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観音寺イベント その4

第17回観音寺城イベント 07年11月25日
創刊号
安土・ 城下町あれこれ
<タイトル:江南洋 文化財専門委員>
編集・発行 安土町教育委員会
1 1 月2 5 日(日)に観音寺城イベントの一環として第2回観音寺城フォーラムが石寺楽座会館で開催されます。これをきっかけにこれから「安土の城下町あれこれ」を紹介していきます。

観音寺城への道
第1回観音寺城フォーラムの「パネルディスカッション」
<「観音寺城フォ-ラム」のねらい>
来るべき観音寺城跡とその城下町石寺の整備に向けた考え方や方策を、地元住民の方々と共に検討しようと昨年平成18年度から始めました。
今回も前回と同様に5名のパネラ-(講師)に出席をいただき、「文化財の保存と活用」という視点から「国を含めての財政逼迫の中、行政の支援に頼らないで石寺がさらに元気になるような方法」を参加者も含めて意見交換をします。「石寺はこうありたい」「石寺がこうあって欲しい」というような考えに、「こうすれば」という具体的な方策を加えた議論が期待されます。
<「石寺楽市」(楽市会館)>
イベント当日の楽市[昨年]
我国で最初に開かれた「石寺新市」にちなんで催されます。新鮮な地元野菜や石寺の梅干をはじめ、地域特有のレンコンなど数々の石寺特産品が販売されます。
安土町商工会も加わって、ポップコ-ンやみたらし団子、西の湖に生えた葭の新芽を使ったヨシ餅などの安土の特産も味わえます。また新米の餅ごめを使った「つきたて餅」の即売も行われます。こちらは飛び入り参加が自由ですので、臼と杵での餅つき体験ができます。

-ワンポイント歴史検定-
<石寺の「イノバンバ」ってなに?>
観音正寺参道(本坂)を少し山手へたどると、家並みに囲まれて割に広い水田と畑が見渡すことができる。よく見れば段差の部分には石垣が築かれている。
ここは地元で「イノバンバ」と称され、佐々木六角氏の下御用屋敷と「犬の馬場」であったことが判ってきた。中世の武家にあっては放たれた犬を敵に見立て、これを馬に乗った武士が弓で射るという「犬追物」が武芸鍛錬として盛んに催されていた。イノバンバは犬追物のために設けられた練習場である。佐々木六角氏は「佐々木流馬術」と「犬追物」の作法を伝授してきた家であった。
イノバンバの石垣
<悲哀伝説の「お茶子地蔵」>
繖山(観音寺山)の南斜面に、観音正寺への参道(本谷)をはじめ8つの谷を石寺は持っている。その一つにお茶小谷があるが、これには悲しい伝説が地元に伝えられている。観音寺山の麓に住む豪族の娘であったお茶子は美しく才智に長けた娘であった。観音寺城の城主に側室として召され寵愛を受けたが、正室達の嫉妬から、とある小さな谷の牢に閉じこめられてしまった。食事も与えられず、無数のヘビを投げ込まれるなどお茶子は非業の最期を遂げた。以後、その谷には夜
な夜なお茶子の忍び泣きが聞こえ、山中を亡霊がさまよったという。人々はいつしかこの小さな谷を「お茶子谷」と呼び、この谷の頂上に地蔵尊を祀ってお茶子の霊を慰めたという。
<観音寺城下町石寺と楽市楽座>
戦国時代の佐々木六角氏は繖山の頂きに観音寺城を築き、麓の石寺に城下町を設けた。城下町石寺は「御屋形」(今の天満宮)を頂点としてその南側斜面下に開かれていたようで、ここには領主佐々木六角氏の家臣達が居住していた。この頃の武士は一部の者を除いて大部分が商人(職人)であり農民であり職人でもあったことから、戦時には欠かせない食料、武器、弾薬などの調達のため城山の麓に集めておく必要があった。
つまりこれが城下町石寺である。「石寺新市」は自由な物の売り買いが佐々木六角氏のもとに行えた全国で初めての楽市楽座であった。また、この石寺新市からあがる税は佐々木六角氏の重要な収入源でもあったことが推測される。

最新ニュース<楽市会館の「壁絵」と「お茶席」>
石寺の名所を描いた「壁絵」が楽市会館の外壁に新しくお目見えしました。これは区民をはじめ来訪者に石寺の良さを知ってもらおうと前石寺区長木瀬和男さんが発案され、「安土絵画クラブ」の女性3名が地元のためにと6ヶ月の期間をかけて描いたものです。
また、当日は、楽座会館内では遠州流の皆さんの協力の下でお茶席が設けられます。遠州流は小堀遠州に端をもつ流派で、石寺に所在する教林坊の庭園が小堀遠州作と地元に伝えられています。併せて錦城流の詩吟も披露されます。お茶席と詩吟のコラボレ-ションを楽しみながら、ゆったりとしたひとときを過ごすのもいいかも知れません。
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by azch | 2007-11-30 20:03 | 観光ネットワーク
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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