安土町商工会が設立五十周年
=設立50周年で記念式典 地域と共にチャレンジ=
安土町商工会が設立五十周年を迎え、十三日に近江八幡市安土町下豊浦の安土町やすらぎホールで記念式典を開いた。
同商工会は昭和三十五年十一月十一日、会員二百二十三人でスタート。以来、安土町の商工観光の発展・振興の原動力としての役割を担っている。
式典は冨士谷英正市長、川瀬重雄県商工会連合会会長、市議会議員、会員ら約百人が出席。三村善雄会長は「新市にふさわしい事業や行動を起こしていきたい。地域内で行動できる団体として先頭になって、提案と行動していく。組織をフルに活用して、新しい地域社会を(行政・住民と)共につくりあげたい」とあいさつした。
また、「『地域と共に五十年!さらにチャレンジ商工会』を合い言葉に、次なる五十年に向けてさらなる飛躍をするために、商工会の使命である小規模事業者の支援および地域課題解決のための事業展開を重視し、経営支援の強化に努める。さらには、地域経済の再生と健全な地域社会の維持・発展についても、これまで以上に全力で取り組んで行く」と決意を示した。
設立以来五十年間会員を継続している九十三事業所に感謝状が、歴代会長三氏と役員三十七人、職員五人に表彰状が、会長から贈られた。
式典のあとの記念講演や会員の集いでは、会員相互が新たな飛躍に向けて意見を交わし、親睦を深めた。
五十周年記念の地域感謝イベントとして、今月三日にすでに開催した「安土楽市2010」をはじめ、十二月四日からの「駅前イルミネーション&楽市」や、来年一月十日にはNHK大河ドラマ「江――姫たちの戦国――」の原作者・田渕久美子さんを招いての記念歴史講演会を安土文芸セミナリヨで開催する。