IE9ピン留め
安土城考古博物館
ワックワク!ドッキドキ!


=安土城考古博物館=門脇宏館長

 「このごろ、だいぶん変わってきたね」「おもしろそうな企画が次々と出てくる」という声を聞くようになってきた。これまでの「見ていただく」施設から、「観せる・魅せる」博物館へ改革を図っているのは近江八幡市安土町下豊浦にある県立安土城考古博物館。門脇宏館長に、その取り組みをたずねた。

(1)何が変わった
 執行体制面では、館長の交代や、副館長ポスト(学芸課長を兼務)の新設など、体制を強化しました。そうした中で、組織のトップとして私は、館の運営の大きな方向性を示すとともに、組織が一丸となって「革新」「変革」のメッセージを発信し続けることを心がけました。
 展示面においては、常設展の一部を使って展示内容を計画的に更新するとともに、特別展や企画展の内容を今の私たちの生き方や社会のあり様とも関連づけながら、学芸会議を通じて詰めていきました。併せて、人材育成(能力・資質の向上)の観点も含めて、当館学芸員による講座やギャラリートーク等の機会を増やしました。

れい感博物館 集客面では、観光エージェントやホテル・旅館への働きかけを強化し、団体旅行ルートに当館が組み入れられるよう努力を続けています。その際のツールとして、「ヒストリカルツアー(歴史と文化を楽しむ旅)」という新しい提案も行っているところです。
 認知度を上げるために、お盆休みやシルバーウィークなどのいろいろな機会をとらえて、話題提供に努めました。具体的には、「れい感博物館」、「オリジナルキャラクターの愛称募集」、「ミュージアムポイント『みよか』の発行」、「謎解きクイズ」、「バックヤードツアー」などを仕掛けてきました。
 このように、さまざまな工夫を積み重ねてきた結果、今年度の入館者数は、十一月末現在で五万二千人(仮置きの数字であり、最終敵に確定値を入れます)を超えました。今年度の最終目標としては、高いハードルですが、七万人を目指しています。

(2)役割、運営のコンセプト
 少し難しい言い方になりますが、安土城考古博物館には、「城郭」と「考古」に関する情報の発信基地としての、また、地域の歴史・文化に触れられる施設としての、さらには、県民共有の遺産を次世代に伝えるという役割があります。
 運営のコンセプトは、「皆さんから親しまれ、愛される博物館」です。その実現のためには、展示や学習支援の中身をより魅力的なものにするとともに、「堅い、難しい」といった博物館のイメージを崩していくことが大事だと考えています。

(3)職員の意識
 博物館にとって、専門能力を有する人材は館蔵品とともに生命線ですが、その人材(=「職員」)が現状維持のスタンス(意識・姿勢)にとどまっていては、さらなる発展は望めません。その意味で、職員に対しては現状を維持するという「守りのスタンス」から「攻めのスタンス」への転換を指導してきました。
 当館の職員はそれぞれが素晴らしい素質と経験を持っていますが、そうした強みを生かすためにも、サービス提供施設としての徹底した「利用者目線」と、物事を多角的にとらえる「複眼思考」を身につけてほしいと思います。

(4)企画力・事例と成果
 企画力の源泉は、組織の連携プレーだと思っています。そこで、私から企画を引き出すきっかけを出し、それを職員がアイデアを出し合って具体化するという形を繰り返しています。また、職員の企画をトップセールスによって広報し、社会の関心を高めることにも力を入れています。
 その結果として、企画力の向上の面では確かな手応えを感じていますし、また、周囲からも一定の客観的評価をいただいているところです。例えば、「れい感博物館」や「オリジナルキャラクターの愛称募集」は、各方面から大きな反響をいただきました。また、「ヒストリカルツアー」については、既に旅行エージェントやホテルから引き合いが来ており、具体的な企画も持ち上がっています。さらに、私なりのネットワークを活用して、パブリシティ活動に力を入れた結果、新聞やインターネット等で取り上げていただく機会が大幅に増えました。

(5)来館者の反応・今後の展望
 最近の来館者アンケート(特別展)によると、「満足」と「ほぼ満足」の合計が「七~八割」、これに「普通」を加えると「九割超」という結果が出ています。ただ、運営懇話会でもご指摘いただいたのですが、来館されない方の意向調査を実施していないことが課題です。そうしたアンケート調査を何らかの形で実施したいと考えています。
 これも、運営懇話会で教えていただいたのですが、マーケティングの用語のひとつに、「まえあじ・なかあじ・あとあじ」というものがあります。「まえあじ」は期待感、「なかあじ」は提供するサービスそのもの、「あとあじ」は、サービスを提供したあとの利用者の心の状態です。「何度も行きたくなる(リピート)」のは、「あとあじの良さ」というわけです。
 先ほど紹介しました「七~八割」とか「九割超」という数字の内実が、この「あとあじの良さ」であるかどうかは、もう少し突っ込んだ分析が必要だと思います。

最後に、今後の展望ですが、当館の場合、本来の「博物館利用」に加え、「観光目的利用」という強みもあることから、集客面では両面での戦略を立て実行していくことが重要です。
 また、当館には、県民の皆様に地域の歴史・文化に関する情報を発信していくという大きな役割がありますが、この点での取り組みはまだまだ十分ではありません。指定管理者制度の中では、どうしても集客や収入増という短期的な対応に追われがちですが、長期的な視点に立った運営も同時に心がけていきたいと思います。
 もう一つの大きな課題が、市民参加の取り組みが遅れていることです。市民の皆さんによる自主的な参加(ネットワーク)を基本に置きながら、先進事例も参考にして、当館にふさわしい市民参加のあり方を研究していきたいと考えます。

滋賀報知新聞社は新年お年玉プレゼントとして、安土城考古博物館オリジナルグッズ「一筆箋」を読者十人に、同館「常設展招待券」をペア五組にプレゼントします。希望プレゼント名「一筆箋希望」または「安土城考古博物館招待券希望」、郵便番号、住所、氏名、電話番号、アンケート「私の年頭の決意(願い)」(五十字程度)を書いて、はがき(〒527―0015 東近江市中野町1005 滋賀報知新聞社編集局 お年玉プレゼント係)、ファックス(0748―22―8855)、電子メール(件名・お年玉プレゼント shochi3f@yahoo.co.jp)のいずれかで応募してください。応募の締め切りは、一月十四日必着。
# by azch | 2012-01-06 23:31 | 安土観光拠点 | Trackback | Comments(0)
上十六地区自治会
みんなの畑が命を守る 減災対策に独自の工夫


=近江八幡市安土町の上十六地区自治会=

新興住宅地として開発された近江八幡市安土町下豊浦の上十六地区は、四十年近くの歴史をもつ住宅団地。昨年の東日本大震災や度重なる大水害で地域防災力がクローズアップされる今、同地区自治会では団地に隣接する畑を災害時の一時避難場所として確保する防災活動に早くから取り組んでいる。その活動を紹介する。
 畑地は、航空防除、狭い耕作面積、耕作者の高齢化などの問題から耕作放棄され、一度、安土町老人クラブ連合会に貸し出されていたが、同会も別の地に移ってしまった。
 上十六地区では、当初の第一次避難所だった自治集会所の裏がJRの線路で危険ということで、「とりあえず、どこか逃げられる場所を」との思いもあって、十七年末にこの畑を自治会として借り、防災用地として第一次避難所にすることにした。
 「団地が一つの絆を作り上げて行くことは難しい面がある。新興住宅が何か一つにまとまれるものを、みんなに利用してもらって、やろう」と、当時、中心的役割を担った伊澤威さんは振り返る。

平成十二年から同地区の老人会「さざなみ会」を中心に、防災・救命などの勉強が年四―五回行われるようになり、十六年には神戸市の阪神・淡路大震災記念人と防災未来センターへ見学にも行き、十七年まで続けた。避難訓練では、約一キロ先の第二次避難所となっている安土中学校体育館まで、高齢者や介助が必要な人達も含めて全員が避難するのに二十五分もかかることがわかった。
 ちょうど、安土町の「未来(ゆめ)づくり事業」の補助金も利用することができ、十八年度から事業としてスタートさせることができた。
 上十六地区の未来づくり事業のコンセプトは「私たち住民がお互いに助け合い、生きて活きて生き抜くことを旗印に減災を追求します。また、常に二流を目指し二流を誇りとします」だ。

防災用地運営委員会が設置され、「防災用地活用規定」も策定した。自治会の管理で、団地内の個人やさざなみ会に畑として貸し出されている。普段は規定に添って好きなように利用しているが、「一旦緩急あれば、全面的に提供する」のが一番のポイント。
 畑は約二千平方メートルあり、第一避難集合場所となる団地への取り付け道路横の約六百平方メートルを防災用地に兼ねた。避難道路が遮断されれば、せっかく育てた作物も踏み荒らされ、場合によってはトイレが設置され、第二次避難所へ行くまでのしのぎ(三日間を生き抜く)の場所となる。被害の規模によっては、がれきの保管場所にもなる。
 事業の中身は防災だけでなく、普段は楽しみながら環境に力を入れ、子どもたちの成長に活用する。
 手作りのコンポストで家庭からの生ゴミを回収し、ゴミの減量に。さらに、菓子製造会社から提供してもらう廃棄物を加えて肥料化し、化学肥料と農薬を使わない有機栽培で育てた作物をみんなで食べ、出た生ゴミはコンポストへ、循環型生活を実践している。

団地内だけでなく、町民体育大会やきぬがさまつりなどの行事には収穫物をふんだんに使った豚汁を販売。これが大好評で、貴重な収入源にもなっている。
 畑の一角に小さな広場がある。収穫物販売など住民同士の交流の場となっているほか、小学生の登校時の集合場所に使われている。収穫時期には子どもたちも畑に入って、イモ掘り、イチゴ狩り、巨大カボチャ観察、昆虫学習などを体験する。
 高岡洋一さんは「ここは地震より水害の方が心配だ。液状化が一番怖い。防災用地があるだけでも安心なのだが、まだまだ住民の意識が低い。水害・液状化になれば、ゴミの山になる。そんなときに一時的にがれき置き場があれば、復興が早まるだろう」と語った。



# by azch | 2012-01-05 23:28 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
近江八幡冨士谷市町 新春インタビュー
新春放談「平成24年を語る」

=冨士谷英正 近江八幡市長=
今年三月で合併から二年。冨士谷英正近江八幡市長にとっては新・近江八幡市初代市長として、一期目の折り返し点を迎える。平成二十四年、年頭の思いをたずねた。

