分がある可能性が指摘されていることから、伝本丸跡から下方へ延びる石段通路の上り口の下、地形が谷状になっている部分を中心に伐採・清掃を行い、三か所、計約三十四平方メートルを石段通路の延長部分ではないかと想定して、掘削した結果、断片的ながらも石垣・通路と考えられる遺構を検出することができた。
 掘削範囲が限られるため、この付近に残る遺構全体の形状など詳細は不明だが、遺構の配置状況、特にある地点で谷状地形に直交する石垣が存在することから、この谷状地形が伝本丸跡からの石段通路の延長部分ではなく、伝本丸跡と伝お花井戸郭は直接つながらないことが確認された。
 また、これまでに公表された城跡の平面図には記載されていない郭・石垣が存在していることも確認できた。
 石垣調査は観音寺城跡最大の特徴である安土城以前の石垣の現状を把握するため、四年かけて調査を行っている。
 今回は、調査対象地への立ち入りが困難で危険なことから、現地説明会は実施しない。
 問い合わせは、城郭調査事務所TEL0748―46―6144へ。



伝本丸の東虎口は?史跡観音寺城跡

平成22年1月29日(金) 
=2年目の発掘と石垣調査 31日に現地説明会=

史跡観音寺城跡の調査状況についての説明会が、三十一日に現地で行われる。午後一時に安土町石寺の「石寺楽市」に集合。
平成二十年度から県教委が四年計画で石垣基礎調査と発掘調査を続けている。

今年度は、本谷から伝本丸に通じる西側ルートで想定されていた枡形虎口がなかったことが明らかになった昨年度調査に続いて、昨年十一月から東側ルートの虎口があったとされる伝本丸東虎口(防御機能をもつ入り口)〇・三ヘクタールで発掘調査を行っている。
東側ルートは、江戸時代以降に桑実寺から観音正寺への巡礼道で、伝本丸北東隅の開口部につながり、観音寺城時代にも道として利用されていたと考えられている。伝本丸の手前で巨大な削り出し土塁が張り出して、道が狭くなっているが、防御のための構築物などは発見できていない。
石垣調査は、観音寺城跡最大の特徴である安土城以前の石垣の現状を把握するため、四年かけて伝布施淡路丸周辺と南山裾部二十四ヘクタールを調査している。
現地説明会は、伝本丸東虎口周辺の発掘調査現場と、伝後藤丸と伝進藤丸付近の石垣調査現場で行う。
問い合わせは、県文化財保護課城郭調査担当(TEL0748―46―6144)まで。



歴史物語る石垣や土塁 観音寺城跡整備事業
平成22年5月9日
=雑木林を伐採し、見学道整備 15日に現地で説明会開催=

 山を覆っていた雑木林や竹林を伐採してみると、地元で語り継がれて来た巨大岩石や城の郭を形成した石垣、土塁が姿を現した。中世の近江を支配した佐々木六角氏。その居城「観音寺城」(近江八幡市安土町)で県教委による整備事業が進められており、本格的な石垣での建造が始まったとされる安土城より以前に、堅固な石垣を特徴とする観音寺城の存在を目の当たりにできる。新たな見学ルートも整備し、十五日には現地見学会も開く。


 平成二十一年度の整備作業は、観音正寺の西側の本丸から伝平井丸、伝池田丸の南側斜面の「女郎岩」周辺四ヘクタールと、東側の林道駐車場近くの伝目賀田丸周辺約六ヘクタールで、石垣の崩壊防止と石垣を常時監視できるようにするための森林・竹林整備事業を行った。
 「女郎岩」は新幹線が開通したころには車窓から見ることができたと言われて来たが、最近では近寄ることさえできない状況だった。巨岩の下には、高く、長く続く石垣も現れた。また、その先の伝木村丸の石垣には、アーチ状に加工した石を乗せた「埋み門(うずみもん)」も見ることができる。


アーチ形の「埋み門」 伝目賀田丸では高さ三―四メートルの土塁が残り、眼下には国道8号・新幹線が、向側には箕作山城跡(織田信長が攻め落とし、六角義賢は観音寺城を捨てて逃亡した)が見える。
 全国五大山城の一つに数えられる観音寺城。形態的には古い土塁と当時としては先進的な石垣をもち、それぞれどのような機能をもっていたのか、現地に立つとロマンが広がる。
 現地見学会は、近江八幡市安土町桑実寺の文芸の郷にある安土城天主信長の館前広場に集合し、午後一時に出発する。参加費三百円(桑実寺入山料)。事前の申し込みはいらない。山歩きに適した服装・装備で。問い合わせは、県教委文化財保護課城郭調査事務所(TEL0748―46―6144)まで。
by azch | 2012-05-13 23:12 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
安土城考古博物館
春季特別展「継体大王と琵琶湖」安土城考古博物館

