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あづち実践観光塾 その2

新しい安土の企画旅行商品の流通促進策
~地域住民参加による創意工夫豊かな地域づくり型企画旅行商品の造成・販売~    


『着地型観光による安土のまちの再活性化』
地域課題  
・地域観光市場の伸び悩み    
・観光客の需要創造に未着手

現状認識
地域としての取リ組み
  ・「受け身」の地域観光振興からの脱却が急務
  ・地域観光振興に関するマケティング・ノウハウの不足
  ・「連携」「協働」の旅行会社の相談窓口、ビジネスの手法、着眼点等に関する情報が不足

旅行会社の取り組み現状
  ・従来の発地中心のマス・セールス型ビジネスモデルから脱皮していない
  ・国内のランドオペレータ機能が未成熟

旅行者二一ズの変化
  ・個人型、テーマ型の旅を求める二一ズに転換している
  ・各地域推進主体や取り組み内容等に関する情報が得られない

期待される着地型旅行
・着地でつくられる小ロット
・多品種・高付加価値の旅行商品
・地域自律型の地域づくり型観光を軸としたビジネスモデルヘの期待

解決方策
地域観光マーケティング促進、地域(住民)としての取リ組み
・地域の多様な主体を巻き込んだ、「攻め」の地域観光振興の体制整備
・地域観光マーケティングのノウハウと旅行企画に関する情報をまとめる
・各地の旅行商品の企画に活用できるアイデア・素材を募集する(安土観光塾)

商工会を中心にした取り組み  
・着地型旅行情報を掲載する「観光商品・安土楽市楽座(仮称)」HPの開股
・地域の情報発信機能強化と旅行会社等への提案活動の実施
・観光まちづくり会社の設立によるランドオペレター機能の構築

地域&旅行会社の協働
着地型旅行商品の開発に熱心な旅行会社への提案活動とマッチングシステムの構築

目標
地域の各主体参加による組織づくりと、創意工夫豊かな地域の企画旅行商品の流通促進

方策
①観光まちづくリコンサルティングとの連携
観光塾プロジェクト会議の設立による集中的なディスカッション
(=観光まちづくりコンサルティング事業)の継続実施
②旅行会社の協力を得て、旅行商品化と誘客活動の実施
・現地視察結果に基づくアドバイス
・地域旅行会社との連携による着地型旅行商品の造成
・「観光商品・安土楽市楽座(仮称)」HPの開設とプロモーション活動

求める成果
・企画旅行商品としての流通促進
・地域への来訪者の促進による地域の活性化
・地域住民参加型まちづくり型観光の定着
・地域への観光による経済効果


成果
・「安土の観光を何とかしなければ・・・」という、従来からの漠然とした形での考えに対して、本事業にて「着地型観光」「地域エコツーリズム」の発想を導入することで、新たな観光まちづくりの提言に大きな効果があった。

・当初の目的である従来からの発地型観光からの脱却、「着地型観光」導入の必要性については、参加者間で充分理解と合意を得、地域各種団体の共通事業ビジョンの策定にむけた意識付け可能となった。

・6回のあづち実践観光塾と同時に事前に開催したプロジェクト委員会にて、参加者の観光に対する意識改革(着地型観光、地域エコツーリズム構想)と共通認識の育成、実践に向けた動機付に大きな効果があった。

・従来からの「受け身」の体制からの脱却と、「攻め」の地域観光振興の体制仕組みづくりへの行動が始まり、地域各種団体との協働による新体制の早期設立の目処が立た。

・コーディネーター吉見氏の県内での幅広い活動実績について、当地域での導入について議論されたことで、今後のエコツーリズムの必要性や観光まちづくりのベースが構築できた。

・着地型観光モデルコース・プランについては、参加者から意欲的な提案と企画が18プランあり、今後の展開上有力なプランが設定できた。

・トライアルイベントとして「冬の西の湖ヨシこだわりエコツアー体験版」が実践でき、今後観光商品としてエージェントへの販売可能レベルまで作り上げていくことで合意を得た。

・スタンプラリーによるウォーキング企画の検証と実践への問題点把握、今春実践のイベント中心の地域情報発信企画案が造成できた。

課題
・本事業実施の柱である「小規模事業者の全国展開」について、旅行会社やエージェントへの売り込みできる商品づくりには半年間では時間不足。

・地域全体の考えを配慮して進めた結果、当初の2ヶ月間の絞込みに時間がかかり、結果として事業経費や期間的な部分で充分な実践ができなかった。

・観光塾後半の目的であった「受入体制の組織化」については、参加者レベルの広範囲での意識向上と共通認識不足で合意まで至らず、体制が未決定であり今後の組織化が急務。

・行政含めた町内関係団体の理解および連携がまだまだ不充分であり、行政や町内各種団体への呼びかけと事業協力体制の要請が必要。

・西の湖観光和船組合含め参画の小規模事業者が、具体的に全国へ展開できるレベルにはまだ不充分であり、今後の継続した事業活動が必要。

具体的取組課題
・観光塾の成果を反映させるべく、今春の観光イベント(あづち信長まつり他)を期間通した地域連携イベントとして実施し、着地型観光モデルケースとして作りあげていく。

・今春の観光振興行事と各種団体の行動を単発でなく、それぞれが連携協力した、「期間観光イベント」=「あづち春の観光キャンペーン」として実施していく。

・春観光キャンペーンの向けたモデルプランの商品化と、実践の向け本事業のもう一方の柱である「湖川の街道」事業の「西の湖観光和船」本格運行と、「安土城跡お堀めぐり」の期間通しての運行を実施していく。
by azch | 2007-03-18 14:36 | 安土町商工会
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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