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沙沙貴神社境内

正月を前に新しい表札を奉納 彫刻文字で墨書そのままに

滋賀報知新聞
=茶野さんが腕前発揮 沙沙貴神社=
楼門に掲げられた新しい表札を眺める茶野さんと岳宮司(右)
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 近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴神社境内の施設に飾り付けられていた表札が彫刻文字で甦った。
 近くに住む茶野太四郎さん(65)が、昔取った杵柄(きねづか)でコツコツと墨書きの文字をそのままに彫刻文字に作り替えて仕上げたもので、訪れる人々に文化財でもある建築物や施設を案内している。
 これまでの墨書きの表札は、長年の掲示で古くなり、墨字も薄くなって読みづらくなっていたため、神社で保管されていた。
 氏子でもある茶野さんがこれを知り、若い頃、木工作業に携わっていた経験を活かして「作り替えることが出来れば」と、岳眞杜宮司(78)に相談。自宅の作業場に持ち帰り、三年かけて「沙沙貴神社楼門」や「社務所」、「霜楓園」など合わせて十四枚を甦らせた。
 茶野さんは、地元の自治会館の表札を作った経験があり、薄く消えかかった墨字を見て「自分の技量で、できるのでは」と奮起。一枚一枚の表札に書かれた文字の上から五種類ののみを使い分けて文字の輪郭の溝を彫り、溝の中央をかまぼこのように盛り上げて文字に立体感を表現。一字一字に漆器などに使われるカシュー塗料の白色を塗って仕上げた。
 茶野さんは「墨字は書家の作品と聞いていたことから、書体や筆跡がそのまま板に残るように注意を払いました。特に小さな文字は、木片が捲れる心配もありましたが、板材が良質だったのでやりやすかった。満足のいくものに仕上がっているかどうかわかりませんが、参拝の皆さんによろこんでもらえればうれしい」と話している。
 岳宮司は「表札の板は四十年前、伊勢神宮からいただいたヒノキ材なので、大切に保存していました。昔のものが正月を前に新しい表札に甦り、ありがたいことです」と感謝していた。
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by azch | 2015-11-27 22:52 | 観光ネットワーク
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