=古代の湖上物流の役割を探る=
県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)の春季特別展「湖(うみ)を見つめた王 継体大王と琵琶湖」(滋賀報知新聞社など後援)が、始まっている。六月十七日まで。
 かつて琵琶湖は、多くの物・人・情報が行き交う重要な航路として経済を支えることで、近江のみならず日本国家の形成に多大な役割を果たしてきた。
 特に、高島市の鴨稲荷山古墳に象徴される継体大王の時代(古墳時代後期の六世紀)は、琵琶湖の水運は国際的にも国内的にも極めて重要な役割を果たした。
 琵琶湖近くにある前方後円墳の鴨稲荷山古墳からは、大陸からの輸入品を含む多数の副葬品が出土していることからも、琵琶湖水運の拠点として、また、国内の政治史・流通史を考える上で、画期的な存在となっている。
同展では鴨稲荷山古墳を中心に、継体大王の時代の琵琶湖周辺の古墳や集落の様子を通して、湖上物流が古代国家形成に果たした役割を考える。
 博物館講座は、五月六日「継体大王と鉄生産」、五月二十日「王と首長の神まつり」、五月二十七日「若狭・越地域の古墳時代」、六月三日「横穴式石室からみた地域交流」、六月十七日「埴輪からみた継体大王」が、いずれも午後一時半から。定員は当日先着百四十人。
 そのほか、六月十日にはオプショナル・クル一ズ「琵琶湖から古墳を眺望する 琵琶古墳遊覧クルーズ」も開催される。参加費四千五百円(弁当・資料代)。定員六十人。参加申し込みと問い合わせは、株式会社琵琶湖汽船(TEL077―524―5000)まで。
 同館は月曜日休館(ただし四月三十日は開館)。入館料は大人八百六十円、高校生・大学生六百十円、県内在住六十五歳以上四百六十円、小・中学生四百円。
 問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。


織田家の菩提寺そう見寺 所蔵名品で信長しのぶ

=安土城考古博物館でテーマ展=
織田信長が安土城築城時に建立し、その後も織田家菩提寺として信長ゆかりの品々や関係資料などが伝えられているそう見寺の所蔵品を通して、信長をしのぶテーマ展「そう見寺所蔵名品展」が、近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で、信長の命日の六月二日に合わせて、開かれている。六月五日まで。
国の重要文化財「永楽据紋銀象眼鉄鐔(えいらくすえもんぎんぞうがんてつつば)」をはじめ、市指定文化財では信長のものと伝えられている「陣羽織」や、安土城跡の一番古い絵図とされる「近江国蒲生郡安土古城図」など、十点を展示する。
 同館は月曜日休館。入館料は大人四百円、高校大学生二百五十円。問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。

by azch | 2012-05-10 23:09 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
安土城天主信長の館
幻の名城をじっくりと 安土城天主信長の館で説明会

=職員の解説聞きながら見学 月2回 午前と午後の随時=
今年度から始まった天主説明会

幻の名城「安土城」の天主部分を原寸復元で展示する近江八幡市安土町桑実寺の文芸の郷内にある安土城天主信長の館では、今年度から来館者を対象にした天主説明会が、毎月二回行われている。
 これまで団体の予約者への職員による説明を行っていたが、より理解を深めたいという個人や団体の当日希望者に、予約なしで、無料で行うことで、安土城の魅力をより深く、広く知ってもらうのがねらい。見学だけでは知ることができない知識を得ることができる。
 展示されている安土城天主は、平成四年にスペインで開催されたセビリア万博の日本館のメイン展示として、日本の伝統と最新の技術の粋を集めて天主五階・六階の最上部を復元したものを、当時の安土町が譲り受け、解体輸送して再組立したもの。

 先日行われた四月の第一回説明会のあと、同館の小川康子さんは「時間の制限もあると思いますが、ざっ~と見学するより、説明を聞きながらじっくり見学していただきたい。説明をすると、みなさん喜んでくださいます」と、利用を呼びかけている。
 説明会は午前十時から十一時半までと、午後一時半から三時までの間で、随時行う。今後の開催予定は、五月十二・十九日、六月九・十六日、七月十四・二十一日、八月四・十八日、九月八・十五日。
 同館は月曜日と年末年始休館。開館は午前九時から午後五時まで。入館料は大人五百円、高校・大学生三百円、小・中学生百五十円。隣接の安土城考古博物館との共通券もある。
 問い合わせは、安土城天主信長の館(TEL0748―46―6512)へ。
by azch | 2012-05-04 23:47 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
安土城考古博物館 春季特別展
春季特別展「継体大王と琵琶湖」安土城考古博物館 21日開幕

