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島の活性化へ弾み、日本遺産ツアー

沖島漁港に新桟橋が完成

滋賀報知新聞
=観光客誘致や防災拠点 島の活性化へ弾み=
沖島漁港に完成した新桟橋
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 近江八幡市沖島町の漁港で進められていた新しい桟橋の設置工事が完成し、先月二十八日、市、工事関係者、島民代表ら約四十人が出席して竣工式が行われた。
 昭和五十七年(一九八二年)に設置された旧桟橋は、浮き桟橋を係留している湖底のアンカーや鎖などの老朽化が進み、波の荒い時などは、桟橋が左右に揺られ蛇のように湖面を浮動するなど、船が安全に接岸できない状態になっており、地元から安全策を求める声があがっていた。
 このため、市は近年、通船を利用した来島者が増加していることや島の玄関口としての漁港を整備し、安全な船の運航を確保するため、昨年三月から事業費二億〇、八四四万円を投じて、新桟橋の付け替え工事を進めていた。
 完成した新桟橋は、直径七〇センチ長さ三七メートルの鋼管八本を湖底から約二十メートルの深さに平行に並べて打ち込み、パイプ間に鋼鉄製の浮き桟橋(幅四・五メートル、長さ二五・四メートル)を二基連結させた杭係留方式を採用。岸から長さ一六メートルの連絡橋でつないだ。
 竣工式で富士谷英正市長は「現在、沖島では沖島離島振興推進協議会を立ち上げていただき、自治会などとともに島の活性化に取り組んでいただいている。島の将来を見据えた新しい桟橋が出来たことは、島のみなさんにとっても感慨深いものがあります。島の玄関口として島民のみなさんに愛される施設となるよう願っています」とあいさつした。
 これに応え、茶谷文雄・同協議会会長(68)は「島の活性化に取り組む上で、新しい桟橋は念願の施設だった。港が島民の防災の拠点として機能し、また、新しい玄関として利用、活用していきたい」と謝辞を述べた。
 新しい桟橋は、長さ三五メートル級の大型船の着岸が可能で、漁船や通船の発着場としても利用されている。島では、通船だけで年間のべ三万人以上の利用者があり、新しい桟橋は来島者を送迎する場としての役割も果たす。




白洲正子の目線で巡る日本遺産ツアー


=参加者募集中=
「西国巡礼」などの舞台・長命寺
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 近江の歴史文化を愛し、「近江山河抄」などを著した作家、白洲正子の目線で東近江地域の日本遺産「琵琶湖とその水辺景観―祈りと暮らしの水遺産」の地への訪問や郷土料理、専門家の講演を通じて、近江の水文化の奥深さを学ぶツアーが三月六日・七日、三月十九日・二十日のいずれも一泊二日で開催される。
 三月六日・七日の第一回は、「集う水とその暮らし」をテーマに、下流域の暮らしと祈りの姿を追って、酒米が栽培される西の湖に浮かぶ島や沖島、長命寺、桑実寺などを巡る。宿泊は休暇村近江八幡で、夕食は琵琶湖八珍を中心とした特別料理。料金は一日目のみ七千円、二日目のみ九千五百円、一泊二日二万六千円。
 三月十九日・二十日の第二回は、「流れる水とその暮らし」をテーマに、中上流域の暮らしと祈りの姿を追う。主な訪問地は、龍王寺、奥永源寺(君ケ畑など)、水路を取り込んだ伝統的な街並み集落が残る金堂、伊庭の水郷など。宿泊はクレフィール湖東。料金は一日目のみ九千四百円、二日目のみ九千三百円、一泊二日二万八千円。
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 第一回、二回ともにJR近江八幡駅集合。ただし、第二回の二日目のみの参加者はJR能登川駅。
 申し込みと問い合わせは東近江観光協会(0748―48―2100)へ。
by azch | 2016-03-04 23:20 | 観光ネットワーク
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