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聖地と築城の考察 安土城考古博物館

春季特別展 安土城への道

=聖地と築城の考察 安土城考古博物館=
県立安土城考古博物館で開かれている春季特別展「安土城への道」
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 県立安土城考古博物館の春季特別展「安土城への道―聖地から城郭へ―」が開かれている。六月十五日まで。
 戦国時代に築かれた城のほとんどが山城で、その立地には聖地との関わりが深いことが分かっている。どうして山に城が構えられ、その地が聖地と関係するのかをテーマにした特別展で、築城と聖地との関係を解き明かしている。
 展示は、第一部「山への信仰と山岳寺院の成立」、第二部「聖地から山城へ」、第三部「安土城と近世城郭」の三部に分け、第一部では、山を神として崇め、そこに人々の信仰を集める宗教が発展していった比叡山や信仰の対象となった伊吹山をはじめ、聖地が誕生していく過程を紹介している。
 第二部では、山頂や嶺に築かれた城郭と磐座(いわくら)と呼ばれる巨石信仰との関係を掘り下げ、聖地と山城の関連性に考察のメスを入れ、戦国の城は防衛以外になぜ、山頂に築かれたのかを解説している。また、自然崇拝の風習や文化を通して山城の立地を解明する視点を示している。
 第三部では、信長が選んだ安土山も築城以前から神社や秘仏が祀られてい聖地であったことに着目し、信長が巨石を山上に曳きあげてその信仰をさら深めていく目的があったと考えられることや幅六メートルを超える天守に通じる大手道を神殿への参道と位置づけたと推察できる視点から安土城築城の意義を多角的に紹介している。
 展示品には、観音寺城跡や小脇郷館(東近江市)、百済寺、安土城などの遺跡からの出土品や文化財、写真パネルなどが紹介されている。開館時間午前九時~午後五時。月曜日休館。五日開館。七日休館。入館料大人八九〇円、高大生六三〇円、小中生四一〇円。県内高齢者(六十五歳以上)四五〇円。
 関連行事として十一日午後一時半から「戦国の城・信長の城」と題して千田嘉博奈良大学学長、六月八日には「城郭と聖地」と題して中澤克昭上智大学准教授の記念講演会が行われる。参加費五百円(資料代)。定員各百四十人(先着順)。問い合わせは同博物館(0748-46―2424)へ。
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by azch | 2014-05-04 21:39 | 観光ネットワーク
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信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


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