=古代の湖上物流の役割を探る=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)の春季特別展「湖(うみ)を見つめた王 継体大王と琵琶湖」(滋賀報知新聞社など後援)が、二十一日から始まる。六月十七日まで。
 かつて琵琶湖は、多くの物・人・情報が行き交う重要な航路として経済を支えることで、近江のみならず日本国家の形成に多大な役割を果たしてきた。
 特に、高島市の鴨稲荷山古墳に象徴される継体大王の時代(古墳時代後期の六世紀)は、琵琶湖の水運は国際的にも国内的にも極めて重要な役割を果たした。
 琵琶湖近くにある前方後円墳の鴨稲荷山古墳からは、大陸からの輸入品を含む多数の副葬品が出土していることからも、琵琶湖水運の拠点として、また、国内の政治史・流通史を考える上で、画期的な存在となっている。
同展では鴨稲荷山古墳を中心に、継体大王の時代の琵琶湖周辺の古墳や集落の様子を通して、湖上物流が古代国家形成に果たした役割を考える。
 会期中の関連行事として、同志社大学の森浩一名誉教授による特別展記念講演会「古代近江とヲホド王を語る」が四月二十九日午後一時半からある。
 また、博物館講座は、四月二十二日「古墳と舟運」、五月六日「継体大王と鉄生産」、五月二十日「王と首長の神まつり」、五月二十七日「若狭・越地域の古墳時代」、六月三日「横穴式石室からみた地域交流」、六月十七日「埴輪からみた継体大王」が、いずれも午後一時半から。定員は当日先着百四十人。
 そのほか、六月十日にはオプショナル・クル一ズ「琵琶湖から古墳を眺望する 琵琶古墳遊覧クルーズ」も開催される。参加費四千五百円(弁当・資料代)。定員六十人。参加申し込みと問い合わせは、株式会社琵琶湖汽船(TEL077―524―5000)まで。
 同館は月曜日休館(ただし四月三十日は開館)。入館料は大人八百六十円、高校生・大学生六百十円、県内在住六十五歳以上四百六十円、小・中学生四百円。
 問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。
by azch | 2012-04-20 23:39 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
八幡まつり
伝統の「八幡まつり」

=日牟禮八幡宮=
五穀豊穣と無病息災を祈って燃え上がる松明

近江八幡市の春の火まつりの一つ「八幡まつり」(国選択無形民俗文化財)が、十四・十五日に日牟禮八幡宮周辺で行われる。
八幡まつりは千数百年の歴史をもつと言われ、毎年、十四日の宵宮祭「松明まつり」、十五日の本祭「太鼓まつり」が五穀豊穣と無病息災を祈ってにぎやかに繰り広げられる。

14日は宵宮祭「松明まつり」
15日は本祭「太鼓まつり」

昨年は東日本大震災の被災地復興への願いを込めての開催となり、「松明まつり」の打ち上げ花火と仕掛け花火、「太鼓まつり」の「太鼓渡り」が中止となったが、今年は例年通り実施される。
松明まつりでは市周辺農村部の上之郷八郷(市井、北之庄、大林、鷹飼、多賀、中村、宇津呂、土田)と下之郷四郷(小船木、船木、大房、南津田)の十二郷の氏子によってヨシ、ワラ、ササ、ナタネ殻で作った大松明、とっくり松明、ひきずり松明、振松明など高さ三―十メートルの大小約四十本の松明が奉納され、境内に並ぶ。
午前八時半から大松明結い、午後一時から子供松明の奉火があり、七時から神役太鼓が宮入して、八時過ぎに打ち上げ花火を合図に、上之郷の松明から今年決まった順に奉火され、下之郷の松明にも火が着く。

2年ぶりに行われる「太鼓渡り」 

十時半頃まで奉火は続き、赤い炎があたり一帯を包み、夜空を焦がす。巨大な火柱は迫力満点。中でも大房の松明は寝かせた状態から三十度ほどの角度に起こした状態で火が着けられ、火の粉を被りながら竹で松明を突き上げて立ててゆく奉火は圧巻。
太鼓まつりは、午前十時からの例祭に続いて、午後二時半から各郷の太鼓が日牟禮八幡宮周辺に集結する「太鼓渡り」の宿入り、四時頃になると楼門前から昔から決まった順番で巨大な太鼓が次々と日牟禮八幡宮に宮入りし、各郷に伝わる打ち方で太鼓を鳴り響かせながら境内を練り歩く「太鼓渡り」が行われ、太鼓の競演が繰り広げられる。雨天の場合は、役員と代表者による太鼓なしの「代渡り」となることもある。