―合併後のまちづくりの進捗状況と今後の展望をお聞かせください。

全国で類を見ない合併反対運動を展開した人々に、合併への理解を求めることに重点を置いてきました。合併後のまちづくりの説明、住民の意向を聴くことを目的に旧安土町の各自治会で開いた「みらい創りトーク」で、一定の理解を得られたと思います。
 私は、マニフェストで約束したことは守ります。例えば「安土地域伝統文化のつどい」は好評いただいているし、「安土駅周辺整備事業」は旧安土町時代の経過も尊重しながら、平成二十六年度中の工事着工をめざして進んでいます。安土城のバーチャルリアリティー化(映像で表現)も、実現に近づいています。
 まちづくり協議会設立についても、老蘇・安土の両小学校区で思っていたよりも早く設立できそうですし、安土小学校運動場の芝生化、安土中学校の全天候型テニスコートが完成し、武道館も新年度から供用開始できる運びです。
 津村孝司副市長には旧安土町の住民パワーを分析してもらい、教訓として、そのパワーをまちづくりに生かせる方向で努力してもらっています。
 今後の展望としては、協働のまちづくりが最大の課題です。そのためにも安土地域の「みらい創りトーク」を復活させたい。それと、重要な業務は本庁に集約して、安土総合支所から本庁への部署の整理を行い、機能の充実を図りたい。
 中長期的な展望も重要です。まず、教育環境の差異を是正しなければなりません。安土・老蘇小学校の校舎は大規模改修を平成十四年に行っており、当面は改築できません。しかし、あくまでの改修であり、改築・移転を視野に入れて取り組みます。福祉面で、安土のよい部分を旧近江八幡市にも取り入れ、継承発展させて行きます。
 安土地域の活性化は、まちづくり協議会とタイアップしながら住民の意向を十分に反映して取り組む必要があります。安土駅周辺を核として活性化の輪を広げて行くことが大切だと考えています。
 それには観光客の誘致が不可欠で、安土駅に新快速の停車を求めて行きます。安土城跡下の広場も有効利用できると思っています。例えば、安土の産品や加工品を観光客に販売できる「城の駅」のような施設ができないか模索しています。
 このほかにも、県道2号(大津能登川長浜線)バイパス化の早期実現、国民健康保険や介護保険など合併に伴う調整項目の未調整部の早期解消、「文化協会・観光物産協会と観光協会」「商工会議所と商工会」など組織の統一などがあります。
 そのためにも安土地域自治区協議会の運用充実を図ります。

―合併に関する住民アンケートはいかがですか。

合併時点で、二年半後に住民から「単独の安土町がいい」という声が多ければ、旧安土町民を対象にアンケートを採ることを約束しました。現時点では、「なにがなんでも合併反対」という声は耳にしていません。昨年四月の市議選で、合併反対派議員と合併推進派議員の構成が大きく逆転しました。したがって、今後の様子を見て、判断させていただきたい。

―これからの主要事業や課題はどのようなものがありますか。

単年度の事業も大切ですが、中長期でみて、一般廃棄物処理、火葬場、最終処分場・リサイクルセンター、消防などといった東近江地域での広域サービス事業で、中部清掃組合などで別体系になっている旧安土町地域を、近い将来、近江八幡市に組み入れたい。それには関係自治体の理解を求めなければならないし、二重化行政を防ぐ整理が必要になります。でないと、合併のメリットが出てこないと思います。
 これまで同様、すべての事業の見直しを絶えず行い、行財政改革を推し進めることを前提に、二十七年供用開始をめざす一般廃棄物処理場建設、老朽化した市庁舎対策、東日本大震災を教訓に各小学校区に防災機能を持たせたコミュニティーセンター建設などの減災対策、(仮称)島環境小学校など特色ある学校づくり、二十七年供用開始の桐原小学校改築、九千食可能な災害対応できる給食センターによる幼・小・中の完全給食などに取り組みます。
 また、人口十万人都市をめざし、様々な施策や必要に応じた農地転用など、国や県と話を詰めて行かなければなりません。逆に、農業の活性化に向けて、農地の集積を図り、収益を上げてもらうために、農家の大規模化や法人化も進めなければならないと思っております。

―それらの事業を進めるには、何が必要ですか。


何をするにしても効率良く、株式会社近江八幡市の思想「最少の費用で、最大の効果」が表れてくるような運営に心がけていきます。
 例えば、一般廃棄物の処理費用軽減や、流域下水道から面的整備(合併処理浄化槽)への転換、また、びわこ揚水の自然流下と再利用による費用軽減は自治体の存亡がかかっています。
 福祉面では、老人福祉施設整備に力を注ぐことや、幼・保一元化を図るなど、待機児童の解消を図らなければならない。また、不妊治療への助成を新年度予算に計上したく思っております。
 病院は病院職員の努力により二十二年から黒字に。この勢いを維持しつつ、地域完結型の地域医療への貢献をめざします。また、休日急患診療所を充実し、病・診連携、病・病連携の連携パスをきちっと図って、在宅医療の充実に寄与する地域医療支援センターを二十六年三月までには建設したい。
 観光は、全国唯一の水郷巡りをより楽しんでもらえるように、水郷地帯から西の湖(安土方面)へ行けるようにできたらと思っています。また、沖島を環境の拠点にと思いをめぐらせているところです。
 このほか、メガソーラーの誘致も努力してみたい。近江八幡と安土を結ぶ幹線道路や国道8号へつなぐ道路の整備も積年の課題です。
 安心して安全に暮らせるまちを子や孫に引き継ぐために、やらなければならないことは限りなくあります。住み良いまちづくりは、市民のみなさんとの協働が不可欠です。今後とも、皆様のご理解とご協力をお願いいたします。
# by azch | 2012-01-03 23:24 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
東近江市長 新春インタビュー
西澤市長にインタビュー 公約の進捗診断と課題

=来年度は任期最終年 政策の仕上げと総括へ=
インタビューに答える西澤市長就任から三年を振り返り、市長としての自己評価はどうか

 公約の実現に向けては、強い意志を持ってがんばってきました。厳しい財政運営の中で、福祉や教育、医療など市民生活に欠くことのできない政策については、計画どおりに進んでおり、ある程度市民の皆さんに評価していただけるものと思っています。
 特に、地域医療に関しては、地方の勤務医不足という厳しい現実の中、国立滋賀病院の充実など安心の医療体制に向け、一歩進んだと思っています。引き続き市立二病院の整備に全力を尽くします。
 一方、不祥事や判断ミスにより市民にご迷惑をおかけしたことについては、組織の責任者として深く反省し、お詫び申し上げなければなりません。

二月から任期最終年を迎えるが、あと一年間の任期中で仕上げたい政策課題は何か

 学校耐震化や給食センター建設、基幹道路整備などインフラの整備については、計画以上に前倒しで進めることが第一の課題です。
次に、子ども医療費の無料化を充実させ、国民健康保険料、介護保険料の値上げを極力抑制することが第二の課題です。
 こうした課題を達成あるいは解決するには多額の費用が必要です。この費用を捻出するためにも、行財政改革を成しとげなければなりません。これが第三の課題です。
 そして、行財政改革は、市民の皆さんの理解と協力なしには進めることはできません。不祥事や判断ミスを防ぐことはもちろん、十二万人都市にふさわしい行政サービス提供者としての職員体制を築き、市民の信頼を得ることが第四の課題です。
 これら四つの課題に、優先順位はなく、いずれも重要な課題です。

任期四年間で成果を挙げることが難しいと考える公約は何か

 管理経費の削減です。正規職員の人件費は、人員削減や地域手当をすべてカットしたことなどで、ほぼ公約どおりとなります。しかし、管理経費については、思うように削減できそうにありません。行財政改革が予定どおり実行できれば、目標の五割程度は達成できますが、それ以上の管理経費の削減が難しい状況です。
 特に、施設の維持・管理経費の削減には限界があり、逆に、増加する場合もあります。
 例えば、すべての学校などの教室にエアコンを設置すると、東近江市では、その電気代だけでおよそ一億円必要との試算報告を受けています。正直、マニフェストの中では計算外でした。
 さらに、学校や園の運営には、正規の教職員以外に特別支援教育、低年齢児加配などに必要な教職員は、臨時、非常勤職員さんにお願いしなければならない状況です。そうした人件費は、行き届いた教育や保育に心がけようと思えば増加する一方です。
 私は、学校・園の運営に必要な維持・管理経費を削減することはしないこととしました。したがって、管理経費の削減に関する公約は、額面どおりにはできないこととなります。この件については、市民の皆様にお詫び申し上げます。

選挙で約束した公約のうち、成果があがっているものとあがっていないと考えるものは何か

 学校などの耐震、中学校・幼稚園まで含めた給食提供、保育所・学童保育所待機児童解消、病院体制の整備など安心の三重奏については、かなり成果が上がった、あるいは成果が上がりつつあるものと思っています。
 交通網の整備も順調に成果を上げており、JR能登川駅近くのずい道整備、蒲生スマートインターチェンジの建設も本格化します。ひばり通りの延長、外環状線の春日工区の開通、蛇砂川新川道路一部開通など、計画どおりに進んでいます。
 一方、成果が十分といえないのは行財政改革です。行財政改革は目的ではなく、多くの費用を必要とする安心の三重奏のソフト事業、例えば、医療費の無料化などの財源を作る手段であり、改革の必要性を市民の皆さんに訴え、理解と協力を得る努力を続けなければなりません。

東近江市の新しい展望が期待できる政策はあるか

 東日本大震災から、東近江市も大きな影響を受けています。同規模の地震が発生したとき、公共施設や身近な自治会館は大丈夫か。原発事故が起きたときの対応はどうなっているのか、などなど。市民の安全を守る施策は、自治体の最も重要な仕事です。
 そこで、まずは身近な自治組織の強化を図るため、自治会館の耐震診断、耐震補強、緊急時電力確保などに、ある程度充実した支援を考えています。大きな展望とはいえませんが、市民の生命が第一です。
 今年四月から、国立滋賀病院に二十数年ぶりに産婦人科が完全復活します。また、来年四月には七階建て新病棟がオープンし、三二〇床の病院に生まれ変わります。これで、普段はかかりつけ医、いざとなればこれまでの病院に国立病院が加わり、さらに難しい医療は、滋賀医科大学などの病院がひかえている。ようやく安心できる病院体制の充実が現実のものとなります。

# by azch | 2012-01-02 23:21 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
連携講座「琵琶湖―自然と文化―」
安土城考古博物館と琵琶湖博物館で連携講座「琵琶湖―自然と文化―」

■=25日 「魚と人」テーマに講演や試食=

県立琵琶湖博物館と県立安土城考古博物館の連携による講座が、十二月二十五日と来年一月二十一日に開催される。
講座は、琵琶湖の自然や環境を中心テーマとする県立琵琶湖博物館と、県の歴史を中心テーマとする県立安土城考古博物館が、相互の得意分野を連携させることで、「琵琶湖」の価値と魅力を多角的、重層的に発信しようというもの。

第一回は、近江八幡市安土町下豊浦の県立安土城考古博物館で午後一時半から、「魚と人」をテーマに開催。琵琶湖の水と地域の環境を守る会の松沢松治代表が「漁師が見た琵琶湖と魚」、琵琶湖博物館総括学芸員の松田征也さんが「琵琶湖の魚介類」、安土城考古博物館の大沼芳幸副館長兼学芸課長が「喰って護る琵琶湖の魚」の講演。フナズシの試食もある。定員は当日先着百四十人。

第二回は、草津市下物町の県立琵琶湖博物館で午後一時半から、「太古の人と動物が来た道」をテーマに、国立科学博物館の海部陽介研究主幹が「人類のきた道」、 琵琶湖博物館の高橋啓一上席総括学芸員が「マンモスとマンモスハンター」、安土城考古博物館の鈴木康二学芸課主任が「琵琶湖の周りにヒトが棲む―近江の旧石器~縄文時代―」の講演。定員は当日先着二百人。

いずれの回も参加無料。事前申し込み不要。問い合わせは、安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。


信長の時代のツリー復元

=安土城考古博物館で展示=
県立安土城考古博物館は、開催中の特別陳列「昇る!昇れ!!昇るとき-日輪と龍のメッセージ-」に関連して、ドイツで造られはじめたというクリスマスツリーを、文献等を参考に復元し、二十七日まで展示している。このクリスマスツリーが生まれたのは、日本では織田信長が活躍した時代になる。
特別陳列のテーマの一つが「太陽の上昇する力」。クリスマスの起源は、太陽の力が最も衰える「冬至」の時期に、その復活を祈る行事とされている。

