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土城考古博物館の春季特別展 戦国合戦のかたち

季特別展「戦国合戦のかたち」
滋賀報知新聞より

=領地紛争から一大決戦にあり様が変遷した合戦=
県立安土城考古博物館で開かれている春季特別展
土城考古博物館の春季特別展 戦国合戦のかたち_e0093407_23551424.jpg

 県立安土城考古博物館の春季特別展「戦国合戦のかたち―川中島合戦から大坂の陣まで―」が開かれている。五月三十一日まで。
 江戸時代に描かれた戦国時代の歴史上重要な合戦の屏風絵や武将の書状、出土品などを展示し、戦国大名の戦いとは何だったのか、その目的と変化、それに伴う戦いのあり様、後の時代に及ぼした戦果の影響などを合戦ごとに詳しく解説し、戦国時代を見つめ直す企画展。
 戦国時代は、室町幕府失墜から江戸時代までの間に戦国大名の戦乱が頻発した年代をさす。
 当初は、領土拡大の伴う国境での紛争レベルのもので、勝敗が決まるまで闘うというものは少なく、領地、領民の安定を目的とした合戦が主だったが、天下統一をめざす織田信長の台頭により、領地争いのレベルから覇権、権力闘争に戦いのあり様が変遷。戦いが繰り返されるたびにその様相は色濃くなり、徳川家が豊臣家を倒した「大坂の陣」で戦国時代の幕は閉じる。
 特別展では、川中島(一五五三)、姉川(一五七〇)、長篠(一五七五)、山崎(一五八二)、賎ヶ岳(一五八三)、小牧長久手(一五八四)、関ヶ原(一六〇〇)、大坂の陣(一六一四、一六一五)の八つの合戦を戦いの性質別に「第一章・国の戦い」、「第二章・天下静謐(せいひつ)の戦い」、「第三章・政権の頂点へ」に分類し、それぞれの合戦を重厚な屏風絵や文献とともに解説している。入館料・大人八九〇円、高大生六三〇円、小中生四一〇円、県内在住の六五歳以上四五〇円。月曜日休館。午前九時から午後五時(入館は午後四時半まで)。問い合わせは、同博物館(TEL0748―46―2424)へ。


近江の遺跡・歴史解き明かす県文化財保護協会連続講座

=受講者募集中=
 滋賀県文化財保護協会は、連続講座「文化財もの知り学『新発見・発掘調査が語る近江の遺跡と歴史2015』」を、県立図書館(大津市)で開く。
 この講座は、県内各地で最近実施した発掘調査成果について、担当者が分かりやすく解説し、遺跡から「近江」の歴史を「もの語る」もの。
 各回午後一時半から同三時十五分まで。定員百人(先着順)。五千円(全九回分資料代、初回一括支払い)。申し込みは、電話で氏名、電話番号、住所を滋賀県文化財保護協会(TEL077―548―9780)へ。内容は次の通り。
 ▽五月十二日=「鎌倉時代の大土木工事―長浜市塩津港遺跡の調査―」▽六月九日=「山のてっぺんの弥生集落―竜王町堤ヶ谷遺跡の調査―」▽七月七日=「信長の佐和山城攻め―彦根市松原内湖遺跡の調査―」▽八月十一日=「謎に包まれた寺院跡―近江八幡市安養寺遺跡の調査―」▽九月八日=「中世集落から城館への変貌―甲賀市貴生川遺跡の調査―」▽十月十三日=「日本初!ナゾの鋳型あらわる―高島市上御殿の調査―」▽十一月予定=探訪を企画中。▽一月十二日=「庭園を掘る!!!―県内指定庭園の発掘調査―」▽二月九日=「県内最多級の古代祭祀具が出土―高島市上御殿遺跡の調査―」▽三月八日=「山の城と麓の集落―大津市関津遺跡の調査―」▽三月予定=探訪を企画中。
by azch | 2015-05-08 23:54 | 観光ネットワーク
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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