なお、神社境内の白雲橋から八幡山ロープウェー前までは、十四日が午前八時から翌日午前零時まで、十五日が午前八時から午後九時まで、大杉町通りの玉木―江南町間が、十四日午後六時から翌日午前零時まで、十五日が午後三時から七時まで通行止となる。主催者側では、交通規制等により混雑し、駐車場が不足するため、公共交通機関の利用を呼びかけている。
詳しい内容は近江八幡観光物産協会ホームページ(http://www.omi8.com)か、日牟禮八幡宮のホームページ(http://www5d.biglobe.ne.jp/~him8man/)で。問い合わせは、近江八幡駅北口観光案内所(0748―33―6061)まで。

by azch | 2012-04-15 23:47 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
安土城考古博物館 テーマ展
テーマ展とパネル展 信長・近江の水城

=安土城考古博物館=
県内の城郭の価値や魅力を紹介するテーマ展「信長の水城」と城郭写真パネル展示シリーズ第八弾「近江の名城 近江の水城」が三日から、近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で始まる。六月二十八日まで。

テーマ展では、織田信長が築いた坂本(大津市)、長浜(長浜市)、大溝(高島市)、安土(近江八幡市)の四城から、信長の琵琶湖戦略を探る。
パネル展示もテーマ展に連動し、縄張りがよく残り、探訪することができる山本山城(長浜市湖北町)と水茎岡山城(近江八幡市牧町)の二城を取り上げる。展示を観覧後は、会場に備え付けの各城の見どころなどをまとめた探訪シートが現地探訪へ誘う。
同館は月曜日休館。入館料は大人四百円、高校大学生二百五十円、小中学生・障がい者・県内在住の六十五歳以上無料。
by azch | 2012-04-04 23:49 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
 安土城考古博物館
テーマ展「発掘された地震の痕跡」

=11日から 安土城考古博物館で=

東日本大震災から一年を経過するのを契機に、琵琶湖の周辺で起きた過去の地震の様子を視覚的に展示し、防災の大切さを再認識することを目的とするテーマ展「発掘された地震の痕跡」が、近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で十一日から開催される。四月十二日まで。

県内で行われた発掘調査の結果、縄文時代の地震を示す砕けた土器「北仰西海道遺跡出土縄文時代深鉢」(高島市)、弥生時代の地震を示す「針江浜遺跡弥生土器」(高島市)、元暦二年(一一八五)に襲った津波を示す「塩津港遺跡出土神像他」(長浜市)、天正十三年(一五八五)大地震を示す「長浜町遺跡出土陶磁器」(長浜市)など、今回は、これらの資料やパネルなど約十五点で、過去に琵琶湖周辺を襲った大地震の痕跡を紹介する。
同館は月曜日休館(月曜日が祝日の場合は翌日)。入館料は大人四百五十円(四月三日からは四百円)、高・大生二百五十円、小中学生・障害者・県内在住の六十五歳以上は無料。
by azch | 2012-03-10 23:26 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
「戦国・武士と姫たちの遺跡」探訪 大溝城と城下町をゆく
大溝城と城下町を探訪

=県教委らが3月10日開催へ=
県教育委員会と高島市教育委員会は三月十日午後一時三十分から、“「戦国・武士と姫たちの遺跡」探訪 大溝城と城下町をゆく”を開催する。
 大溝城は天正六年に、織田信澄が内湖(乙女ヶ池)畔に築いた水城。信澄は織田信長の弟の子(甥)で、新庄城主(高島市新旭町)磯野員昌の養子となって当地に移り、新庄や南川(高島市安曇川町)などから商人らを移住させて城下町をつくった。西近江路と大溝港が出会う水陸交通の要衝に位置することから、江戸時代以降も分部氏二万石の陣屋が置かれた高島地域唯一の城下町として繁栄し、今なお城下町の風情を色濃く残している。
 今回の探訪では、高島市教育委員会や県の文化財専門職員が高島市観光ボランティア協会の会員とともに同行案内し、大溝城と城下町を詳しく訪ねる。
 集合・受け付けは午後一時三十分までに、JR湖西線近江高島駅東口(ガリバーのモニュメントがある側)へ。午後四時ごろ、JR湖西線近江高島駅で解散する。申し込みは三月八日までに、必要事項(氏名、電話番号(携帯推奨)、ファックス番号、電子メールアドレス、居住する市町村名、このイベントをなにで知ったか)を添えて、電子メール(maO7@pref:shiga.lg.jp)、またはFAX (077―528―4956)で申し込む。自己負担金は二百円。問い合わせは、県教育委員会事務局 文化財保護課 記念物担当(TEL077―528―4674)まで。
by azch | 2012-02-19 22:09 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
「『人』・『自然』・『祈り』共生の原点を探る
日本文化の源流を探る 企画展「縄文人が語るもの」

