近江八幡市環境エネルギーセンター
=近江八幡市が公募=
近江八幡市が同市竹町で建設を進めている新一般廃棄物処理施設(ごみ処理場・来年八月稼働)の名称が「近江八幡市環境エネルギーセンター」に、隣接して建設される運動施設を含む都市公園を「健康ふれあい公園」にそれぞれ決まった。
市が、今年二月二日から一か月間、一般公募していたもので、新一般廃棄物処理施設には七一五件、都市公園には八〇九件の応募があった。
名称選考委員会が開かれ、「近江八幡市環境エネルギーセンター」は会社員(市内事業所勤務)、澤田伸一さん(41)、「健康ふれあい公園」は、辻義大さん(安土小六年)の作品が、それぞれ最優秀に選ばれ、両施設の名称が決まった。
竹町で建設中の新一般廃棄物処理施設建物
「近江八幡市環境エネルギーセンター」は、ごみ焼却で生まれる熱で発電と都市公園施設への熱供給が行われるなど、ごみから新たなエネルギーが生み出される環境に配慮した施設であることをイメージしている。
また、「健康ふれあい公園」は、子どもから高齢者まで幅広い年代層の市民が、公園を利用することで健康になり、ふれあって楽しめるという願いが込められている。
市役所で十三日、表彰式が行われ、冨士谷英正市長から二人に賞状が贈られた。
都市公園には、温水プール、フィットネススタジオ、サッカー場、グラウンドゴルフ場、屋根付き多目的広場などが建設される。