今回復元するクリスマスツリーは、二メートル前後のイヌガヤの木に、マツ・クリ・クルミ・デーツ・干しイチジク・干しブドウといった木の実や、ブレッツエル(輪のようなパン)、レープクーヘンといった食べ物をつるし、現在のクリスマスツリーと並べて展示する。なお、十八日午後一時半からの博物館講座内で、復元ツリーについての詳しい解説がある。
問い合わせは、県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。
# by azch | 2011-12-22 23:04 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
近江八幡市まちづくり構想
私たちのまちの未来は?近江八幡市がシンポジウム
=「まちづくり構想」へ意見交換 懇話会中間報告や事例紹介=

「(仮称)近江八幡市まちづくり構想」の策定に向けて、将来の市のあるべき姿を市民と考えるシンポジウムが、このほど鷹飼町の県立男女共同参画センターで開かれた。
市民や市職員、市議ら、約二百五十人が参加。

まず、市と同じ規模(人口八万人程度)の、ベネトンやデロンギといった世界的に有名な企業があって、若い人達が集まり、スポーツが盛んな一方、古い町並みや自然も大切に守られているイタリアのトレヴィーゾなど、歴史、産業、文化、人材育成、エネルギー、大学、自然、環境をキーワードに、魅力ある地域資源を磨きながら特色あるまちづくりに取り組んでいるヨーロッパの三都市が事例として紹介された。
続いて、冨士谷英正市長をはじめ、まちづくり、環境、防災等の専門家で構成された「近江八幡市のまちづくりに関する懇話会」の西川知雄座長が、環境、防災、教育・福祉を柱に構想案づくりに取り組んでいることや、再生可能エネルギーヘの取り組みなどについて報告した。
懇話会メンバーに市教育委員を交えたパネルディスカッションでは、「いいものを長く使う社会」や、「活断層がなく、安全・安心なまちづくりがしやすい」「近隣のまちもいっしょに発展」「チャレンジできる教育施設を」などの提案があり、会場からも「自然エネルギーのビジネスチャンモデル」「食の最先端技術開発」など熱心な意見が出され、「人づくりがまちづくりの基本」であることなどが話し合われた。
参加者へのアンケートを含め、会場での意見を今後の懇話会での協議に反映させる。
# by azch | 2011-12-20 22:02 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
西の湖を訪ねるエコツアー
エコツーリズム協会しが 西の湖を訪ねるエコツアー
=23日 船上フォーラムも=

エコツーリズム協会しがは、二十三日に実施する「環境船めぐみと環境和船で行く環びわ湖エコツアー」の参加者を募集している。
西の湖内にある舟でしか行けない耕作地「權座」で湖国の原風景や幻の酒米「渡船」栽培による地酒「權座」の取り組みなどにふれ、和船で西の湖の自然や文化を学ぶ。昼食は郷土料理の「安土のよばれ」を味わい、ヨシ笛の演奏を聴く。県立安土城考古博物館では、琵琶湖の自然と暮らしや安土の歴史について学芸員の解説を聞く。
大津港午前九時発の船上フォーラムでは、「西の湖から学ぶ“エコのよし”な世の中をつくろう!循環型社会を!」「琵琶湖からつながる“環びわ湖エコツーリズム”の可能性を探る」をテーマに、発表や報告が行われる。

定員は三十五人。参加費は一般六千五百円。参加申し込みは、氏名(フリガナ)・昼間連絡がとれる連絡先(住所・電話番号・メールアドレス・ファックス番号)を二十日までに、エコツーリズム協会しがへ、ファックス(077―545―0945)かメール(info@ii-trip.com)で。
 問い合わせは同事務局(TEL077―532―7286)まで。

# by azch | 2011-12-17 23:07 | 安土町商工会 | Trackback | Comments(0)
巡る「八幡 秀次の城と城下町」
専門職員の案内で巡る「八幡 秀次の城と城下町」

県教委文化財保護課は、十七日に近江八幡市文化観光課の協力で開催する探訪「八幡 秀次の城と城下町」の参加者を、募集している。

近江八幡市は、羽柴秀次が天正十三年(一五八五)に秀吉から与えられた四十三万石の領地の鶴翼山(標高二百八十五メートル)に城を築き、安土から町民を移して、楽市楽座令を出すなど振興を図り、まちの基礎を築いたのが始まりとされる。
八幡山城に残る石垣が城の雄大さを示しているほか、秀次の館跡など最近の複数の屋敷群での発掘調査で、八幡山城の姿が次第に明らかになってきている。

今回の探訪では、専門職員の案内で八幡山城の遺構を訪ね、城下町を見学することで、城と城下町が一体となった近江八幡の姿をより深く理解してもらう。
午前九時に近江八幡図書館裏の八幡公園に集合(JR近江八幡駅午前九時二十分発近江鉄道バス「野ヶ崎行き」で「公園前」下車)、秀次館跡、ロープウェイ乗り場、西ノ丸、北ノ丸、本丸、二ノ丸、ロープウェイ乗り場、日牟礼八幡宮、八幡堀、新町通、近江八幡市立資料館前解散の全約三キロ。
定員は先着八十人。参加費は高校生以上千百五十円、中学生千円、小学生六百五十円(保険代・資料館入館料・ロープウェイ料金等実費分)

参加希望者は、十六日正午必着で、住所・氏名・連絡先を滋賀県教育委員会事務局文化財保護課城郭調査事務所へ、電話(0748―46―6144)・ファックス(0748―46―6145)・メール(ma16@pref.shiga.lg.jp)のいずれかで申し込む。

# by azch | 2011-12-07 22:26 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
県立安土城考古博物館特別陳列
元気と希望あります安土城考古博物館で特別陳列

=「朝日」と「龍」のエネルギー 東日本大震災からの復興を願い=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)は県立琵琶湖文化館と、三日から特別陳列「昇る!昇れ!!昇るとき――日輪と龍のメッセージ――」を、東日本大震災からの復興の願いを込めて開催する。一月二十二日まで。
復興、復活に向け、新たに迎える辰年を、希望を持って、元気で過ごせるようにとの思いで、上昇する自然の力の象徴として「朝日」と「龍」に焦点を当て、様々な文化財と、今年度県文化賞受賞者の寿福滋氏の美しい写真から、みなぎるエネルギーを吸収してもらう。コンセプトは「元気と希望あり□(ます)」だ。

展示は、「自然の猛威と人間」「鎮魂 ―神への祈り―」「復興と飛躍 ―シンボルとしての日輪と龍―」「権力者と龍・日輪」の全四章で構成する。
第一章「自然の猛威と人間」は、大地震による大規模な液状化現象の跡が見つかった高島市の「針江浜遺跡」と、平安時代末の大地震による津波で倒壊した長浜市の「塩津港遺跡」の神社遺構を紹介する。
第二章「鎮魂 ―神への祈り―」では、死者の再生を祈念した「木偶」、水と命の神である「弁才天」等を通して、死者に対する鎮魂と再生の祈りをイメージする。

今回の展示の中心となるのが第三章「復興と飛躍 ―シンボルとしての日輪と龍―」。災害や困難に打ち勝つ力の象徴としての「日輪」と「龍」に関連する資料を展示する。特に、日輪の象徴としての「鏡」にスポットを当て、祭祀に用いられた「古代鏡」、行事で用いられる「鏡餅」、鏡の奉納が変容した「カワラケ投げ」など、様々な文化財を紹介する。
最も注目されるのは、特別公開の葛蛇玉(かつじゃぎょく)作「鯉魚図」(東近江市曹源寺蔵)。江戸時代の画家、葛蛇玉は作品数が極めて少なく、幻の天才画家とも呼ばれている。池の氷を割って中空に飛び上がる鯉を描いた「鯉魚図」は、まさに、希望を求め、困難を打ち破り、龍に変身しようとする姿であり、今回の展示を象徴する作品といえる。作品の状態が良くないため、今回が今後の公開となる可能性が高い。三幅を、右幅(十二月三日―二十二日)、中幅(十二月二十三日―一月九日)、左幅(一月十一日―二十二日)に分けての展示となる。
第四章「権力者と龍・日輪」では、古代の王から、織田信長、豊臣秀吉等、時々の権力者達が権威の象徴として使った「日輪」と「龍」のモチーフを、「伝織田信長所用陣羽織」(そう見寺蔵)などから紹介する。

特別公開の葛蛇玉作「鯉魚図」(東近江市曹源寺蔵) 展示文化財約百十点と共に、寿福氏の写真作品十三点で、「昇る力」をイメージしてもらう。
会期中、博物館講座「陽はまた昇る~永続する生命のイメージ~」(十二月十八日 午後一時半)・「古代の王が求めた鏡」(一月十五日 午後一時半)、ギヤラリートーク(十二月三・十一・二十四日、一月八日 午後一時半)がある。
また、ゲーム感覚で鑑賞を楽しむ「ミステリーミュージアム ADUTI 2」も開催。今回のテーマは「救出ゲーム 聖龍を解き放て!」。
災厄を打ち破り、元気と希望を身につけるため、展示品の中に閉じ込められた龍を解き放ち、龍の聖なる力を借りなければならない。幸せの女神「はっぴーべんてん」の加護を得て、魔法の言葉を探し出せという使命に挑戦してもらう。
展示品に関する設問に答え、答を並べ変えて共通する文字五組を見つけだし、それらをパズルのように組み合わせて一つの単語をつくる。それが魔法の言葉になる。
同館は月曜日と十二月二十八日から一月四日まで休館。ただし、一月九日は開館し、翌十日休館。入館料は、大人四百五十円、高大生二百五十円、小中生・県内六十五歳以上・障がいのある人無料。
 問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)まで。


シリーズ 2展示 肥田城と玄蕃尾城
=安土城考古博物館=
県内に多数ある城郭の発掘調査成果を紹介し、その魅力と価値を発信する県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)のシリーズ展示「近江の城を掘る」は、第三回として彦根市稲枝町肥田の「肥田城」を取り上げ、開催中。二十七日まで。

肥田城は、十六世紀代に高野瀬隆重が宇曽川の左岸に築城した平城で、日本戦史上初の「水攻め」の舞台となった。また、湖北の浅井氏が当時近江の最大勢力の佐々木六角氏を打ち破り、戦国大名としての地位を固めた「野良田の合戦」が行われた。
一方、城郭の現状を写真パネルで紹介するシリーズ「近江の名城」も、第七回「玄蕃尾城」(長浜市余呉町柳ヶ瀬)が始まっている。
玄蕃尾城は、賎ヶ岳の合戦で柴田勝家の本陣が置かれた城郭。近江と若狭の国境にあり、土塁や堀で構成される土造りの城郭としては、最も完成された形を持つと評価されている。
同館は月曜日休館。入館料は、大人四百五十円、高大生二百五十円、小中生・県内在住の六十五歳以上の人・障害のある人は無料。
問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)へ。

# by azch | 2011-12-03 22:11 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
近江八幡市12月議会
35議案を提案 近江八幡市12月議会 28日開会

=児童生徒の入院医療無料化など 第三子支援金、安土デイは廃止=
近江八幡市はこのほど、二十八日に開会する市議会十二月定例会に提案する二億四千七百万円を追加する本年度一般会計補正予算案など予算関連六件、条例関連十五件、議決関連十三件、専決処分関連一件の、計三十五議案を発表した。

