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大林町長 反対の立場で参加 近江八幡市・安土町合併協議会
(滋賀報知新聞) =約5か月ぶり開催 調整内容審議 カウントダウンボード設置なども= 第六回近江八幡市・安土町合併協議会が十九日、近江八幡市江頭町の市立看護専門学校で開かれた。五月三十一日の合併調印式以来の開催で、官報告示による合併確定(七月三十一日)などその後のの経過や、この間に行われた両市町による合併協定書協定事項の調整状況の報告を中心に協議した。 今回、今月四日の安土町出直し町長選挙で合併に住民合意ができていないという立場で当選した大林宏町長が、民意を無視したまま合併を押し進めた津村孝司前町長に代わって副会長に就任。「私のスタンスは合併反対。しかし、総務省から官報告示されているので合併協議には参加する。今後、住民投票を実施し、住民の民意をまとめていきたい」とあいさつした。 協議会では、総務・水道・教育など九部会の二十三分科会や財政計画・電算調整・庁舎整備の特別三部会での調整内容について、事務局から報告と委員による確認が行われた。 委員からは、合併浄化槽の考え方、公営住宅の扱い、景観への取り組みに対する認識、コミュニティーセンターと安土町公民館の位置付け、給食センターの将来などについて、質問や意見が出され、変更や調整内容の確認が行われた。 近江八幡市の西居勉委員は、「スムーズな協議できるのか。トップリーダーとして積極的に調整に努めるべき。可能な限り同等なサービスが受けられるよう取り組まなければならない」と、安土町の現状から合併協議への影響を懸念した。 安土町の高木敏弘委員からは、五か月間の調整内容について報告を受けても十分な協議ができないため、もう少し短い期間で開催するよう要望が出され、冨士谷英正議長も資料の事前配布などして協議会をそのつど開催することを申し合わせた。 また、安田惣左衛門委員からは、住民へ、調整内容のダイジェスト版のような、関心のあるポイントをわかりやすくまとめた広報の発行の要望が出された。 このほかに、合併までの広報活動として市役所と町役場に設置するカウントダウンボード、PRポスター、公用車に張るPR用マグネット、くらしのガイドブック発行などに取り組むことが報告され、補正予算案が賛成多数で承認されたが、大林町長は賛成しなかった。 大林副会長は閉会のあいさつで、「安土町は合併問題が分かれている。町民に対する広報は派手にPRする必要はない。静かにしていてほしいと首長幹事合同会議(十六日、非公開、報道陣シャットアウト)で要望した。合併への町民の思いがまとまっていないが、(合併協議の)審議には参加したい。その点を考慮していただきたい」と述べた。 また閉会後に大林町長は、「合併協議について担当課長から聞き取りを行っている。地域自治区の問題はまったくゼロの状況。前町長からきちんと引き継ぎを受けていない」と述べた。 事務局から第七回を十二月開催が提案されたが、議長から「一か月に一回開催」の方向性が打ち出された。 (中日新聞) 安土町長「住民投票で確認」 合併協で理解求める 第6回近江八幡市・安土町合併協議会が19日、同市立看護専門学校であり、同協議会副会長に就任した大林宏町長は10月4日に投開票があった出直し町長選の公約通り、合併見直しの姿勢をあらためて示した。 大林町長は「私のスタンスは合併に反対だが、合併協議の内容をしっかり把握するためにも協議会には進んで参加する」と述べた。来年3月21日に合併して新「近江八幡市」発足が確定しているが、大林町長は「町民の間で合併への意見が分かれており、住民投票をして合併の是非を確認したい。すっきりとまとまっていない点を考慮してほしい」とした。 一方、協議会会長の冨士谷英正市長は「合併して良かったと言ってもらえるようにしたい」と合併推進を強調したが、「今後は精力的に協議会を開いて意思の疎通を図りたい」と述べた。 事務局側からは12月中旬、両市町の庁舎玄関に合併までの日数を知らせる「カウントダウンボード」設置など広報活動を進める、との報告があった。
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