八幡堀まつり
=堀端と町並みライトアップ 飲食店も夜間営業=
八幡堀まつりのチラシ
秋本番への季節のうつろぎと黄昏の風情を楽しむ「八幡堀まつり」が十四、十五日の二夜、八幡堀周辺と旧八幡市街地で開かれる。
十六回目の今回は、八幡堀の堀端や旧市街地の町並みを手作りローソクの点灯で宵に浮かび上がらせて、受け継がれてきたまちの歴史と伝統を通して近江八幡の魅力を再発見。これに合わせて飲食店が夜間特別営業して来訪客らを迎える。また、江戸時代の旧家「旧奥村邸」の特別公開やヴォーリズ建築「八幡郵便局」の一般公開、野間清六邸でのギターと琴のコンサートなどでイベントを盛り上げる。
毎年人気を集める「はちまんドル」の夜景
八幡山ロープウェーも午後九時まで営業時間を延長し、浴衣姿の乗車は無料にするほか、山頂駅から瑞龍寺までの散策道をライトアップする。毎年、山頂から眺望できる市街地の夜景は「はちまんドル」とも呼ばれ、人気を集めている。頂上ではヨシ笛とオカリナのコンサートが開かれる。
同まつりに合わせ、近江八幡観光物産協会は、時代劇の登場人物に扮した格好で八幡堀周辺を散策し、観光客らからの要望に応えて記念撮影に加わったり、PRうちわを手配りして時代劇の似合う近江八幡の良さを伝える。