一般会計の主な補正内容は、待機乳幼児(現在百十三人)解消に向けた民間保育所建設(二か所 百六十人分)に伴う補助金一億七百六十九万円、旧と畜場跡に建設する武佐市営住宅の造成設計等委託二千七百万円、八幡東中学校トイレ・グランド・テニスコートと八幡西中学校テニスコートの改修設計委託九百六十万円、医療費扶助増に伴う生活保護費追加四千七百九十七万円など。
そのほか、国民健康保険や後期高齢者医療など五特別会計で計九千七百二十万円を追加。一般会計と特別会計を合わせ、総額三億四千四百二十万円を追加補正する。

条例関連では、「協働のまちづくり基本条例」と「子ども医療費助成条例」を新たに制定する。市立運動公園の使用料改正、市職員の給与引き下げなど条例改正は十一件。第三子に八万円を支給していた「すくすく育児支援金条例」を子ども手当の支給充実と公開事業診断での廃止判断などにより、また、合併により民間のデイサービスが利用できるようになり行政が事業を実施する必要がなくなったとして「安土デイサービスセンター条例」を、それぞれ廃止する。
「協働のまちづくり基本条例」は、旧近江八幡市の条例(平成二十年施行)を基本に、▽前文の見直し▽市議会の役割と責務を「議会基本条例」に委ねる▽制度自体が地方自治法に付加されることにより市民投票制度を廃止▽文言を「です」「ます」調にわかりやすく――といった改正を加え、合併後の新市条例として制定する。
「子ども医療費助成条例」は小学一年生から中学三年生までの入院医療費を無料化(償還払い)するもので、平成二十四年度から小学一―三年、二十五年度から六年生まで、二十六年度から中学三年生までと、段階的に対象を拡大する。市長マニフェストの一つ。

議決案件は、市内公共十三施設の指定管理者を指定するもの。
会期は十二月十六日までの十九日間で、個人質問が七―九日、各常任委員会が十二―十四日に開かれる。

# by azch | 2011-11-30 22:08 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
繖三観音
近江の新名所に「繖三観音」発足

=観音正寺・教林坊・石馬寺 観光振興へ共通イベントも=
「繖三観音」発足の記念法要――観音正寺で――◇近江八幡

繖(きぬがさ)山にある聖徳太子を開祖、観音像を本尊とする観音正寺(近江八幡市安土町石寺 岡村瑞應住職)、教林坊(同 廣部光信住職)、石馬寺(東近江市五個荘石馬寺町 西史観住職)が観光振興に協力して取り組む「繖三観音」をこのほど発足し、観音正寺で発足式を開いた。
式典には鈴木五一東近江環境・総合事務所長、西沢久夫東近江市長、津村孝司近江八幡市副市長、両市の観光・商工団体関係者ら三十人あまりが出席。本堂で法要のあと、三寺の住職が「手を取り合って、観光でもなく、信仰でもなく、心癒される場所を目指していきたい」と抱負を述べた。

発足式であいさつする左から教林坊・廣部光信住職、石馬寺・西史観住職、観音正寺・岡村瑞應住職
 
鈴木所長、西沢市長、津村副市長が「地域の宝を発信し、次の世代へつなげていくことで地域の振興へ」「湖東三山・湖南三山に続く、近江の新名所の誕生」などと、祝辞と共に協力と期待を寄せた。
共通イベントとして、三寺それぞれで祈祷・祈願したパワーストーンを集めてお守りを完成させる「幸せの石お守り」を実施している。ひも百円、パワーストーン各三百円。その他各寺では、紅葉ライトアップやコンサートなども開かれている。

幸せの石お守り 

問い合わせは、観音正寺(TEL0748―46―2549)、教林坊(TEL0748―46―5400 拝観料昼間大人五百円、小―高校生二百円 夜間別料金 通常拝観土・日・祝日のみ 夏期・冬期拝観休止有り)、石馬寺(TEL0748―48―4823 拝観料大人五百円、小―高校生三百円 月曜休)へ。




繖三観音:発足式 宗派超え三カ寺、観光振興で協力 

近江八幡市と東近江市にまたがる繖(きぬがさ)山にある観音正寺(岡村瑞應住職)、石馬寺(西史観住職)、教林坊(広部光信住職)の三カ寺が協力して観光振興に努めようと「繖三観音」を結成、近江八幡市安土町石寺の観音正寺で18日、発足法要を営んだ。
観音正寺は天台系単立寺院、石馬寺は臨済宗妙心寺派、教林坊は天台宗。宗派は異なるが、いずれも聖徳太子が開いたとされる。岡村住職の呼び掛けで結集し、昨年、公募で名称を決めた。
法要には西沢久夫・東近江市長、津村孝司・近江八幡市副市長や信徒ら約50人が出席。読経の後、住職らが「三観音の輪を一層広め、地域に貢献したい」と抱負を述べた。


(毎日新聞)
繖三観音:観光振興に三カ寺協力 18日、観音正寺で発足式 


近江八幡市と東近江市にまたがる繖(きぬがさ)山にある観音正寺と石馬寺、教林坊の三カ寺が、「繖三観音」の名称で協力して観光振興に力を注ごうと18日午前10時から、近江八幡市安土町石寺の観音正寺で繖三観音発足式を開く。

三山は宗派は異なるが、いずれも聖徳太子が開いたとされる由緒ある寺。西国第32番札所繖宗観音正寺、岡村瑞應山主の呼び掛けで結集。昨年、一般から総称を募集し「繖三観音」の名称が決まり、共通イベントも決まったことから発足式を開くことにした。

発足イベントとして観音正寺は一足先に12日、講演会や雲竜コンサート(有料)を開催。教林坊は式典当日の18日、松尾泰伸さんの「癒(いや)しのヒーリング音楽と伽羅の香り」(有料)を、石馬寺では26、27日にチェロ奏者・井手元研一さんを招きコンサート(有料)などを開く。

# by azch | 2011-11-26 23:36 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
県教委文化財保護課 史跡案内
伝本丸上方の郭群を初公開 観音寺城を探検する
=26日に史跡案内 参加者募集中=
◇東近江/近江八幡
県教委文化財保護課は、平成二十年度から発掘調査を行っている観音寺城を訪ねる史跡案内「観音寺城を探検する2011」を、二十六日に近江八幡市、安土町観光協会、安土町商工会、東近江市観光協会の協力で開催する。
今回は伝本丸上方の郭群に初めて踏み込み、観音寺城の往時の姿や、中世近江を支配した佐々木六角氏の隆盛に思いをはせる。

東近江市五個荘塚本町の観光案内所ぷらざ三方よし前(旧生き活き館)を午前九時四十五分出発、川並道から伝布施淡路丸、大土塁、伝本丸上方郭群、伝本丸、伝平井丸、伝池田丸、伝池田丸下方郭群、観音正寺、伝目賀田丸を巡り、ぷらざ三方よしに戻る。全行程約十キロメートル。

定員は先着百人。参加費三十円(当日徴収)。弁当・水筒・保険証持参。弁当斡旋(五百円)希望者は、参加申込の際に弁当希望の旨と個数を明記。雨天決行。
参加申し込みは、住所・氏名・連絡先を滋賀県教育委員会事務局 文化財保護課城郭調査事務所へ、電話(0748―46―6144)・ファックス(0748―46―6145)・メール(ma16@pref.shiga.lg.jp)のいずれかで。申し込みの締め切りは、二十五日正午必着。
なお、ぷらざ三方よしへは、JR能登川駅から近江鉄道バス「八日市行き」(九時二十一分発)で、ぷらざ三方よし前下車。
問い合わせは、城郭調査事務所TEL0748―46―6144まで。
# by azch | 2011-11-20 23:47 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
水郷の里マラソン
2011水郷の里マラソン 1849人が秋晴れの完走

=35回記念 森脇さんもゲストラン=
「2011水郷の里マラソン」(第35回水郷マラソン実行委・県社協主催)が近江八幡市立運動公園を発着点とするコースで十三日開かれ、市民ランナーや市外からの参加者らが、秋深まり行く水郷や琵琶湖を眺める自然景観の中を駆け抜け、健脚を競った。
大会には、市民八百八十三人(昨年九百三人)、同市以外の県内組七百六十九人(同三百七十四人)、千葉・新潟・岡山県など県外から四百三十二人(同二百八十八人)、総勢二千八十四人(同千五百六十五人)が、二・三・五・十キロメートルの四種目、年齢や性別など二十部門にエントリー。

高齢者の各部門は来年宮城県で開かれる「ねんりんピック2012年全国大会」の県代表選考会を兼ねた「ねんりんピックびわこレイカディア県民大会」としても開催。最高齢八十二歳の河村昭三さん(同市田中江町)をはじめ二百六人がエントリーした。三世代での参加も六組あった。

同市音羽町の田中清和さん(63)が「三世代の交流の輪を広げ、景色を楽しみながら、最後まで元気に走り抜くことを誓います。みなさん一人ひとりが主役です。がんばりましょう」と、長男家族の正和さん(33)・里美さん(36)・輝くん(7)、孫の今泉明音さん(10)・善住朔也くん(7)と共に、力強く選手宣誓を行った。
 午前十時、冨士谷英正市長号砲による十キロ部門から順次スタート。完走が目標というランナーも、自己タイムの更新をめざしたランナーも全力でゴールをめざし、千八百四十九人(同千三百九十四人)が完走を果たした。秋晴れで少し気温が高く、苦しい汗は心地よい達成感と変わった。
# by azch | 2011-11-16 23:33 | 安土観光拠点 | Trackback | Comments(0)
近江八幡収穫まつり&軽トラ市
新鮮さと味を堪能 近江八幡収穫まつり

=軽トラ市も人気集める=

生産者と消費者が収穫の喜びを共にする「近江八幡収穫まつり」(同まつり実行委主催)が十三日、近江八幡市役所駐車場で開催され、大勢の市民らでにぎわった。
会場には、市内の農産物直売所や生産者団体、水産協議会、JAなどにより、「安土信長ネギ」など地元ブランドや水郷ブランド野菜、米、湖魚、加工品といった自慢の産品が並び、来場者は試食コーナーでおいしさを確かめたり、上手な味わい方を訪ねながら、お目当ての産品を次々と購入していた。
また、近江大中牛バーベキューや新たな名産品として本格的販売が始まった「沖島よそものコロッケ」、ワカサギの天ぷらなどのグルメのコーナーもあり、“収穫の秋”と共に“味覚の秋”も楽しんでいた。

午後からは軽トラ市も始まり、新鮮で格安の季節の野菜や果物、水産加工品などをいっぱい積んだ約二十台の軽トラは、見る見るうちに買物客で取り囲まれた。



地域の生産者と消費者つなぐ 産地直売軽トラ市スタート

=新鮮で格安 農畜水産業を元気に=

市などでつくる近江八幡市水郷の食材と食推進協議会の「近江八幡こだわり食材産地直売軽トラ市」が、二十二日に市役所前駐車場でスタートした。
地元の生産者と消費者が交流を通じて地域のこだわり農畜水産物の良さを再認識し、生産と消費の向上につなげ、農畜水産業の活性化につなげて行く。月一回のペースで開催。

初日のこの日は午前八時から九台の軽トラックが出店。キャベツやダイコン、ブロッコリー、トマトなどこだわり野菜が新鮮で格安なこともあって、軽トラを取り囲むように人だかりができ、すぐに売り切れる軽トラも。
出品はこだわり野菜だけでなく、有機米、もち麦パン、湖魚の佃煮、フナずし、生きたアユなども販売され、米やポン菓子の無料配布や重さ当てクイズ、試食などもあり、第一回としては上々の滑り出しとなった。
次回は十一月十三日の「近江八幡収穫まつり」の中で、正午から開催される。