=「物差し」片手に見る展覧会 安土城考古博物館で11日開幕=

企画展のチラシ 

縄文時代から現代へと流れる文化をテーマにした第四十三回企画展「『人』・『自然』・『祈り』共生の原点を探る――縄文人が語るもの――」が、十一日から近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で始まる。四月一日まで。
 3・11東日本大震災復興祈念事業として、同館・県教委・財団法人滋賀県文化財保護協会が主催、滋賀報知新聞社などの後援で開催。
 現代日本の基層文化は「米作り」に象徴される弥生文化と考える人が多い。しかし、それより先の縄文文化は、その起原と期間において、世界でも類を見ない早さと長さをもち、世界を代表する極東アジアの文化として注目されるようになりつつある。だが、その文化が現代まで脈々とつながっていることは、あまり知られてはいない。
 同展では、一万数千年間続いた縄文時代の時間の長さを、一年を一ミリメートルとして表現。来館者は「物差し」を片手に、漆塗木製椀や石山式土器、土偶といった県内遺跡からの出土品や県内各地の発掘資料を見学することで、縄文文化の「時の流れ」「自然」「人々の暮らし」を感じてもらう。
 会期中、連続講座「近江の縄文時代」も開く。二月十二日「石山貝塚からみる縄文時代」と企画展ギャラリートーク▽二月二十六日「喰うべし!―野生動物利用の文化史―」▽三月十日「漕ぐ、獲る、運ぶ―革新を起こした縄文舟の考古学―」▽三月二十四日「相谷熊原土偶の源流を探る」で、いずれも午後一時半から。定員は当日先着百四十人。参加料各回とも三百円。
 また、三月十一日の現地探訪「『びわ湖の貝塚』を訪ねて」は、同館学芸員と一緒に琵琶湖の貝塚を巡る。
 同館は月曜日(月曜日が祝日の場合は翌日)休館。入館料は大人四百五十円、高大生二百五十円、中学生以下・障害者・県内在住六十五歳以上は無料 
 探訪参加の申し込みと展覧会に関する問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)へ。
by azch | 2012-02-13 23:38 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
「らんまる君」デビュー1周年
「らんまる君」デビュー1周年 弟2人と安土を盛り上げる

=「らんまる君音頭」も初披露=

左から「りきまる君」「らんまる君」「ぼうまる君」三兄弟


 安土町観光協会(東康彦会長)のイメージマスコット「らんまる君」に、このほど「ぼうまる君」「りきまる君」の弟二人(匹?)が加わり、三兄弟が勢ぞろいした。
 織田信長に仕えた小姓の森蘭丸をモチーフにした「らんまる君」に弟の坊丸・力丸をモチーフにしたイメージマスコットが加わり、三兄弟で安土観光を盛り上げて行く。
 いずれも「らんまる君」同様、ラジオパーソナリティー・演出家のやまもとひまりさんのデザインによる犬キャラ。
 一歳下の弟「ぼうまる君」は、兄弟一のスポーツマンで、剣の達人。やんちゃだけど心のやさしいナイス・ガイ。空と湖の青がイメージ・カラー。


友だちキャラも祝いに駆けつけた記念イベント――安土文芸セミナリヨで―― 二歳下の弟「りきまる君」は、博識でがんばり屋。自然大好きの穏やかな性格でみんなを癒す。また、甘いものには目がない。垂れ耳と緑のイメージ・カラーが特徴。
 このほど、安土文芸セミナリヨで開かれた「らんまる君デビュー一周年記念イベント」で初お目見え。これからの活躍が期待される。
 イベントでは、中濱亜香里さん(堅田高校三年生 淡海節歌手)による「らんまる君音頭」も披露されたほか、竜王町の「近江うしまる君」、甲賀市の「にんじゃえもん」、野洲市の「ドウタクくん」、昨年大活躍の浅井三姉妹「茶々」「初」「江」といった友だちキャラや、織田信長や佐和山城址武将隊らが祝いに駆けつけ、あづち信長出陣太鼓と北里保育園らいおん組の太鼓演奏が花を添えて、一周年を祝った。
by azch | 2012-01-28 23:47 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)