安土どっとネット

azch.exblog.jp ブログトップ

安土城跡発掘調査現地説明会

平成19年度特別史跡安土城跡発掘調査 現地説明会
11月3日午前10時30分より開催されました。
主催者の滋賀県城郭調査研究所の予想をはるかに上回る、300名近い方が参加され、準備した資料が足りなくなるくらいの盛況でした。
毎年は120名ぐらいの参加が普通であり、今回は新たな参加者もあわせ、今回調査中の新しい虎口を中心に熱心に説明会に参加されていました。

e0093407_14444628.jpge0093407_1445412.jpg










e0093407_14453049.jpge0093407_14454143.jpg










e0093407_1446021.jpge0093407_14461678.jpg










滋賀報知新聞記事(11月3日)
あるはずのない虎口出現 安土城跡に新たな謎
これまでの城域の概念覆す発見  =城外路は本当は城内路の可能性=


安土城を防御するための堅固な石垣と城壁が続くと考えられていた場所から、城壁に沿って通るこれまで城外路と考えられていた道とあまり段差のない、出入りしやすい入り口「虎口(こぐち)」が発見された。
安土城郭調査研究所の近藤滋所長は、「そこに入り口があってはこまる所から虎口が出てきた。どこまでが城の内か外かを考え直さなければならない必要を生じる大きな発見」とするとともに、「防御的にもこの虎口を含む石垣が城の南限とは考えにくい。これまで城外路と考えられていた道は城内路の可能性が高く、城の外郭はさらに南側にあったと考えられる」と話している。
新たな虎口は、大手広場から百々橋までの石垣整備工事の実施設計を行い、城下町域からの観光ルート整備に向けて、平成14年度に行った基本調査から調査区域を広げて行っている再調査の過程で、大手門から西に約180メートルの百々橋口との中間地点で発見された。

虎口は幅約4.5メートル。入り口は道からあまり段差がなく、東西の石垣に高低差があることや礎石の規模などから簡単な造りの門があったとみられる。奥に入ったところで一段高くなった踊り場があり、そこから西へ5段分(当初は七段)の階段(幅1.8メートル、奥行き2.7メートル)と北側に並行する同じ勾配のスロープ(幅1.2メートル)も見つかった。階段と門の横には側溝(0.2メートル)をもつ。城下町から百々橋口を通過して城に入る時の再チェック機能をもった施設ではないかと考えられている。
近藤所長は、「堀の内側に城外路をもつ特殊な城ではなく、城の構えとして、大阪城や江戸城などに続く本来的な近世城郭の出発点としての位置づけが確認された」と、今回の発見のもつ意義を強調した。

現地説明会が3日に開催される。午前10時から大手前駐車場で受け付け開始。参加無料。配付資料持参者は当日、県立安土城考古博物館と安土城天主信長の館の入館料が団体割引となる。問い合せは、県安土城郭調査研究所(TEL0748-46-6144)へ。

また、県立安土城考古博物館が、阪大名誉教授で大阪歴史博物館館長の脇田修氏による開館15周年記念講演会「織田信長の時代」を午後1時半から安土町文芸セミナリヨで開催する。定員は、当日先着380人。参加無料。問い合せは、県立安土城考古博物館(TEL0748-46-2424)へ。

e0093407_14465114.jpge0093407_144756.jpg










e0093407_14482121.jpge0093407_14483499.jpg










e0093407_14485220.jpge0093407_1449876.jpg










e0093407_14492856.jpge0093407_14494057.jpg










滋賀報知新聞 記事
安土城に久々の活気 現地説明会に見学者殺到
新虎口発見発表に300人 =歴史ファンがロマン追う=


織田信長が天下統一の拠点として築いた国の特別史跡安土城跡が、大勢の見学者で久々に活気づいた。今年度発掘調査について県安土城郭調査研究所が先ごろ発表したこれまでの安土城の城域(縄張り)の考え方の再検討を余儀無くさせる入り口「虎口(こぐち)」の発見を受けて開いた三日の現地説明会には、新発見を一目見ようと歴史愛好家や近隣住民などが訪れ、安土城ロマン再燃を感じさせる興奮が満ちあふれた。

集合場所となった大手前駐車場には、研究所が予定していたほぼ倍の三百人あまりが詰めかけ、三班で行う予定だった説明会を急きょ五班に増やして行うことになった。
説明会では、新発見の虎口の規模や構造、機能などについて解説が行われ、城の外郭だと思われていた場所に、低い石垣や規模が小さく簡単な構造の門の跡など、その防御性の低さを物語る遺構を目の当たりにすることになり、参加者はメモやカメラに記録するなどして熱心に解説に聞き入っていた。

また、環境整備が完了している大手門周辺の施設についても説明が行われ、それぞれの施設のもつ意味や信長の安土城築城への志を思い描くとともに、謎に包まれた城の発掘調査、環境整備の苦労や成果についても理解を深めた。
東近江市から参加した男性は説明会の後、「これまでの概念を覆す発見を見ることができ感動しました。平成二十年度で調査整備事業が終わるそうで残念ですが、国民の誰もが知っている安土城の姿が明らかになるまで調査してほしい」と話し、安土山を見上げながら安土城天主に立つ信長の姿を思い浮かべていた。

[PR]
by azch | 2007-11-03 16:55 | 観光ネットワーク
line

信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


by azch
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30