# by azch | 2011-11-15 23:29 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
安土城考古博物館
シリーズ「近江の城を掘る」第2回は関津城の調査成果
=18日まで 安土城考古博物館=

 県内で行われている城郭発掘調査の成果を紹介するシリーズ「近江の城を掘る」の第二回が、滋賀県立安土城考古博物館で開かれている。十八日まで。
今回は、大津市関津の「関津城」での調査成果を取り上げた。
関津城は、瀬田川が鹿跳峡谷となって京都に流れ降る境目の丘陵に位置する山城。城主は、鎌倉時代に定着した宇野氏と考えられている。丘陵上に造られた方形土塁囲の主郭を中心に、その裾部分に土塁で囲まれた屋敷地がある。

県教委と財団法人滋賀県文化財保護協会による発掘調査で、主郭周囲の山を急角度で切り落とした「切り岸(きりぎし)」を復元したほか、城内に六棟以上の礎石建物が見つかったことで、有事に立て籠もる機能よりも、日常的に城内が利用されていた様子が明らかになった。
見つかった建物の全てが礎石を使ったもので、特に、最古の礎石建ち土蔵建物の基礎構造がほぼ完全な形で見つかり、全国的な注目を集めた。
また、焼け土や焼けた土壁、焼けた器などが多く見つかり、この城が火災に見舞われたことがわかった。さらに、火災部分に新しい建物を建てていることから、複数回の火災があったこともわかった。

そのほか、土師器、国産陶磁器類、輸入陶磁器類、漆器椀などの食器類が多数出土したほか、井戸近くの建物内には「酒」の可能性が高い「物」の生産や貯蔵が行われていたと思われる大きな甕が六個埋め込まれており、火災にあった土蔵の中からは炭化した多量の穀物が見つかり、茶道具、屏風金具等とともに、城内での生活振りを垣間見ることができるだけでなく、接待、接客による領国の統治といった城郭の機能に対しても新たな視点を加えることができる。
同館は月曜日休館。入館料は大人四百円・高大生二百五十円・小中生・障害者・県内在住六十五歳以上無料。
問い合わせは、滋賀県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。
# by azch | 2011-11-14 22:27 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
市まちづくりに関する懇話会
現庁舎をどうする 近江八幡市 あり方検討委員会発足

=老朽・狭隘・耐震・分散などの問題 5回の会合で「基本構想」まとめる=

市の庁舎のあり方を考える検討委員会

昭和四十六年の建設で老朽化が著しく、狭く、耐震性の不安や業務の分散などの問題を抱える近江八幡市役所本庁舎について、今後のあるべき姿を考える「市庁舎あり方検討委員会」がこのほど発足し、十月二十八日に近江八幡商工会議所で第一回会合を開いた。
冨士谷英正市長は「まちづくりの一端として提案、審議いただき、いいアイデアを出してほしい」とあいさつし、市民からの公募委員五人をはじめ、有識者、関係機関代表ら十四人の委員に委嘱書を交付した。委員長には「市のまちづくりに関する懇話会」委員の南條洋雄氏、副委員長には市社協会長の中村芳雄氏が就いた。

会合では、事務局から現庁舎の概況や先進事例について説明を受けたあと、意見交換で委員それぞれの庁舎への思いを聞いた。
各委員からは、求心力を持たせたい、建設場所や資金面といった建て替えを前提とした意見が多く出され、委員長が「建て替えも含めて検討する」と建て替えありきではないことを強調する場面も見られた。また、連合自治会の意見や議会の議論を取り入れる意見もあった。
委員会は二月下旬まで全五回で、庁舎のあり方、基本方針、機能、規模、立地、財務負担などについて話し合い、「庁舎整備基本構想」をまとめる。十一月中にアンケートも実施し、参考にする。



22世紀見据えた将来像 まちづくりに関する懇話会

=「絆」を基本に 環境・防災=

専門家を集めて開かれた「第1回近江八幡市のまちづくりに関する懇話会」ホテルニューオウミで

合併後の将来に向けたまちづくりへの指針を定めるため、近江八幡市はこのほど「近江八幡市のまちづくりに関する懇話会」を立ち上げ、第一回会合をホテルニューオウミで七日、開いた。
懇話会は、冨士谷英正市長に座長の西川知雄東北大監事(近江八幡市出身)をはじめ、全国的・世界的規模で活躍する防災、環境、建築、まちづくりなどのエキスパート十人で構成。
東日本大震災の経験も踏まえて、都市機能の分散など、市庁舎の役割を含めたリスクに強い都市構造実現や、再生可能エネルギーを利用した自立・分散型システムの実現など、市域に止まらない広域的・全国的「近江八幡市モデル」の確立をめざす。

冨士谷市長は、人と人との絆を基本に、市が社会や国へどのような貢献ができるか、二十二世紀を見据えた都市のあるべき姿を考える懇話会の基本的な考え方を示し、「とくに“環境”“防災”“福祉”“教育”に力点を置いて議論を進めてほしい」とあいさつし、委員に委嘱状を交付した。
事務局から市の現状についての簡単な説明を聞いたあとフリートークに移り、各委員からは「超高齢社会に自宅で看取ることで財政・福祉を含めた安全・安心のまちづくりと自衛が可能に」「活断層がない利点を生かして何ができるか」「避難受け入れのボリュームと期間をセットで考えないといけない」「小さな環境社会で自立する低炭素都市」「イタリアのトレヴィーゾやブラジルのクリティーバのまちづくりを参考に」「予算措置が問題となるが、“観光”を生かしてはどうか」「ゴミや汚泥をエネルギーとして考える」など、専門的な視点からの意見や、具体的な提案などが行われるなど、熱心な議論が続いた。

懇話会終了後、冨士谷市長は「みなさんユニークな発想を持っておられる。具体的な話が聞けた。まちづくりは難しいことでないことに気がついた。勉強になり、次回も期待できる」と、大きな手応えを感じていた。
月一回のペースで今回を含めて全四回の懇話会が開かれ、次回からはまちづくりビジョン検討、個別事業の整備方針検討、「(仮称)近江八幡まちづくり構想」案作成の作業を行う。第三回開催後には、市民参加でミニシンポジウムの開催も予定している。

# by azch | 2011-11-06 23:22 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
近江八幡市議会臨時会
給食とゴミ 債務負担承認 近江八幡市議会臨時会

=25年秋へセンター方式整備 来年春から民間委託で処理=

近江八幡市議会は二十四日、臨時会を開き、市内すべての幼稚園から中学校で給食を実施するための施設整備事業や一般廃棄物処理新施設完成までのゴミ処理の民間委託に伴う債務負担行為を追加する今年度一般会計補正予算案を、賛成多数で可決承認した。
武佐町の旧と畜場跡地約六千八百平方メートルに給食センター建設約二十億二千万円、幼稚園と小中学校の施設整備約六億六千万円。平成二十四・二十五年で整備し、二十五年九月から給食を完全実施する予定。
一般廃棄物処理施設は北津田町の現処理施設が来年三月で使用期限が切れるため、新処理場が完成するまでのごみ処理事業(二十四・二十五年度)を民間業者に委託する約十億八千万円。
# by azch | 2011-11-01 23:19 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
県立安土城考古博物館
名付け親は横浜の林さん『まめのぶくん』よろしく
=安土城考古博物館キャラクタ-=


県立安土城考古博物館のオリジナルキャラクターの愛称が、『まめのぶくん』に決まった。
「目指せ!ゆるキャラ名付け親!!~ゆるキャラを‘みて’喜ぶのはもう古い!?~」と銘打って、九月十七日から二十五日までのシアルバーウィークイベントの一環として、同館職員がデザインしたオリジナルキャラクターの愛称を来館者から募った。
二百五十人から寄せられた百七十件の愛称候補の中から、門脇宏館長らによる審査の結果、神奈川県横浜市の会社員、林悠子さん(31)の『まめのぶくん』が、愛くるしさがうまく表現されているとして愛称に選ばれた。
林さんは、県内の実家に帰省した際に母親から同館の催しのことを聞き、はじめて来館し、「小さくてかわいらしく、顔の形が豆に見えた」と『まめのぶくん』で応募した。
名付け親になった林さんには、同館から記念としてオリジナルグッズセットが贈られる。



ミステリーミュージアム ADUTI信長復活へ「秘密の言葉」を捜せ

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)は、展示品に関するクイズを解きながら、信長を復活させるための「秘密の言葉」を探す「ミステリーミュージアム ADUTI ――信長の復活をサポートせよ!――」を、十一月一日から十三日まで開催する。
このミッションは、本能寺に倒れた織田信長の魂が四百年余り時空を彷徨い続けている中で日本を襲った未曾有の危機に遭遇、日本を元気にするため復活を決意するが、復活の鍵を握る「秘密の言葉」が思い出せないため、分身の「まめのぶくん」を同博物館に遣わし、来館者と協力して「秘密の言葉」を見つけだせといもの。
入館時に配られるチェックシートに、クイズ(全二十四問)の答えを記入し、集めたキーワードを並べてヒントを突き止め、「秘密の言葉」を探し出す。
見事探し出した参加者には、同館オリジナルグッズが贈られる。
参加無料だが、入館料大人八百六十円、高大生六百十円、小中生四百円、県内高齢者四百六十円が必要。期間中、七日は休館。
問い合わせは、県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。



秋の「近江風土記の丘」

県立安土城考古博物館は、同館の建つ「近江風土記の丘」一帯の豊かな自然の中での写真撮影会を、三十日から十一月二十日まで開催する。
期間中に撮影した作品を十一月一日から二十三日まで受け付け、優秀作品を十二月十一日から来年一月九日まで同館で展示する。
作品は、近江風土記の丘の自然、文化財、人物などで、これまでに応募暦のない本人撮影のもの。規格は四つ切りで組写真不可。応募点数は一人五点以内で、一点ごとに題名・氏名・住所・電話番号を書いた紙を添付する。
応募は、同館へ持参か郵送(〒521―1311 近江八幡市安土町下豊浦六六七八)で。問い合わせは、同館(TEL0748―46―2424)まで。


シリーズ「近江の城を掘る」第2回は関津城(大津市)

県内で行われている城郭発掘調査の成果を紹介する滋賀県立安土城考古博物館のシリーズ「近江の城を掘る」の第二回が、このほど始まった。十一月十八日まで。
今回は、大津市関津の「関津城」での調査成果を取り上げた。
関津城は、瀬田川が鹿跳峡谷となって京都に流れ降る境目の丘陵に位置する山城。城主は、鎌倉時代に定着した宇野氏と考えられている。丘陵上に造られた方形土塁囲の主郭を中心に、その裾部分に土塁で囲まれた屋敷地がある。
県教委と財団法人滋賀県文化財保護協会による発掘調査で、主郭周囲の山を急角度で切り落とした「切り岸(きりぎし)」を復元したほか、城内に六棟以上の礎石建物が見つかったことで、有事に立て籠もる機能よりも、日常的に城内が利用されていた様子が明らかになった。
見つかった建物の全てが礎石を使ったもので、特に、最古の礎石建ち土蔵建物の基礎構造がほぼ完全な形で見つかり、全国的な注目を集めた。
また、焼け土や焼けた土壁、焼けた器などが多く見つかり、この城が火災に見舞われたことがわかった。さらに、火災部分に新しい建物を建てていることから、複数回の火災があったこともわかった。
そのほか、土師器、国産陶磁器類、輸入陶磁器類、漆器椀などの食器類が多数出土したほか、井戸近くの建物内には「酒」の可能性が高い「物」の生産や貯蔵が行われていたと思われる大きな甕が六個埋め込まれており、火災にあった土蔵の中からは炭化した多量の穀物が見つかり、茶道具、屏風金具等とともに、城内での生活振りを垣間見ることができるだけでなく、接待、接客による領国の統治といった城郭の機能に対しても新たな視点を加えることができる。
十月三十日午後二時半からは、関連講座「小金持の城の話――関津城の発掘調査成果より――」がある。
同館は月曜日休館。入館料は大人四百円・高大生二百五十円・小中生・障害者・県内在住六十五歳以上無料。
問い合わせは、滋賀県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。

