安土どっとネット

azch.exblog.jp ブログトップ

県立安土城考古博物館特別陳列

元気と希望あります安土城考古博物館で特別陳列

=「朝日」と「龍」のエネルギー 東日本大震災からの復興を願い=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)は県立琵琶湖文化館と、三日から特別陳列「昇る!昇れ!!昇るとき――日輪と龍のメッセージ――」を、東日本大震災からの復興の願いを込めて開催する。一月二十二日まで。
復興、復活に向け、新たに迎える辰年を、希望を持って、元気で過ごせるようにとの思いで、上昇する自然の力の象徴として「朝日」と「龍」に焦点を当て、様々な文化財と、今年度県文化賞受賞者の寿福滋氏の美しい写真から、みなぎるエネルギーを吸収してもらう。コンセプトは「元気と希望あり□(ます)」だ。

展示は、「自然の猛威と人間」「鎮魂 ―神への祈り―」「復興と飛躍 ―シンボルとしての日輪と龍―」「権力者と龍・日輪」の全四章で構成する。
第一章「自然の猛威と人間」は、大地震による大規模な液状化現象の跡が見つかった高島市の「針江浜遺跡」と、平安時代末の大地震による津波で倒壊した長浜市の「塩津港遺跡」の神社遺構を紹介する。
第二章「鎮魂 ―神への祈り―」では、死者の再生を祈念した「木偶」、水と命の神である「弁才天」等を通して、死者に対する鎮魂と再生の祈りをイメージする。

今回の展示の中心となるのが第三章「復興と飛躍 ―シンボルとしての日輪と龍―」。災害や困難に打ち勝つ力の象徴としての「日輪」と「龍」に関連する資料を展示する。特に、日輪の象徴としての「鏡」にスポットを当て、祭祀に用いられた「古代鏡」、行事で用いられる「鏡餅」、鏡の奉納が変容した「カワラケ投げ」など、様々な文化財を紹介する。
最も注目されるのは、特別公開の葛蛇玉(かつじゃぎょく)作「鯉魚図」(東近江市曹源寺蔵)。江戸時代の画家、葛蛇玉は作品数が極めて少なく、幻の天才画家とも呼ばれている。池の氷を割って中空に飛び上がる鯉を描いた「鯉魚図」は、まさに、希望を求め、困難を打ち破り、龍に変身しようとする姿であり、今回の展示を象徴する作品といえる。作品の状態が良くないため、今回が今後の公開となる可能性が高い。三幅を、右幅(十二月三日―二十二日)、中幅(十二月二十三日―一月九日)、左幅(一月十一日―二十二日)に分けての展示となる。
第四章「権力者と龍・日輪」では、古代の王から、織田信長、豊臣秀吉等、時々の権力者達が権威の象徴として使った「日輪」と「龍」のモチーフを、「伝織田信長所用陣羽織」(そう見寺蔵)などから紹介する。

特別公開の葛蛇玉作「鯉魚図」(東近江市曹源寺蔵) 展示文化財約百十点と共に、寿福氏の写真作品十三点で、「昇る力」をイメージしてもらう。
会期中、博物館講座「陽はまた昇る~永続する生命のイメージ~」(十二月十八日 午後一時半)・「古代の王が求めた鏡」(一月十五日 午後一時半)、ギヤラリートーク(十二月三・十一・二十四日、一月八日 午後一時半)がある。
また、ゲーム感覚で鑑賞を楽しむ「ミステリーミュージアム ADUTI 2」も開催。今回のテーマは「救出ゲーム 聖龍を解き放て!」。
災厄を打ち破り、元気と希望を身につけるため、展示品の中に閉じ込められた龍を解き放ち、龍の聖なる力を借りなければならない。幸せの女神「はっぴーべんてん」の加護を得て、魔法の言葉を探し出せという使命に挑戦してもらう。
展示品に関する設問に答え、答を並べ変えて共通する文字五組を見つけだし、それらをパズルのように組み合わせて一つの単語をつくる。それが魔法の言葉になる。
同館は月曜日と十二月二十八日から一月四日まで休館。ただし、一月九日は開館し、翌十日休館。入館料は、大人四百五十円、高大生二百五十円、小中生・県内六十五歳以上・障がいのある人無料。
 問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)まで。


シリーズ 2展示 肥田城と玄蕃尾城
=安土城考古博物館=
県内に多数ある城郭の発掘調査成果を紹介し、その魅力と価値を発信する県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)のシリーズ展示「近江の城を掘る」は、第三回として彦根市稲枝町肥田の「肥田城」を取り上げ、開催中。二十七日まで。

肥田城は、十六世紀代に高野瀬隆重が宇曽川の左岸に築城した平城で、日本戦史上初の「水攻め」の舞台となった。また、湖北の浅井氏が当時近江の最大勢力の佐々木六角氏を打ち破り、戦国大名としての地位を固めた「野良田の合戦」が行われた。
一方、城郭の現状を写真パネルで紹介するシリーズ「近江の名城」も、第七回「玄蕃尾城」(長浜市余呉町柳ヶ瀬)が始まっている。
玄蕃尾城は、賎ヶ岳の合戦で柴田勝家の本陣が置かれた城郭。近江と若狭の国境にあり、土塁や堀で構成される土造りの城郭としては、最も完成された形を持つと評価されている。
同館は月曜日休館。入館料は、大人四百五十円、高大生二百五十円、小中生・県内在住の六十五歳以上の人・障害のある人は無料。
問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)へ。
[PR]
by azch | 2011-12-03 22:11 | 観光ネットワーク
line

信長の安土城跡を始め貴重で豊富な歴史文化・自然環境を活かした「安土まちづくり」情報を発信


by azch
line
クリエイティビティを刺激するポータル homepage.excite
カレンダー
S M T W T F S
1 2
3 4 5 6 7 8 9
10 11 12 13 14 15 16
17 18 19 20 21 22 23
24 25 26 27 28 29 30