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2007年商工会観光まちづくり構想

2007年1月1日
滋賀報知新聞記事での観光まちづくりの取組み
安土町商工会地域資源∞全国展開プロジェクトの事業が紹介されました

安土はロマンの宝庫、観光の夢街道づくり
安土城・観音寺城「日本100名城」
「駅からはじまるハイキング」の人気ランキング第1位

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戦国の武将織田信長が天下統一をめざす拠点として築いた「安土」は、日本歴史上に輝かしい一時代を築き、全国の誰もが知るまちである。
そのネームバリューを生かして、町内の豊かな歴史や文化、自然と結びつけた、観光をメインとしたまちづくりが、今まさに動き始めている。

「観光のまち安土」をめざす安土町にとって昨年は、春に安土城跡と観音寺城跡が「日本100名城」に選定され、秋にはJR西日本の「駅からはじまるハイキング厳選50コース」の人気ランキング第一位に「安土コース」が選ばれるなど、朗報が次々と舞い込み、「安土町」の名を大いにアピールすることができた年となった。現在点灯中の「JR駅前イルミネーション」(10日まで)も、これらをテーマに盛り込んで実施している。

そこで今年は、商工会や観光協会、観光・環境・福祉など関係諸団体、自治会、企業、ボランティア等々、様々な方面の人たちの協力の下で、この様な外部からの評価をさらに活用して、さらに「安土」の名を全国に発信できるような施策の展開が、町商工会などによって計画されている。
そのためにも、特別史跡である信長の「安土城跡」はもちろん、日本一の山城「観音寺城跡」等の貴重な歴史遺産をいかに保全し活用していくか、また、「駅からはじまるハイキング」で近畿地区の名だたる厳選50コースから、京都でもなく、彦根でもなく、長浜でもなく、近江八幡でもない、「安土」が人気ナンバー1に潔ばれたという事実に注目し、その魅力をいかに守り活かしていくか、これからの「安土」から目が離せなくなった。
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町内では昨年夏以降、「観光振興まちづくり」に向けて三つの新たな取り組みが始まった。一つは、町が自律のまちをめざしてスタートさせた「まちづくり協議会」の中に、観光関係に取り組む「すくすく部会」が設置され、協議、活動を進めている。
二つめは、信長の館や文芸セミナリヨ等の施設がある安土町文芸の郷事業団とNPOが進める観光集客交流事業「あづちDMC」。
三つめが、町商工会の「地域資源∞(むげんだい)全国展開プロジェクト」。
各事業の目指すところは「安土ならではの新しい地域観光・地域ツーリズムを創り上げていく」ことであり、それぞれの事業活動の相乗効果で、継続性のある活動を展開していく。

【安土の歴史と自然資産】
各時代を代表する5つの国史跡が町内に点在
①弥生時代の農耕集落「犬中の湖南遺跡」
②古墳時代の県下最大の前方後円墳「瓢箪(ひょうたん〕山古墳」'
③万葉のころ数々の詩に詠まれた「老蘇の森」「十三仏」
④室町時代の目本最大の山城「観音寺城跡」
⑤安土桃山時代の名城特別史跡「安土城跡」
豊かな田園風景が広がる、水と緑に恵まれた風光明媚なまち
⑥琵琶湖八景のひとつにも数えられる琵琶湖最夫の内湖「西の湖」
⑦織田信長ゆかりの「安土山」
⑧聖徳太子や近江源氏佐々木六角ゆかりの「撤(きぬがさ〕山」「箕作(みつくり)山」



豊かな歴史や」文化、自然と結びつけて
着地型観光・地域ツーリズム
地域資源∞全国展開プロジェクト

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「地域資源∞全国展開プロジェクト」では、実現可能な観光振興のビジョンを確立し、実践を第一に、継続して取り組むことができる安土独自の観光振興策を推進する「あづち観光塾」と、西の湖から安土城外堀に続く水路を和船で巡る「湖川の街道(うみのみち)事業」の推進を、「あづちDMC」と連携させる。
安土町ならではの「着地型観光・地域ツーリズム」の造成と発信や、新たな受け入れ体制の構築に向けた取り組みに着手しており、長年の課題である「地域観光」については、行政と住民の協働で具体的行動を始める。
目標は、
▽地域観光循環コース内各拠点の整備と参加団体・小規模事業者・個人によるもてなしの仕組みづくり
▽特別史豊かな歴史や文化、向然と結びづけて跡安土城跡・西の湖を中心とする地域資源を活用した魅力ある着地型観光商品づくり
▽全国からの集客をめざした観光情報発信と、地域と外をつなぐ交流機能と受け入れ体制づくり。
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具体的な取り組としては、
【安土城お堀和船めぐり】
春シーズン(4・5月)
【常の浜から豊浦港ならびに西の湖での観光和船の運行再構築】
しゅんせつ、清掃と景観美化活動
【西の湖観光和船組合の再生・活性化、文芸の郷から安土城跡&観音寺城跡のコースづくりとルート整備】
県安土城郭調査研究所・考古博物館との相乗活用、・学びの学習体験コースづくり、文芸の郷着地型観光のコア施設としての機能強化、情報発信と受け入れ体制づくり
【安土観光ネットワークの強化運営、安土特産品ネットワークの拡大運営】
各観光拠点の参画、観光案内所・文芸の郷での常設販売、運携したイベントや新事業の展開
【観光協会の機能拡充と、観光物産振興新組織の取り組み】
情報発信、着地型観光、地域ツーリズムの受け入れ体制づくり、新たな民営での観光振興組織づくり
の事業が計画されている。
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町商工会では、2007年を「安土の新しい観光振興のスタート」と位置付け、「安土ならではの地域観光=エコツーリズム」の創生に着手することにしている。
そのためにも、歴史文化や自然環境などの資源を損なうことなく、歴史・自然を対象とする観光をおこして、地域の振興を図ることを目指す。
「資源の保全」「地域の活性化」「観光の導入」の三つの課題解決に向け、臭体的な「観光事業」を展開することで、地域経済の活性化にも寄与できると考えている。

【安土春観光キャンペーン実践編(予定) 】 4月初旬~6月3日
①文芸の郷「さくらまつり」4月8日から2週間(15日がメイン)
②観光協会「安土山江藤花見」3月末から5月末まで
③湖川の街道「安土城お堀めぐり」4月21日~6月3日
④「西の湖観光和船」春バージョン4月前半と5月違休明けからの土日を目処に6月3日まで
⑤観光ポランティアガイド協会「JRふれあいハイキング&春ウォーク」期間中4~5回実施
⑥県安土城郭調査研究所史跡ウォーク&安土城考古博物館「体験学習」等
⑦「信長サミット」等予定6月2日(「あづち信長まつり」前夜祭として)
⑧「あづち信長まつり」6月3日
⑨その他各拠点の祭礼等の組み込み
⑩あづち春スタンプラリー他期間中開催
by azch | 2007-01-05 18:00 | 安土町商工会
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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