# by azch | 2011-10-30 23:26 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
農商工連携事業 ヘチマ枕
ヘチマで農業活性化 乾燥チップを枕に活用

(中日新聞)
近江八幡市安土町で、荒れた田畑で植えたヘチマを乾燥させ、チップにしてクッション材にした枕の商品化が進められている。素材は化学繊維などの代わりで、自然に優しいことに着目。ヘチマは産地にちなみ「信長へちま」と名付けた。国の戸別所得補償制度の補助金に頼らなくても農家が自立できる方法を探る。

同市安土町中心部の田園。雑草に覆われた休耕田にネットと竹棒で組んだヘチマ棚がある。青々としたつるが覆い尽くし、50センチほどはある実が鈴なりにぶら下がっている。
ヘチマ畑は、町内の寝具製造販売会社「ワタセ」と農家、安土町商工会、県商工会連合会などが連携を組み、新特産品を開発する狙いで昨年から植え付けしている。昨年は10アールで育て、今年は20アールに拡大。3年後には1000アールに広げる考えだ。

同市安土町の耕地11万アールのうち3分の2ほどが水稲面積。残りは小麦や大豆などを育てている。小麦や大豆はコメの10分の1ほどの値にしかならず、国の戸別所得補償制度に基づく補助金がなければ、赤字経営を迫られる農家が多い。
労働に見合う利益が出ず担い手不足もあって、放置される畑が増えている。これに危惧したワタセの辻貴史社長(61)は、付加価値の高い農作物を生産することが解決策と考え、農家や商工団体などに特産品開発を提案した。
戦国武将織田信長が安土城を構えた同市安土町には、織田家の家紋がヘチマを輪切りにしたデザインであるという伝承もある。「信長へちま」を使えば、アピールできると期待を寄せる。

ヘチマは腐らせて秋に収穫した後、繊維だけ残るように洗い、2センチ角ほどのチップに裁断。1つの枕につき、実10個分のチップを入れる。重さはウレタンやポリエステルなどのクッション材の7分の1。スポンジ状の繊維は通気性があり、人の肌にも優しい。
開発に加わる神戸市立工業高専の尾崎純一准教授(44)=機械工学=は「ヘチマは植物では珍しい3次元の繊維を持つ。強度があり型くずれしにくく、枕に適した素材」と太鼓判を押す。
生産する農家は2年間で3人。「来年は自分も」と手を上げる人も出てきた。経済産業省などが支援する農商工連携事業に9月末に選ばれ、研究開発費に国の助成を受けられることが決まった。

辻社長は枕の希望小売値を1万5000円ほどにすれば、農家が自立できる利益が出るとみており「1000アールの畑なら、2万5000個の枕を生産できる。ヒット商品なら、高くても10万~20万個の枕が売れる時代。売り切るのは決して不可能ではない」と意気込んでいる。


ヘチマ枕を手に、優れた性能を語る辻社長=近江八幡市安土町のヘチマ畑で
# by azch | 2011-10-17 23:56 | 安土町商工会 | Trackback | Comments(0)
アスクネイチャー・ジャパン連携調印式
滋賀で発足アスクネイチャー・ジャパン

=自然の知恵生かした未来へ 知識集積、人材育成、産業醸成=

産官学民が協働して自然の知恵から学ぶ地域社会づくりをめざして、「NPO法人アスクネイチャー・ジャパン」との連携協定調印式が七日、近江八幡市のホテルニューオウミであった。
協定は、これまで資源の宝庫として消費し続けてきた自然を、知恵の宝庫として見直し、その応用による技術、産業、ライフスタイルなどの変革の必要性を訴え、自然との共生による活力ある地域社会づくりへのネットワーク構築をうたっている。

NPO法人アスクネイチャー・ジャパンと、自然模倣による持続可能な人間システムデザインを手掛けるバイオミミクリー研究所(米国)、近江八幡市、滋賀経済同友会、近江八幡商工会議所、滋賀県立大学環境共生システム研究センター、滋賀職業能力開発短期大学校、近江八幡エコリージョン推進協議会の八団体が調印した。
同法人の仁連孝昭理事長は、「東日本大震災を悲観的にではなく、そこから新しい世界をつくるきっかけにしたいと思い法人を設立した。自然の資源は永遠に使えない。自然にある無限の英知に根ざした文明に変換する契機。多様な生命が長らえてきたのは、自然と共存する知恵を生み出してきたから。その知恵を私たちの文明に生かして行く技術・システム・人材を育てて行くことが使命」と法人設立の経過を説明し、「東京ではなくて滋賀で始まったのは、新たな文明が生まれる象徴」と設立・連携の意味を強調した。

今後、近江八幡商工会議所内に事務局を置き、自然の知恵から発掘した知識基盤を誰もが利用できるようにして、人材育成・新産業・社会システムの構築を進める。
法人には県内の企業、大学、関係機関などから四十人あまりが参加している。また、バイオミミクリーの提唱者でバイオミミクリー研究所代表のジャニン・ベニュス氏、東北大の石田秀輝教授と中静透教授らがアドバイザーとして参画している。また、滋賀県の後援を受ける。

調印式のあと、仁連孝昭理事長とジャニン・ベニュス氏による記念対談や、ホウセンカのら旋状に並ぶ葉の特性や昆虫の複眼の構造を取り入れ屋根に乗せないソーラープランツ一本で一家庭分の発電をめざした「集光型太陽光パネル」の紹介もあった。
バイオミミクリー技術の例として、カワセミのくちばしの形状を模倣することで騒音と電力使用量を削減した新幹線や、ハスの葉の構造を利用した雨で汚れの落ちる建築外装塗料などがある。
# by azch | 2011-10-15 23:07 | 安土町商工会 | Trackback | Comments(0)
安土城考古博物館の秋季特別展
東日本大震災の復興を祈念して「武将が縋った神仏たち」開催
=安土城考古博物館の秋季特別展=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)の秋季特別展「武将が縋(すが)った神仏たち」(滋賀報知新聞社など後援)が、十五日から始まる。十一月二十日まで。
武将達が戦勝を祈願するため崇拝した「軍神」。地蔵菩薩や毘沙門天が「勝軍地蔵」や「刀八毘沙門天」といった戦に特化する神仏に名称を変え、「飯縄(いずな)権現」や「妙見菩薩」のように本来の利益(りやく)に戦勝の利益を付け加えて信仰を集める神仏が出現するなど、戦乱の広がりと共に全国に広まっていく。

本来、殺生を忌むはずの神仏だが、戦乱の世を必死に生き抜こうとする武将にとって、軍神は勝利への精神的な支えとなった。さらに、織田信長、豊臣秀吉、徳川家康といった天下人は、武将自身が神として祀られるようになる。
今回の展示では、軍神信仰の成立から天下人の人神化に至る過程をたどりながら、日本人の精神世界の一端を紹介している。軍神をテーマとした展覧会は、全国初。
また、今特別展示には東日本大震災で被災した寺院からも軍神が出品されている。いずれの軍神も、その根元は自然に根ざした慈悲の神仏であることから、戦いや自然災害を超えた共生の精神で、被災地の一日も早い復興を祈る。
展示は、「八幡大菩薩」、「勝軍地蔵(愛宕権現)と飯縄権現」、「妙見菩薩とその周辺」、「天部の諸尊」、「軍神信仰から人神化へ」の五部構成で、重要文化財の日牟禮八幡宮「木造男神坐像」(近江八幡市)や大将軍八神社「木造大将軍神像」(京都府)、達磨寺「木造聖徳太子坐像」(奈良県)、西教寺「絹本著色豊臣秀吉像」(滋賀県)など全国からの約六十点で、途中展示替えで紹介する。

また、会期中には、静岡大学名誉教授の小和田哲男氏による記念講演会「戦国武将が縋った軍神たち」(十一月六日)をはじめ、博物館講座「飯縄信仰とは何か?」(十月十六日)・「妙見菩薩の信仰と造形」(十月三十日)・「聖地と城郭――武将の統治戦略――」(十一月二十日)、ギャラリー・トーク(十一月三日)が開かれる。
同館は月曜日休館。入館料は、大人八百六十円、高大生六百十円小中生四百円、県内高齢者四百六十円。問い合わせは、滋賀県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424 ホームページhttp://www.azuchi-museum.or.jp/)へ。



テーマ展「信長家臣団」天下統一を支えた12人
=県立安土城考古博物館=


県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)のテーマ展「信長家臣団」が、このほど開幕した。十二月二十七日まで。
織田信長の天下統一事業を支えていた有能な家臣を、働きやありかたで兄弟や子息、部将、馬廻衆、外様衆、吏僚などに分類し、有名武将から知名度は低いけれど重要な役割を果たした人物まで十二人の、それぞれの役割分担や活躍を十四点の資料で紹介している。
同館は月曜日休館。入館料は大人四百円(十二月三日以降は四百五十円)、高大生二百五十円、小中学生・障害者・県内在住六十五歳以上無料。
問い合わせは、県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)へ。

# by azch | 2011-10-13 23:12 | 観光ネットワーク | Trackback | Comments(0)
公開事業診断 その2
4事業が「不要」判定 近江八幡市公開事業診断

=14事業を“仕分け人”14人で 縦割り、戦略など課題浮き彫り=

近江八幡市の公開事業診断が一日に市文化会館であり、市が提示した十四事業のうち「たばこ販売促進会育成」「すくすく育児支援金」「証明書自動交付」「安土やすらぎホール施設維持管理」の四事業が『不要』と判定された。あと、『現行通り』一事業、『見直し』七事業、『民間委託』二事業という結果となった。
公募による市民委員四人と県内外から招いた“仕分け人”十二人、十四人の診断員が七人ずつ二班に分れ、各事業について市担当者から説明を聞き、事業の目的、妥当性、効果、効率性、最も望ましい事業主体などについて質疑応答を行い、(1)不要(2)国・県・広域実施(3)現行通り(4)内容・規模見直し(5)民間委託化・民間委託の拡充の五段階の札を使って、多数決で判定した。

地元購買促進や環境美化活動などを補助している「たばこ販売促進会育成」事業は、▽妥当性がない▽たばこの害が明白で、税収増を考慮しても販売促進に加担することの説明責任が果たせないなど。

三人目以上の子どもの養育支援として八万円が支給されている「すくすく育児支援金」事業は、▽根拠が曖昧▽有効性が検証されていない▽国の施策と重複▽三人目を産む理由にならない▽他のサービスに振り替えなど。

住基カードの利用促進やサービス向上のための証明書自動交付機を設置する「証明書自動交付」事業は、▽費用対効果がない▽代替措置の検討など。

高齢者事業や環境学習などに使用され、安土町老人クラブ連合会に維持管理業務が委託されている「安土やすらぎホール施設維持管理」事業は、▽市は不要、地域は必要▽十分活用されていない▽地元譲渡や民間発想への前向きな検討など。

