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西の湖 ラムサール条約 登録 その1

西の湖をラムサール条約の登録へ
びわ湖で最も大きい内湖の「西の湖」一帯を、国際的な湿地保全のラムサール条約に登録しようと、近江八幡市と安土町の市長と町長が連名で、県に登録への申し入れを行う事になりました。近江八幡市から安土町にかけて広がる「西の湖」周辺と、その下流の長命寺川一帯は、平成18年1月に、重要文化的景観の全国第1号として国の選定を受けています。この「西の湖」を国際的な湿地保全のラムサール条約に新たに登録しようと、3年前から近江八幡市と安土町が連携し、地元への説明会を開きながら、協議してきました。ラムサール条約への湿地登録は、1993年にびわ湖が登録されましたが、この時には周辺の内湖は組み入れられていません。このため、近江八幡市と安土町では、今年韓国で開催される「第10回ラムサール条約締約国会議」で「西の湖」を追加登録してもらおうと、申し入れることにしたものです。滋賀県への申し入れは、今月末に近江八幡市長と安土町長の連名で行う予定で、ラムサール条約が登録されれば、「西の湖」や長命寺川一帯のヨシ帯を、ブランドを付けて商品化して行きたいと意欲を見せています。県琵琶湖環境部自然環境保全課では「『西の湖』一帯のラムサール条約登録には、国際的な基準をクリアしなければならないが、県としても波及効果もあるので、積極的に進めて行きたい。地元の同意も得られているので、今後、環境省と十分協議して行きたい。」と前向きに話しています。 


中日新聞
西の湖と長命寺川を登録 ラムサール条約湿地、区域拡大


近江八幡市と安土町にまたがる「西の湖」と、琵琶湖につながる「長命寺川」が、世界の湿地の保全を目指すラムサール条約湿地として正式に登録された。既に登録済みの琵琶湖の区域を拡大。韓国で開催中の第10回締約国会議で30日、登録認定証が授与された。専門家は「人の活動と自然の調和が保たれてきた貴重な場所で、登録の意義は大きい」と評価する。
西の湖は220ヘクタールあり、琵琶湖につながる29の内湖の総面積の半分を占める。約3キロの長命寺川を通して琵琶湖に注ぐ。琵琶湖は1993年に条約湿地として登録されており、今回、その登録区域6万5602ヘクタールに新たに382ヘクタールが加わった。
拡大分は0・5%にすぎないが、広大なヨシ群落と多彩な動植物の生息地として価値が高いと研究者は見る。ヨシ群落は109ヘクタールあり、近畿地方で最大級。貴重種とされる植物26種が育ち、約120種の鳥類が生息する。
県琵琶湖環境科学研究センターの西野麻知子・総合解析部門長は「ヨシ群落の6割が集中する内湖が登録区域に含まれていなかったことが不自然」と、追加登録を評価する。
西野さんはヨシを生活に利用する人間の活動で、西の湖周辺の生態系が200年以上維持されてきたことを指摘。「土地利用が長い間変わらないことで人為的な自然がつくられ、生き物との調和が保たれてきた」という。
外来魚の繁殖に脅かされている琵琶湖固有の魚の種類が多いことも西の湖の特徴だ。開発を免れたヨシ群落や小さな水路、複雑な地形が残されているからとみられる。
西野さんは「近年はヨシの利用が少なくなり、ヨシ産業が衰退している。登録拡大で注目が集まり、持続的な土地の利用につながってほしい」と期待している。



産経新聞
ラムサール条約湿地に西の湖と長命寺川 滋賀


琵琶湖の周囲に点在する内湖のうち最も広い「西の湖」とその水路の「長命寺川」をラムサール条約湿地として登録するため環境省は27日、官報に告示した。韓国で開催される「第10回ラムサール条約締約国会議(COP10)」で30日、正式に登録される。
琵琶湖本体は平成5年にすでに登録されており、西の湖と長命寺川は、拡大登録という形になる。近江八幡市と安土町にまたがる西の湖の面積は約220ヘクタール。長さ約3キロの長命寺川を通じて琵琶湖に注いでいる。今回、西の湖全域に長命寺川の流域を合わせた382ヘクタールが拡大登録される。
西の湖のヨシ群落は全国有数で、絶滅危惧種のヌマゼリ、ヒメシオンなど貴重な動植物も多く生息している。さらに、周辺のヨシ地を含む「近江八幡の水郷」は18年1月に国の重要文化的景観の第1号に指定されている。
COP10は28日から11月4日まで、韓国の昌原市で開催。28日の開会式には嘉田由紀子知事も出席するほか、県内8小学校から選ばれた9人の児童が「子ども環境特派員」として参加することになっている。



ラムサール登録、自治体に認定証 韓国で条約会議
【昌原(韓国南部)30日共同】水鳥などの生息地として国際的に重要な湿地を保全するラムサール条約の事務局は30日、日本の4カ所の新規登録と、既に登録済みの琵琶湖(滋賀県)の区域拡大を正式に決め、第10回締約国会議が開催されている韓国慶尚南道の昌原市の会場で各自治体関係者らに認定証を授与した。
新規登録は大山上池・下池(山形県鶴岡市)、化女沼(宮城県大崎市)、瓢湖(新潟県阿賀野市)、久米島の渓流・湿地(沖縄県久米島町)。日本の環境省によると、今回の新規登録・区域拡大で日本の登録湿地は計37カ所、合計面積は13万1027ヘクタール。
同省によると、農業用ため池の大山上池・下池は、ガンカモ類など多くの渡り鳥の重要な越冬地で、マガモは毎年2万-3万羽が飛来する。ダム湖の化女沼もガンカモ類が越冬し、ヒシクイなどの飛来地。瓢湖はかんがい用のため池でコハクチョウやオナガガモなどの重要な越冬地だ。
久米島の渓流・湿地は、日本で唯一淡水に生息するヘビで絶滅が心配されているキクザトサワヘビなど希少な生物の生息地。琵琶湖の区域拡大部分は、同湖につながる西の湖と長命寺川(滋賀県近江八幡市、安土町)で、日本有数の規模のヨシ群落が分布し、絶滅が危惧される植物の宝庫として極めて貴重という。
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by azch | 2008-10-30 21:57 | 西の湖環境保全
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