コーディネーターを務めた黒越頼雄氏(香芝市)は講評の中で、合併後の旧安土町と旧近江八幡市の地域間格差が顕著に表れている点を指摘した。

石井良一氏(滋賀大)は診断を通して気づいた、安土の良いサービスを近江八幡市全体に広げる(通園バスなど)、縦割り事業の整合(バス事業)、市文化・観光戦略の作り直し(匠の里・文化会館・バスなど)の三点を今後の課題に挙げ、「(方向性を示した)今回の結果を十分に生かして、事業の見直しに取り組み、良い成果を出してください」と締めくくった。

事業診断結果は、次の通り。
【不要】
たばこ販売促進会育成事業▽すくすく育児支援金事業▽証明書自動交付事業▽安土やすらぎホール施設維持管理事業
【国・県・広域実施】
なし
【市実施(現行通り)】
特別支援教育推進事業(特別支援教育支援員配置)
【市実施(内容・規模見直し)】
匠の里施設維持管理・運営管理事業▽通園バス運行事業▽スクールバス運行事業▽防災活動事業▽商工業振興事業▽敬老祝金事業▽青少年対策事業
【市実施(民間委託化・民間委託の拡充)】
文化会館管理・自主事業▽福祉バス運行事業(市所有、平成九年購入)

# by azch | 2011-10-07 23:51 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
近江八幡市 公開事業診断
近江八幡市 今年も公開事業診断

=14事業を仕分け 一般公開で 必要性やあり方検討=
事業の必要性やあり方について検討する近江八幡市の「公開事業診断」が、十月一日午前九時二十分から市文化会館で開かれた。だれでも傍聴できる。
公募による市民委員四人、有識者八人、コーディネーター二人の十四人の委員が七人ずつ二班に分れて、市行政改革推進本部会議で決定した十四事業、約一億三千八百七十万円分について診断された。
診断結果は、次年度以降の予算編成に生かされる。


公開事業診断スケジュール
【第1会場 小ホール】
開会・概要説明            9時20分
1、匠の里施設維持管理・運営管理   9時50分
2、文化会館管理・自主事業      10時40分
3、たばこ販売推進会育成       11時半
4、通園バス運行           13時
5、スクールバス運行         13時50分
6、福祉バス運行           14時50分
7、すくすく育児支援金        15時40分
総評・閉会              16時半) 

【第2会場 オーケストラ練習室】
8、防災活動              9時50分
9、証明書自動交付           10時40分
10、商工業振興            11時半
11、安土やすらぎホール施設維持管理  13時
12、敬老祝金             13時50分
13、特別支援教育推進         14時50分
14、青少年対策            15時40分



(中日新聞)その事業は必要? 近江八幡の市民代表ら“診断”

近江八幡市の公開事業診断が1日、同市文化会館であり、学識経験者や市民代表ら計12人の診断員が2班に分かれ、市文化会館の管理方法など計14の事業の判定をした。市は、診断結果や議論を踏まえ今後の方針を決める。

市文化会館事業は、5人が運営を民間委託すべきだなどとし、1人が内容や規模を見直すべきだとした。
診断員らは「施設が必要かどうか市民アンケートをすべきだ」「民間のノウハウを生かすべきだ」と指摘。コーディネーターの石井良一・滋賀大地域連携センター特任教授は「市が文化のプロモーション役となり、民間の力を借りながら良い方向に変えていくのがよい」と提案した。

2003年8月から実施している住民基本台帳カードによる証明書自動交付は、5人が不要、1人が内容の見直しと診断された。「現在の利用状況では費用対効果のメリットがなく、独自カード導入などの運用改善をしない限り不要」との意見があった。



# by azch | 2011-10-03 22:37 | まちづくり研究会 | Trackback | Comments(0)
安土地域伝統文化のつどい その2
地域の宝 守り伝えよう 安土地域伝統文化のつどい

=祭礼の鉦・太鼓や雅楽演奏=

(滋賀報知新聞)

第二回安土地域伝統文化のつどい」が先月二十五日に安土町下豊浦の安土B&G海洋センターで開催された。
地域に伝わる伝統行事を広く紹介することで、地域の宝として次代へ継承しようと、近江八幡市と安土町商工会・観光協会・地域自治区自治会長連絡会が「近江八幡市地域文化の伝承実行委員会」(委員長・三村善雄商工会長)を組織して昨年から開催している。

今回登場したのは、沙沙貴神社(常楽寺)「鉦と太鼓」、熊野神社(香庄)「太鼓と松明」、奥石神社(東老蘇)「雅楽 剣の舞 湯立神楽舞」、さらに旧近江八幡市側から浅小井町の「浅小井祇園囃子」も参加し、伝統文化による地域交流も行われた。また、狂言愛好家による狂言や観光協会の「カフェらんまる」などもつどいに華を添えた。
沙沙貴神社「鉦と太鼓」では、下豊浦地区の人たちが舞台で迎えの鉦と太鼓を打ち鳴らすと、常浜から三艘の和船に分乗した常楽寺地区と慈恩寺地区の人たちが夕闇に染まる西の湖上で鉦と太鼓を打ち鳴らしながら舞台をめざす演出で会場は盛り上がり、上陸後は三地区合同で祭礼を披露した。

会場には大勢の家族連れらが詰めかけ、ヨシうどんや焼きだんごにヨシ茶、ヨシ入り米粉シフォンケーキなど、地元の味覚に舌鼓を打ちながら、伝統文化に親しんだ。




同日開催
茂山千五郎家が奉納狂言 笑いで観客を魅了

=ゆかりの沙沙貴神社で=
会場を笑いの世界に引き込んだ「千鳥」の一場面◇東近江・近江八幡
近江八幡市安土町常楽寺の沙沙貴神社で先月二十五日、狂言大蔵流の名門・茂山千五郎家による奉納狂言会が開かれ、市内外から集まった人たちや狂言ファン約三百人が、狂言の醍醐味を楽しんだ。
茂山家は、元々は佐佐木姓であった祖先が茂山家に養子縁組みしたことから始まったとされ、佐佐木源氏発祥の地と知られる沙沙貴神社の家紋「四つ目紋」と茂山家の家紋「四つ目菱」とが類似している点でも、そのつながりをうかがわせる。そのことが縁で、今回の奉納狂言が実現した。

奉納狂言会を観ようと集まった観客 奉納狂言の舞台となった拝殿では「千鳥」(茂山千五郎・茂山正邦・佐々木千吉)、「しびり」(茂山竜正・茂山虎真)、「水掛聟(みずかけむこ)」(茂山七五三・茂山茂・山下守之)の三曲が千五郎家三代と一門により演じられ、滑稽な台詞とユーモラスな演技に、客席は大きな笑い声と笑顔であふれた。
# by azch | 2011-10-01 22:27 | 安土観光拠点 | Trackback | Comments(0)
安土伝統文化のつどい 2011
「かがやけ安土の伝統文化、つなげよう地域の宝」2011年安土地域伝統文化のつどい

昨年につづき2回目の開催となり、今年は9月25日(日)「西の湖ヨシ灯り展」との同時開催にて、実行委員会にて準備をしてきました。
「かがやけ安土の伝統文化、つなげよう地域の宝」のスローガンの元、安土地域の地域伝統の行事や文化を子供たちや地域の皆さんに知っていただき、将来に引き継いでいくために、また祭りの日が重なっているためにお互いに見に行けないことが多いので,こういう機会に交流が進むことを目的として開催しています。

今年の出し物も、各地域から素晴らしい本物を披露いただき、地元安土の方でも初めて見る催しで、残念ながら曇り空で「西の湖の畔で、八幡山に沈む西の湖夕日をバックに」の構想はまた来年に持ち越しとなりましたが、500人以上の来場の皆さんも大満足でした。

スタートは、
下豊浦の神社に伝わる「迎えの鉦と太鼓」に迎えられ、三艘(本社・聖社・若宮の三社の神輿の意)の和船によって、常楽寺港から会場に(20余名が正装で)乗り込むという、今年の目玉企画も大成功でした。
常楽寺区の今年(正確には沙沙貴神社氏子)の出し物は「沙沙貴祭り・鉦と太鼓の伝承」(沙沙貴祭りの若衆による『御殿舞』踊り)でした。




香庄地区の熊野神社の松明と太鼓は、この日のために制作された特別の松明の奉火と、地区40名以上が大太鼓を担いで会場を練り歩き、伝承されてきた大太鼓演武は迫力満点で、伝統に守られた由緒ある内容でした。


また、旧近江八幡地域浅小井長の祇園囃子は、安土だけでなく近江八幡全域から参加いただく第一歩として賛同いただき実現しました。
戦後途絶えていたものを、平成10年に浅小井祇園囃子の会「湖月」として近年有志にて復活され、当日は浅小井に残された「サクラばやし」と、他の曳山のお囃子「お越し太鼓、水口ばやし」が本格的に演奏されました。


東老蘇地区の奥石神社の雅楽は、奥石神社で祭礼において100年以上も続けられてきた奏楽「越天楽」の演奏と「剣の舞」、及び釜の水を湯立てをし無病息災を願う「湯立神楽舞」
は本格的なレベルであり、普段年数回の祭礼時に老蘇の森でしか見ることのできないる素晴らしい内容でした。

彦根よりお招きした狂言は「梟ふくろう」と「濯ぎ川」は、信長公が愛した有名な幸若舞「敦盛」に由来している「能と狂言」を安土伝統文化に是非登場させたいと考え実現しました。信長公が眺めた「夕日の西の湖」を背景に、普段ほとんど見ることのない文化を体験し、新しい文化の育成と伝承の可能性を期待させるものでした。


           公演内容
1.沙沙貴祭り鉦と太鼓の伝承・下豊浦迎えの鉦と太鼓
2.狂言「梟」(ふくろう)
3.香庄 熊野神社の松明と太鼓
4.浅小井 祗園囃子
5.東老蘇 奥石神社の雅楽と剣の舞及び湯立神楽舞
6.狂言「濯ぎ川」

# by azch | 2011-09-28 22:48 | 安土観光拠点 | Trackback | Comments(0)
西の湖ヨシ灯り展 その3
第5回西の湖ヨシ灯り展 個性あふれる314点
 
=よしきりの池に幽玄の世界=

自然と調和した懐かしい未来」をテーマに、西の湖の自然と環境にふれる「第五回 西の湖ヨシ灯り展」(同展実行委員会主催、近江八幡市・近江八幡市教委共催、県・県教委・財団法人国際湖沼環境委員会・NPO法人日本国際湿地保全連合後援)が、二十四・二十五日の二日間、近江八幡市安土町下豊浦のよしきりの池と安土B&G海洋センター一帯周辺で開かれた。

今回は、市内外の小学生から大学生、環境や高齢者などの市民団体、一般市民らによってヨシを使って製作された灯りのオブジェ三百十四点(小学生二百二十九点、中学生三十二点、高校生十点、大学生九点、一般三十四点)が出品された。
昨年の百三十七点の二倍を上回り、その数だけでなく、作品の内容や個性、完成度、芸術性など、回を重ねるごとにハイレベルになってきた。

よしきりの池の周囲には大学生の芸術性豊かな作品、工業高校生らしい趣向を凝らした作品、地元老人クラブによる共同作品「三重の塔」、子どもたちの力作の数々が展示され、夕暮れからは作品に灯がともされると、秋の夜風に灯りが揺れ、大勢の家族連れらが作品と幽玄の世界に酔いしれた。
また、あずまや葦壁や壁下地といったヨシの「新たな試み」を提案する作品も人々の関心を集めていた。

日中には、地元企業や商店、観光・環境団体による和船で行く西の湖巡りや特産品販売、ヨシペン画教室、ヨシ笛コンサート、環境のつどいなども開かれ、参加者は西の湖で自然とのふれあいを楽しんだ。

同展の入賞者は次の通り。敬称略。
【滋賀県知事賞】小学校の部 コスタ・アケミ(安土六年)▽大学の部 古谷昌典(成安造形)▽一般の部 武田克史

【近江八幡市長賞】小学校の部 瀬海由茉(安土六年)▽大学の部 中川果鈴(成安造形)▽一般の部 深尾絹枝(常楽寺東横町老人クラブ)

【近江八幡市教育長賞】小学校の部 中村友海(岡山一年)▽中学校の部 井手吉道範ほか(安土)▽高校の部 山本千尋ほか(八幡工業)▽大学の部 布村恵利子(成安造形)▽一般の部 西村紀香(親子ものづくり塾)

【西の湖賞】小学校の部 野田咲幸・林建至・水遥奈・牛山あみ・深尾悠美(安土六年)伊達朱里(老蘇四年)堀口寧々・泉武登・吉本菜央(馬淵五年)内田柊花(武佐二年)▽中学校の部 小寺大樹(安土)北川奈々ほか(八幡)▽大学の部 鑓田彩ほか・江濱沙依子ほか(成安造形)▽一般の部 松本葉月(八幡西中教諭)片岡久美

# by azch | 2011-09-27 22:32 | 西の湖環境保全 | Trackback | Comments(0)
西の湖ヨシ灯り展
観光協会HPより紹介
動画と写真をすべてお任せしている「柴垣さん」の当日の素晴らしい雰囲気を…


西の湖ヨシ灯り展が9月24日(土)、25日の二日間、よしきりの池一帯で開催され、いつもは静かな池周辺が多くの見学者で賑わいました。 幻想的でまるで別世界へきた感じになります。
今回は314点出品され、滋賀県知事賞3点、近江八幡市長賞3点、近江八幡教育長賞5点、西の湖賞16点が受賞されました。

滋賀県知事賞 一般の部中央の大型、その左は近江八幡市教育長賞

滋賀県知事賞 大学の部 右の大型 西安造形大学

滋賀県知事賞 小学校の部 安土小学校6年
 
近江八幡市長賞  成安造形大学

近江八幡市長賞  常楽寺東横町老人クラブ

一般の部 常楽寺東横町老人クラブ


幻想的な会場



秋の夕暮れに315個の明かり 「西の湖ヨシ灯り展」
京都新聞

池の散策道に並んだ明かり(24日午後6時20分、近江八幡市安土町下豊浦・よしきりの池)
ヨシを使った造形作品の明かりが湖畔を彩る恒例の「西の湖ヨシ灯(あか)り展」が24日、滋賀県近江八幡市安土町下豊浦の西の湖近くにあるよしきりの池で始まった。過去最多の315個の明かりが秋の夕暮れに浮かび上がり、幻想的な雰囲気を醸し出した。
作品は市民が制作した。三角形を何層も重ねたり、家や船をかたどったりしており、電球を仕込んでいる。池沿いに並んだ明かりが午後6時にともり、池のヨシ原を彩った。
25日まで。作品は午前9時から展示しているが、点灯は午後6時~9時。市などの実行委員会が主催している。入場無料。


西の湖ヨシ灯り展:幻想的、小中学生ら制作のオブジェ314点展示 /滋賀

西の湖周辺に自生するヨシの造形物をつくり、ライトアップする「西の湖ヨシ灯(あか)り展」が24日、近江八幡市安土町下豊浦の「江ノ島よしきりの池」周辺で始まった。
地元有志らでつくる実行委員会が開催。地元小中学生や市民らが作った高さ50センチ前後から2メートル以上のオブジェなど314点がヨシ原に展示され、夜間は点灯する。愛知県一宮市の関谷秀二さん(75)は「俳句を詠み琵琶湖の風景が大好きで何度も来ているが、特にヨシ灯りは幻想的で素晴らしい」と話していた。25日まで。ライトアップは午後6~9時。



初秋の西の湖をヨシランプがやさしく照らし出す「西の湖ヨシ灯り展」が近江八幡市のよしきりの池周辺で開催された。
今年で5回目を迎えるこのイベントは西の湖周辺に自生し美しい風景をうみだしてきたヨシの環境浄化作用と、西の湖の美しい景観を見直してほしいと企画されたもの。
会場ではヨシ笛コンサートやヨシペン画教室、和船に乗って西の湖観察会などヨシや環境にまつわるイベントが催され、楽しみながら学ぶことができる。
夕暮れとともに約300個のヨシランプが会場をやさしく照らし出し、訪れた人を魅了していた。
西の湖ヨシ灯り展 実行委員会 TEL:0748-46-7205



# by azch | 2011-09-26 22:23 | 西の湖環境保全 | Trackback | Comments(0)
西の湖 ヨシ灯り展
第5回 「西の湖 ヨシ灯り展」~自然と調和した懐かしい未来~

対象 子どもや親子
分野 自然や環境を学ぶ
開催期間  2011年09月24日~2011年09月25日  
開催時刻  9時~21時  9月24日、夕方6時からオープニングセレモニーを行います。
開催場所  安土 江ノ島 よしきりの池 ( 安土B&G 海洋センター付近 ) 一帯
(近江八幡市安土町下豊浦 江ノ島地先)

講座内容
◎ヨシ造形とヨシ灯り展
 作品コンクールを同時開催 両日 午前9:00~午後9:00、
 オープニングセレモニー 24日午後6:00~午後7:00

◎西の湖観察会 ( 和船 )
 24日午後3:00~午後5:30 25日午前11:30~午後3:00
 和船による西の湖めぐり ( ヨシ群落など観察 )

◎特産品販売
 24日午後4:00~午後8:00 25日午後4:00~午後8:00
 ヨシをつかった特産品の販売

◎ヨシ笛コンサート
 24日午後5:30~6:00
 演奏者:近藤ゆみ子先生と「西の湖の風」の皆さん

◎ヨシ ペン画 教室
 24日午後3:00~5:30
 ヨシペンを使って画をかく体験学習
 指導: 井上 弘先生

申込方法 当日現地 チラシ
申込先  「西の湖ヨシ灯り展」実行委員会
〒521-1392 住所:滋賀県近江八幡市安土町小中1番地
電話:0748-46-7205  FAX:0748-46-6146
# by azch | 2011-09-23 23:28 | 西の湖環境保全 | Trackback | Comments(0)
西の湖ヨシ灯り展&安土地域伝統文化のつどい
西の湖ヨシ灯り展 24・25日 西の湖周辺

=「自然と調和した懐かしい未来」へ「西の湖自然学校」「安土伝統文化のつどい」も同時開催=

西の湖の自然と環境にふれる「第五回 西の湖ヨシ灯り展」(同展実行委員会主催、近江八幡市・近江八幡市教委共催、県・県教委・財団法人国際湖沼環境委員会・NPO法人日本国際湿地保全連合後援)が、二十四・二十五日の二日間、「自然と調和した懐かしい未来」をテーマに、近江八幡市安土町下豊浦のよしきりの池、安土B&G海洋センター一帯を会場に開催される。

今年は市の事業「西の湖自然学校」にも位置付けられ、市内の小中学生をはじめ、県内の高校生から大人までの個人・団体によるヨシを使ったオブジェがよしきりの池周辺にずらりと展示され、午後六時から各作品が点灯される。
目の前に広がる幻想的な世界を楽しみながら、琵琶湖の水環境や生態系、地域の人々の暮らしや産業に大きな役割を果たしているヨシ帯の保全や再生など「自然と調和した懐かしい未来」について考えてもらう。

二十四日はヨシ造形とヨシ灯り展(9―21時)、和船による西の湖めぐり・ヨシペン画教室(15時―17時半)、ヨシを使った特産品販売(16―20時)、ヨシ笛コンサート(17時半)、オープニングセレモニー(18時)がある。




二十五日はヨシ造形とヨシ灯り展(9―21時)、和船による西の湖めぐり(11時半―15時)、ヨシを使った特産品販売(16―20時)。
また、二十五日午前九時半からは安土B&G海洋センターで近江八幡市安土地域環境保全美化推進地域ネットワークによる「環境のつどい」が開かれ、市民自然観察会及び日本国際湿地保全連合会の辻井達一会長による講演がある。
二十五日午後四時からは同じく安土B&G海洋センターで「第二回安土伝統文化のつどい」(近江八幡市地域文化の伝承実行委員会主催)が関連イベントとして開催される。
今回登場するのは、沙沙貴神社「鉦と太鼓」、熊野神社「太鼓」「松明」、奥石神社「神楽」、「浅小井祇園囃子」。ほかに、狂言愛好家による狂言「梟(ふくろう)」「濯ぎ川」。
「カフェらんまる」も午後三時から七時まで同時開催。


問い合わせは、「西の湖ヨシ灯り展」は実行委員会TEL0748―46―7205、「安土伝統文化のつどい」は実行委員会TEL0748―36―5529へ。
# by azch | 2011-09-21 22:35 | 西の湖環境保全 | Trackback | Comments(0)
県立安土城考古博物館
シルバーウィークは安土城考古博物館へ

=1500年前の胄で記念写真、ゆるキャラ命名、コンサートなど=

県立安土城考古博物館(近江八幡市安土町下豊浦)は、十七日からのシルバーウィーク(十七―二十五日)に、期間限定の特別サービスを行う。

【カブっちやおう!! 冑(カブと)を被(カブ)って記念撮影】
栗東市の新開古墳で見つかった約千五百年前(古墳時代)の甲冑(重要文化財)を元に復元製作した冑を被って、常設展示中の古墳時代の復元馬と記念撮影。
また、通常は撮影禁止の展示室のうち、第一常設展示室内の当館所蔵資料限定で、▽フラッシュ等を使用しない▽他の入館者の迷惑にならない▽私的利用に限ることを条件に撮影が許可される。携帯待ち受け画面や、パソコンの壁紙にできる。
開催日は十七・十八・十九・二十三・二十四・二十五日。事前申し込み不要。

【目指せ!ゆるキャラ名付け親!!】
現在、同館がオリジナルグッズ等で売り出し中のキャラクターの愛称を広く公募する。
 応募はシルバーウィークの開館時間中に、常設展示室または企画展示室を見学し、望楼下ロビーに備え付けの応募用紙に、必要事項とキャラクター名(未発表のもの)を記入して応募箱へ。複数応募も可。

愛称募集中の安土城考古博物館オリジナルキャラクター 

同館関係者による選考を行い、十月十五日の秋季特別展観覧会オープニングセレモニーの中で発表し、採用者には豪華賞品がプレゼントされる。

【特製オリジナルグッズプレゼント】
期間中、毎日、入館者先着五十人にもれなくプレゼント。

【野外コンサート】
二十三日午後一時半からエントランスホールで、Mapleによる「箏」の演奏と、復元した古墳時代の琴の展示・解説がある。
また中庭では、地元のバンドWaterGardenによる歴史をテーマにしたオリジナル曲演奏会も。
入館料は、大人四百五十円、高大生二百五十円、小中生・障がいのある人・県内在住の六十五歳以上は無料。

問い合わせは、県立安土城考古博物館(TEL0748―46―2424)まで。

# by azch | 2011-09-17 22:26 | 安土観光拠点 | Trackback | Comments(0)


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